「Google Pixel 7a」実機でAnTuTuベンチマークスコア計測!Xiaomi 13TやAQUOS sense8と比較【Tensor G2搭載】

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この記事には「Google Pixel 7a」実機でAnTuTuベンチマークスコアを計測した状況を紹介しています。

やすスマ

どうも、ガジェットブロガーのやすスマ(X:@yasu_suma)です。

「Google Pixel 7a」は、Tensor G2搭載でパフォーマンスが気になるところです。AnTuTuベンチマークを連続計測したので、ベンチスコアの状況等が気になる場合はぜひご覧ください。

目次

「Google Pixel 7a」実機でAnTuTuベンチマークスコアをチェック!

「Google Pixel 7a」実機でAnTuTuベンチマークスコアをチェック!

Google Pixel 7a」は2023年5月発売の5Gスマートフォンです。今回はGoogleストアでオープンマーケットモデルを購入しています。

なお、「Google Pixel 7a」はNTTドコモ/au/SoftBankのキャリアからも発売されています。

「Google Pixel 7a」はPixel 7やPixel 7 Proと同じTensor G2を搭載。そのパフォーマンスが気になるところですね。

初期設定後のAnTuTuベンチマークスコア計測ではスコアが伸びず

まず、初期設定を済ました後にAnTuTuベンチマークスコアを計測してみた結果が次の通り。

初期設定後のAnTuTuベンチマークスコア計測ではスコアが伸びず

『あれ?Tensor G2搭載でこのぐらいのスコアなん?』って感じますよね。Google Pixel 6aとそれほど変わらないスコアです。

さらに連続計測を重ねていくとスコアは徐々にダウン。予想よりも低いスコアということで、最新アップデートを適用し、端末をクールダウン。

機内モードに設定して、ふたたびベンチマークスコアを計測しました。

ふたたびベンチマークスコアを計測

3回連続でベンチマークスコアを計測しています。スコア変動に加えて、発熱状況も注目してみてください。

「Google Pixel 7a」の実測AnTuTu V9ベンチマークスコアは約68万

「Google Pixel 7a」の実測AnTuTuベンチマークスコアは約68万

この計測での「Google Pixel 7a」のAnTuTu V9ベンチマークスコアはおよそ68万。最初に計測したスコアよりは明らかに向上しています。

要因の切り分けはできていませんが、AnTuTuベンチマークしたくてたまらない場合でも、いきなり回すよりも、アップデート適用してトライした方がベターかもしれません。

また、今後のアップデートによるチューニングでのスコア上昇にも期待したいところです。

計測を重ねるごとにベンチマークスコアは徐々にダウンしています。モニタリング温度は40℃以下で推移し、実際に触っていてもフレーム部分を中心にそれなりの発熱を感じるレベルです。

比較対象になりそうな「AQUOS sense8」や「Xiaomi 13T」などのAnTuTuベンチマークスコアと比較しておきます。

「AQUOS sense8」のAnTuTu V9ベンチマークスコアと比較

AQUOS sense8

AQUOS sense8」は2023年11月発売の5Gスマートフォン。

SoCは「Snapdragon 6 Gen1」搭載で従来モデルからパフォーマンスがアップしています。そのAnTuTuベンチマークスコアは以下のとおりです。

「AQUOS sense8」のAnTuTuベンチマークスコア

「AQUOS sense8」のAnTuTuベンチマークスコアはおよそ47万。スコア自体は高くはないですが発熱少なめで動作が安定していることが魅力です。

他には159gの軽量ボディ、バッテリー持ちの良さなどが主な魅力のスマートフォンです。

「Xiaomi 13T」のAnTuTu V9ベンチマークスコアと比較

「Xiaomi 13T」のAnTuTu V9ベンチマークスコアと比較

Xiaomiのニアハイエンドスマホ「Xiaomi 13T」のAnTuTuベンチマークスコアも紹介しておきます。

「Xiaomi 13T」の実測AnTuTuベンチマークスコア

「Xiaomi 13T」の実測AnTuTuベンチマークスコアはおよそ82.6万。「Dimensity 8200-Ultra」搭載で「Google Pixel 7a」のスコアを上回っています。

