この記事には「Nothing Phone (2a)」実機でAnTuTuベンチマークスコアをチェックした状況を紹介しています。
どうも、ガジェットブロガーのやすスマ(X:@yasu_suma)です。
OPPO Reno11 AやGoogle Pixel 8aなどの人気ミドルスペックスマホのベンチマークスコアも合わせて紹介しておきます。
※サンプル機を販売代理店様よりお借りしています。
「Nothing Phone (2a)」実機でAnTuTuベンチマークスコアをチェック!
「Nothing Phone (2a)」は2024年3月に日本発売の5Gスマートフォン。
デザインなどのNothingらしいこだわり有りで49,800円~の手頃な価格を実現。スペック充実で高コスパと話題になっています。
SoCにはMediaTek製の「Dimensity 7200 Pro」を採用。そのパフォーマンスが気になっている場合はありますよね。
さっそく「Nothing Phone (2a)」の12GB+256GBモデル実機を使ってAnTuTuベンチマークを実測しておきます。
「Nothing Phone (2a)」の実測AnTuTu V9ベンチマークスコア
まずは、AnTuTuベンチマークアプリのVer9を使って3回連続でスコア計測。スコアの安定性や発熱状況にも注目です。
「Nothing Phone (2a)」の実測AnTuTu V9ベンチマークスコアはおよそ58万でした。
3回連続計測で負荷をかけてもスコアは安定。実際に触ってみると発熱をほとんど感じないことが驚きです。
もちろん、このパフォーマンスレベルであればウェブ閲覧や動画視聴などの普段遣いはかなり快適です。
では、他の人気ミドルスペックスマホでの実測AnTuTu V9ベンチマークスコアもさくっと紹介しておきます。
AQUOS sense8の実測AnTuTu V9ベンチマークスコア
シャープの5Gスマートフォン「AQUOS sense8」の実測AnTuTu V9ベンチマークスコアは以下の通り。
「AQUOS sense8」の実測AnTuTu V9ベンチマークスコアはおよそ47万。なお、SoCには「Snapdragon 6 Gen1」を搭載しています。
「Nothing Phone (2a)」のスコアが「AQUOS sense8」を上回っていることが分かります。
Google Pixel 7aの実測AnTuTu V9ベンチマークスコア
次に、お馴染みのヒットスマホ「Google Pixel 7a」での実測AnTuTu V9ベンチマークスコアは以下の通り。
「Google Pixel 7a」は「Tensor G2」搭載で、「Nothing Phone (2a)」よりもスコアが上です。
ただし、連続計測中の発熱がそれなりにあって、計測ごとにスコアダウンしていました。
\Pixel 7aが魅力の価格/
Google Pixel 8の実測AnTuTu V9ベンチマークスコア
「Google Pixel 8」は「Tensor G3」を搭載。Pixel 7aのTensor G2の後継SoCです。
Tensor G3はPixel aシリーズの次期モデルに搭載が予想されているので、パフォーマンスは気になるところです。
「Google Pixel 8」の実測AnTuTu V9ベンチマークスコアはおよそ77万です。
Androidデバイスの実測AnTuTu V9ベンチマークスコア
他のAndroidデバイスのAnTuTu V9ベンチマークのおよその実測スコア例は以下のとおりです。
機種名 | SoC | AnTuTuスコア |
---|---|---|
REDMAGIC 9 Pro | Snapdragon 8 Gen3 | 1,620,000 |
Zenfone 10 | Snapdragon 8 Gen2 | 1,250,000 |
Xiaomi 13T Pro | Dimensity 9200+ | 1,200,000 |
Xiaomi 12T Pro | Snapdragon 8+ Gen 1 | 1,080,000 |
POCO X6 Pro 5G | Dimensity 8300-Ultra | 1,030,000 |
realme GT 2 Pro | Snapdragon 8 Gen 1 | 990,000 |
POCO F5 | Snapdragon 7+ Gen2 | 950,000 |
Xiaomi 13T | Dimensity 8200-Ultra | 826,000 |
Zenfone 8 | Snapdragon 888 | 780,000 |
Pixel 8 | Tensor G3 | 770,000 |
POCO X4 GT | Dimensity 8100 | 760,000 |
Pixel 7a | Tensor G2 | 680,000 |
POCO F3 | Snapdragon 870 | 680,000 |
Redmi Note 13 Pro+ 5G | Dimensity 7200-Ultra | 620,000 |
Xiaomi 11T | Dimensity 1200-Ultra | 600,000 |
Pixel 6a | Tensor | 590,000 |
Nothing Phone (2a) | Dimensity 7200 Pro | 580,000 |
POCO X3 GT | Dimensity 1100 | 570,000 |
Xiaomi Pad 5 | Snapdragon 860 | 570,000 |
Xiaomi 13 Lite | Snapdragon 7 Gen1 | 560,000 |
Mi 11 Lite 5G | Snapdragon 780G | 500,000 |
realme 9 Pro+ | Dimensity 920 | 490,000 |
OPPO Reno 10 Pro 5G | Snapdragon 778G | 490,000 |
AQUOS sense8 | Snapdragon 6 Gen1 | 470,000 |
Redmi Note 11 Pro 5G | Snapdragon 695 | 390,000 |
Redmi Note 13 Pro | Helio G99-Ultra | 390,000 |
Redmi 12 5G | Snapdragon 4 Gen2 | 390,000 |
OPPO Reno5 A | Snapdragon 765G | 380,000 |
OPPO A79 5G | Dimensity 6020 | 310,000 |
「Nothing Phone (2a)」の実測AnTuTu V10ベンチマークスコア
