この記事には日本版「OPPO Reno10 Pro 5G」実機でAnTuTuベンチマークスコアを計測した状況を紹介しています。
どうも、ガジェットブロガーのやすスマ(X:@yasu_suma)です。
オウガジャパンさんより、オープンマーケット版「OPPO Reno10 Pro 5G」をお借りしています。
「OPPO Reno10 Pro 5G」のパフォーマンス指標の1つとして、AnTuTuベンチマークスコアを知りたい場合にはぜひ参考にしてみてください。他のスマホとも比較しています。
日本版「OPPO Reno10 Pro 5G」のAnTuTuベンチマークスコアは?
「OPPO Reno10 Pro 5G」は2023年9月に日本発売したミドルハイスペックのスマートフォン。
特に、ディスプレイ、カメラ、充電速度に大きな特徴がありますが、その基本性能が気になるところです。
日本版「OPPO Reno10 Pro 5G」は「Snapdragon 778G」搭載
日本版「OPPO Reno10 Pro 5G」はSoCに「Snapdragon 778G」を搭載。日本発売済みの「motorola edge 20」と同じSoCを採用しています。
今回はAnTuTu V9.5.7を使ってベンチマークスコアを3回連続で計測。スコアの状況に加えて発熱状況にも注目です。
日本版「OPPO Reno10 Pro 5G」は約49万のAnTuTu V9スコア
日本版「OPPO Reno10 Pro 5G」実機でのAnTuTu V9ベンチマークスコアは約49万。搭載SoCを考えると妥当な結果です。
モニタリング温度は40℃超えで発熱をかなり感じますが、スコア自体はかなり安定しています。
2023年の国内ミドルレンジとしては標準的なパフォーマンスといったところです。他の国内ミドルスペックスマホのAnTuTuベンチマークスコアと比較しておきましょう。
Google Pixel 7aのAnTuTuベンチマークスコアと比較
人気のミドルハイスマホ「Google Pixel 7a」実機で計測のAnTuTuベンチマークスコアは以下の通り。
3回連続の計測で70万に迫る平均スコア。国内ミドルレンジスマホでは頭一つ抜けている状況です。
「Google Pixel 7 Pro」、「Google Pixel 7」と同じ「Tensor G2」搭載で、パフォーマンス面では「Google Pixel 7a」に軍配が上がります。
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「AQUOS sense8」のAnTuTuベンチマークスコアと比較
「Snapdragon 6 Gen1」搭載の「AQUOS sense8」の実測AnTuTuベンチマークスコアは以下のとおりです。
「OPPO Reno10 Pro 5G」と「AQUOS sense8」のAnTuTuベンチマークスコアには大きな差はありません。実際触ってみての使用感も同等です。
両機はパフォーマンス重視で選ぶスマホではなく、その他の特徴に魅力を感じるかが選ぶときの注目ポイントになります。
「motorola edge 40」のAnTuTuベンチマークスコアと比較
「Dimensity 8020」搭載の「motorola edge 40」のAnTuTuベンチマークスコアも合わせてチェックしておきましょう。
同じく3回連続計測した結果は以下のとおりです。
1回目の計測では70万に迫るスコアをマーク。その後は発熱状況もあってかスコアは大きくダウンする結果でした。
「motorola edge 40」は薄型軽量ボディが魅力ですが、負荷をかけると発熱大きめであることは注意したいポイントです。
「OPPO Reno9 A」のAnTuTuベンチマークスコアと比較
OPPOブランドのスタンダードミドル「OPPO Reno9 A」のAnTuTuベンチマークスコアと比較しておきます。
なお、SoCには「Snapdragon 695 5G」を搭載しています。
「OPPO Reno9 A」の実測AnTuTuベンチマークスコアは実測AnTuTuベンチマークスコアはおよそ38.5万です。
「OPPO Reno10 Pro 5G」とのスコア差はおよそ10万。実際に触ってみると、「OPPO Reno10 Pro 5G」の方がやや軽快に動作していることは感じます。
「Xiaomi 13T」のAnTuTuベンチマークスコアと比較
「Dimensity 8200-Ultra」搭載の「Xiaomi 13T」のAnTuTuベンチマークスコアも紹介しておきます。auとUQ mobileで取り扱いです。
「Xiaomi 13T」はニアハイエンドのパッケージになっていますが、実測AnTuTuベンチマークスコアは以下のとおりです。
「Xiaomi 13T」のAnTuTuベンチマークスコアは80万オーバーとさすがのパフォーマンス。
「Google Pixel 7a」と比較しても軽快な動作を体感できることが大きな魅力になります。
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他のミドルハイスマホと比較すると物足りないベンチマークスコア!