筐体サイズの違いはありますが、負荷のかかる連続計測でも発熱はそれほど大きくなく、スコアは安定していることが分かります。

日本版「Xiaomi 13T」の一括価格は74,800円で、両機の価格帯は近いのでバチバチの比較対象になりそうです。

「motorola edge 40」のAnTuTuベンチマークスコアと比較

「motorola edge 40」のAnTuTuベンチマークスコアと比較

次に、「motorola edge 40」のAnTuTuベンチマークスコアも紹介します。SoCには「Dimensity 8020」を搭載しています。

「motorola edge 40」の実測AnTuTuベンチマークスコアは以下の通り。

「motorola edge 40」の実測AnTuTuベンチマークスコア

3回連続計測で、1回目の計測では「Google Pixel 7a」のスコアに近いですが、2回目以降のスコアダウンが大きいです。

軽量薄型ボディでもあって発熱がそれなりにあることが影響した可能性があります。

なお、実施の使用場面では、ライトな用途であれば「Google Pixel 7a」とそれほど大きな体感差はありません。

「Nothing Phone (2a)」のAnTuTuベンチマークスコアと比較

「Nothing Phone (2a)」のAnTuTuベンチマークスコアと比較

高コスパで評判の「Nothing Phone (2a)」のAnTuTuベンチマークスコアも紹介します。

「Nothing Phone (2a)」のAnTuTuベンチマークスコア

SoCには「Dimensity 7200 Pro」を搭載していて、実測スコアはおよそ58万です。

発熱少なめで動作が安定していることが魅力です。ライトな用途であれば快適に使えるスマートフォンです。

「OPPO Reno10 Pro 5G」のAnTuTuベンチマークスコアと比較

「OPPO Reno10 Pro 5G」のAnTuTuベンチマークスコアと比較

OPPOブランドのミドルハイスマホ「OPPO Reno10 Pro 5G」の実測AnTuTuベンチマークスコアは以下の通り。

「OPPO Reno10 Pro 5G」の実測AnTuTuベンチマークスコア

「OPPO Reno10 Pro 5G」の実測AnTuTuベンチマークスコアは50万弱。スコアは安定していますが、ベースのパフォーマンスはやはり「Google Pixel 7a」の方が上です。

なお、「OPPO Reno10 Pro 5G」はSoCに「Snapdragon 778G」を搭載しています。

「Google Pixel 7a」の内部ストレージはかなり高速!

文句なしのストレージ速度

なお、AnTuTuアプリでストレージ速度もチェックしたところ、文句なしの速度です。少し前のハイエンドスマホかと思うほどです。

まぁ、実際の全体的な使用感も、Snapdragon 695 5G搭載のミドル機と比べると動作はかなり軽快です。

ウェブ閲覧や動画視聴などのライトな用途はもちろん快適で、多くのユーザーが満足できるレベルの性能でしょう。

Androidデバイスの実測AnTuTu V9ベンチマークスコア

他のAndroidデバイスのAnTuTu V9ベンチマークのおよその実測スコア例は以下のとおりです。

機種名SoCAnTuTuスコア
REDMAGIC 9 ProSnapdragon 8 Gen31,620,000
Zenfone 10Snapdragon 8 Gen21,250,000
Xiaomi 13T ProDimensity 9200+1,200,000
Xiaomi 12T ProSnapdragon 8+ Gen 11,080,000
POCO X6 Pro 5GDimensity 8300-Ultra1,030,000
realme GT 2 ProSnapdragon 8 Gen 1990,000
POCO F5Snapdragon 7+ Gen2950,000
Xiaomi 13TDimensity 8200-Ultra826,000
Zenfone 8Snapdragon 888780,000
Pixel 8Tensor G3770,000
POCO X4 GTDimensity 8100760,000
Pixel 7aTensor G2680,000
POCO F3Snapdragon 870680,000
Redmi Note 13 Pro+ 5GDimensity 7200-Ultra620,000
Xiaomi 11TDimensity 1200-Ultra600,000
Pixel 6aTensor590,000
Nothing Phone (2a)Dimensity 7200 Pro580,000
POCO X3 GTDimensity 1100570,000
Xiaomi Pad 5Snapdragon 860570,000
Xiaomi 13 LiteSnapdragon 7 Gen1560,000
Mi 11 Lite 5GSnapdragon 780G500,000
realme 9 Pro+Dimensity 920490,000
OPPO Reno 10 Pro 5GSnapdragon 778G490,000
AQUOS sense8Snapdragon 6 Gen1470,000
Redmi Note 11 Pro 5GSnapdragon 695390,000
Redmi Note 13 ProHelio G99-Ultra390,000
Redmi 12 5GSnapdragon 4 Gen2390,000
OPPO Reno5 ASnapdragon 765G380,000
OPPO A79 5GDimensity 6020310,000

筆者実施の計測ベースで見ると、Snapdragon 870搭載のPOCO F3と同等のスコア結果です。

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まとめ:「Google Pixel 7a」実機でAnTuTuベンチマークスコアをチェック!

まとめ:「Google Pixel 7a」実機でAnTuTuベンチマークスコアをチェック!

以上、「Google Pixel 7a」実機でAnTuTuベンチマークスコアを計測した状況について紹介しておきました。

Pixel 7のAnTuTuスコアから考えると、もう少しスコアの伸びしろはあるかもしれませんが、ターゲットユーザーにはしっかりとささるパフォーマンスでしょう。

国内ミドルレンジAndroidスマホとしては驚異的なパフォーマンス!

「Google Pixel 7a」のパフォーマンスは、発売時点での他の国内ミドルレンジAndroidスマホを大きく上回っています。

実際にウェブ閲覧や動画視聴などのライトな用途で使用すると、最新ハイエンドにも近い感覚です。

「Google Pixel 7a」のパフォーマンスにミドルレンジでばちばち対抗するのであれば、『Snapdragon 7+ Gen2搭載のPOCO F5を国内投入せな!』と勝手に思ってしまうほどです。

執筆時点で「Google Pixel 7a」のパフォーマンスは国内ミドルスペックスマホで突出で、素晴らしいの一言。他スペックも良いので、これは2023年のヒットモデルになるでしょうね。

以上、参考になれば幸いです!

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Google Pixel 7a

※本記事の内容は原稿執筆時のものです。

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