さらに、AnTuTuベンチマークアプリのVer10でも「Nothing Phone (2a)」のスコアを連続計測しておきます。
「Nothing Phone (2a)」の実測AnTuTu V10ベンチマークスコアはおよそ69万。
Nothing公表のAnTuTuベンチマークスコアは741,999。ラボ計測のスコアだと考えると実測スコアの妥当感はあります。
「OPPO Reno11 A」の実測AnTuTu V10ベンチマークスコアと比較
2024年6月発売の「OPPO Reno11 A」の実測AnTuTu V10ベンチマークスコアと比較します。
同じ4万円台で手に入るスマホで、両機を比較している場合はあるでしょう。
「OPPO Reno11 A」の実測AnTuTu V10ベンチマークスコアはおよそ61万。ただし、GPUスコアは3D Lite計測です。
「Nothing Phone (2a)」と「OPPO Reno11 A」は近いパフォーマンスになっていますが、実際に使うと「Nothing Phone (2a)」の方がやや快適だと感じています。
「arrows We2 Plus」の実測AnTuTu V10ベンチマークスコアと比較
FCNTの注目ミドルスペックスマホ「arrows We2 Plus」の実測AnTuTu V10ベンチマークスコアもチェックします。
SoCにはクアルコム製の「Snapdragon 7s Gen2」を搭載しています。
「arrows We2 Plus」の実測AnTuTu V10ベンチマークスコアはおよそ60万。「Nothing Phone (2a)」との差はおよそ10万です。
使用感に明確な差はありませんが、「Nothing Phone (2a)」の方がわずかに軽快である印象があります。
「Google Pixel 8a」の実測AnTuTu V10ベンチマークスコアと比較
2024年5月発売の「Google Pixel 8a」の実測AnTuTu V10ベンチマークスコアと比較しておきます。
「Google Pixel 8a」のAnTuTu V10ベンチマークスコアは100万オーバーをマーク。ただし、連続計測で負荷を掛けるとスコアは徐々にダウンします。
「Google Pixel 8a」の方が体感的にもやや軽快に動作します。ただし、ばりばりと重量級ゲームをプレイしたい場合にはGPU性能等の物足りなさはあるでしょう。
Androidデバイスの実測AnTuTu V10ベンチマークスコア
Androidデバイスの実測AnTuTu V10ベンチマークスコアは以下のとおりです。
デバイス名 | SoC | AnTuTuスコア |
---|---|---|
REDMAGIC 9 Pro | Snapdragon 8 Gen3 | 2,160,000 |
Xiaomi Pad 6S Pro | Snapdragon 8 Gen2 | 1,540,000 |
Xiaomi 13T Pro | Dimensity 9200+ | 1,430,000 |
POCO F6 | Snapdragon 8s Gen3 | 1,380,000 |
POCO X6 Pro 5G | Dimensity 8300-Ultra | 1,380,000 |
POCO F5 | Snapdragon 7+ Gen2 | 1,140,000 |
Google Pixel 8 | Tensor G3 | 950,000 |
Google Pixel 7 | Tensor G2 | 890,000 |
Redmi Note 13 Pro+ 5G | Dimensity 7200-Ultra | 740,000 |
motorola edge 40* | Dimensity 8020 | 740,000 |
Nothing Phone (2a) | Dimensity 7200 Pro | 690,000 |
OPPO Reno11 A* | Dimensity 7050 | 610,000 |
arrows We2 Plus | Snapdragon 7s Gen2 | 600,000 |
moto g64 5G* | Dimensity 7025 | 500,000 |
Redmi 12 5G* | Snapdragon 4 Gen2 | 440,000 |
OPPO A79 5G* | Dimensity 6020 | 390,000 |
\今ならスマホ特価セール/
まとめ:「Nothing Phone (2a)」実機でAnTuTuベンチマークスコアをチェック!
以上、「Nothing Phone (2a)」実機でAnTuTuベンチマークスコアをチェックした状況について紹介しておきました。
「Nothing Phone (2a)」の実測AnTuTuベンチマークスコアは以下の通りでした。
- AnTuTu V9 約580,000
- AnTuTu V10 約690,000
Glyphインターフェイスなどの目を引くデザインに加えて、国内ミドルレンジとしては満足できるパフォーマンスが魅力的です。
横並び感がどうしても出てしまうミドルレンジスマホですが、「Nothing Phone (2a)」はかなり尖っていることが良いですね。
「Nothing Phone (2a)」が気になる場合はNothing Japan公式をぜひチェックしてみてください。
本記事の内容が参考になれば幸いです。
>>Nothing Phone (2a) | Nothing Japan
日本版「Nothing Phone (2a)」のスペック
日本版「Nothing Phone (2a)」の主なスペックは以下のとおりです。
- OS:Android (Nothing OS 2.5)
- ディスプレイ:6.7インチAMOLED(2412×1084)
- SoC:Dimensity 7200 Pro
- RAM:8GB/12GB
- ROM:128GB/256GB
- カメラ:REAR:50MP+50MP FRONT:32MP
- Wi-Fi:802.11 a/b/g/n/ac/ax
- 指紋センサー:○(画面内)
- USB:Type-C
- バッテリー:5000mAh
- サイズ:76.32(W)x161.74(H)x8.55(D) mm
- 重量:190g
「Nothing Phone (2a)」アンケート
「Nothing Phone (2a)」についてのアンケートを実施しています。よろしければ投票してみてください。
おすすめ記事
「Nothing Phone (2a)」情報をご覧頂いた方におすすめの記事を用意しました。ぜひ合わせてご覧ください。