同じミドルハイクラスの人気スマホと比較してみても、「OPPO Reno10 Pro 5G」のAnTuTuスコアは物足りなさはあります。
もちろん、ウェブ閲覧や動画視聴などのライトな用途であれば快適に使えます。ただ、ミドルハイと考えると、もう少し性能上位のSoCを搭載してほしかったと感じています。
Androidデバイスの実測AnTuTu V9ベンチマークスコア
他のAndroidデバイスのAnTuTu V9ベンチマークのおよその実測スコア例は以下のとおりです。
機種名 | SoC | AnTuTuスコア |
---|---|---|
REDMAGIC 9 Pro | Snapdragon 8 Gen3 | 1,620,000 |
Zenfone 10 | Snapdragon 8 Gen2 | 1,250,000 |
Xiaomi 13T Pro | Dimensity 9200+ | 1,200,000 |
Xiaomi 12T Pro | Snapdragon 8+ Gen 1 | 1,080,000 |
POCO X6 Pro 5G | Dimensity 8300-Ultra | 1,030,000 |
realme GT 2 Pro | Snapdragon 8 Gen 1 | 990,000 |
POCO F5 | Snapdragon 7+ Gen2 | 950,000 |
Xiaomi 13T | Dimensity 8200-Ultra | 826,000 |
Zenfone 8 | Snapdragon 888 | 780,000 |
Pixel 8 | Tensor G3 | 770,000 |
POCO X4 GT | Dimensity 8100 | 760,000 |
Pixel 7a | Tensor G2 | 680,000 |
POCO F3 | Snapdragon 870 | 680,000 |
Redmi Note 13 Pro+ 5G | Dimensity 7200-Ultra | 620,000 |
Xiaomi 11T | Dimensity 1200-Ultra | 600,000 |
Pixel 6a | Tensor | 590,000 |
Nothing Phone (2a) | Dimensity 7200 Pro | 580,000 |
POCO X3 GT | Dimensity 1100 | 570,000 |
Xiaomi Pad 5 | Snapdragon 860 | 570,000 |
Xiaomi 13 Lite | Snapdragon 7 Gen1 | 560,000 |
Mi 11 Lite 5G | Snapdragon 780G | 500,000 |
realme 9 Pro+ | Dimensity 920 | 490,000 |
OPPO Reno 10 Pro 5G | Snapdragon 778G | 490,000 |
AQUOS sense8 | Snapdragon 6 Gen1 | 470,000 |
Redmi Note 11 Pro 5G | Snapdragon 695 | 390,000 |
Redmi Note 13 Pro | Helio G99-Ultra | 390,000 |
Redmi 12 5G | Snapdragon 4 Gen2 | 390,000 |
OPPO Reno5 A | Snapdragon 765G | 380,000 |
OPPO A79 5G | Dimensity 6020 | 310,000 |
2023年10月時点の国内スマホでは中位クラスの基本性能といったところ。やはりディスプレイやカメラなどの特徴に魅力を感じるかが大きなポイントになります。
「OPPO Reno10 Pro 5G」の内部ストレージ速度をチェック!
「OPPO Reno10 Pro 5G」のストレージ速度も計測したところ、こちらも標準的な読み書き速度。可もなく不可もなくといった印象です。
他のミドルハイスペックスマホと比べるとやや速度は出ていませんが、実使用で極端にストレスになるほどでもありません。
まとめ:日本版「OPPO Reno10 Pro 5G」のAnTuTuベンチマークスコアは?
以上、日本版「OPPO Reno10 Pro 5G」実機でAnTuTuベンチマークスコアを計測した状況について紹介しておきました。
「Snapdragon 778G」搭載で事前に予想できる範囲内の実測スコアでした。負荷をかけると発熱を感じますが、極端なレベルではありません。
もちろん、ウェブ閲覧や動画視聴などのライトな用途で使っている場面であれば、発熱はまったく問題ないです。
他の競合ミドルハイと比べると物足りないパフォーマンス
「OPPO Reno10 Pro 5G」のパフォーマンスは、競合ミドルハイと比較すると物足りないです。
「OPPO Reno10 Pro 5G」は、パフォーマンスよりも強力なカメラ、ディスプレイ、急速充電に大きな魅力があります。
ミドルレンジでもそれなりにパフォーマンスを重視したい場合には、「Google Pixel 7a」や「motorola edge 40」の方がおすすめです。
「OPPO Reno10 Pro 5G」の実測AnTuTuベンチマークスコアが知りたかった場合の参考になれば幸いです。
ソフトバンク版「OPPO Reno10 Pro 5G」が値下げ
ソフトバンクは、2024年2月に「OPPO Reno10 Pro 5G」の通常一括価格を31,824円に値下げ。従来は80,640円であったので、半額以下です。
値下げ後の価格であれば、ベンチマークスコアで見てもオトクであることは間違いありません。
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