この記事には「Google Pixel 8a」実機でAnTuTuベンチマークスコア計測した状況を紹介しています。
やすスマどうも、ガジェットブロガーのやすスマ（X:@yasu_suma）です。
Tensor G3を搭載した注目のミドルスペックスマホのベンチマークスコアが知りたい場合にはぜひ参考にしてみてください。
「Google Pixel 8a」実機でAnTuTuベンチマークスコアを計測！
「Google Pixel 8a」は2024年5月発売のミドルスペック5Gスマートフォンです。
SoCにはPixel 8 Pro/Pixel 8と同じ「Tensor G3」を搭載。前モデル「Google Pixel 7a」と比べてどのようにパフォーマンスアップがあるか気になるところです。
AnTuTuベンチマークスコアは3回連続で計測し、負荷のかかる連続計測でのスコアの変動や発熱の状況にも注目です。
他のスマホと同様に初期設定直後に計測しています。
「Google Pixel 8a」の実測AnTuTu V9ベンチマークスコア
上の写真がAnTuTu Ver9アプリを使って計測したベンチマークスコアです。
今回計測での、「Google Pixel 8a」の実測AnTuTu V9ベンチマークスコア平均はおよそ70万。
2回目以降のスコアダウンが大きく、モニタリング温度も40℃を超えているタイミングもあります。
ほぼ同じように初期設定後に計測した「Google Pixel 8」の状況と比べても気になる状況です。
同じTensor G3を搭載していますが、「Google Pixel 8a」の方が発熱に注意が必要の可能性はあります。
前モデル「Google Pixel 7a」の実測AnTuTu V9ベンチマークスコアと比較
「Tensor G2」搭載の「Google Pixel 7a」の実測AnTuTu V9ベンチマークスコアは以下のとおりです。
「Google Pixel 7a」の実測AnTuTu V9ベンチマークスコアはおよそ68万。
やはり、スコアの最高値で比べると「Google Pixel 8a」の方が上回っています。
「Google Pixel 8a」はアップデート等による動作の安定性の向上に期待したいところです。
Androidデバイスの実測AnTuTu V9ベンチマークスコア
他のAndroidデバイスのAnTuTu V9ベンチマークのおよその実測スコア例は以下のとおりです。
| 機種名 | SoC | AnTuTuスコア |
|---|---|---|
| REDMAGIC 9 Pro | Snapdragon 8 Gen3 | 1,620,000 |
| Zenfone 10 | Snapdragon 8 Gen2 | 1,250,000 |
| Xiaomi 13T Pro | Dimensity 9200+ | 1,200,000 |
| Xiaomi 12T Pro | Snapdragon 8+ Gen 1 | 1,080,000 |
| POCO X6 Pro 5G | Dimensity 8300-Ultra | 1,030,000 |
| realme GT 2 Pro | Snapdragon 8 Gen 1 | 990,000 |
| POCO F5 | Snapdragon 7+ Gen2 | 950,000 |
| Xiaomi 13T | Dimensity 8200-Ultra | 826,000 |
| Zenfone 8 | Snapdragon 888 | 780,000 |
| Pixel 8 | Tensor G3 | 770,000 |
| POCO X4 GT | Dimensity 8100 | 760,000 |
| Pixel 7a | Tensor G2 | 680,000 |
| POCO F3 | Snapdragon 870 | 680,000 |
| Redmi Note 13 Pro+ 5G | Dimensity 7200-Ultra | 620,000 |
| Xiaomi 11T | Dimensity 1200-Ultra | 600,000 |
| Pixel 6a | Tensor | 590,000 |
| Nothing Phone (2a) | Dimensity 7200 Pro | 580,000 |
| POCO X3 GT | Dimensity 1100 | 570,000 |
| Xiaomi Pad 5 | Snapdragon 860 | 570,000 |
| Xiaomi 13 Lite | Snapdragon 7 Gen1 | 560,000 |
| Mi 11 Lite 5G | Snapdragon 780G | 500,000 |
| realme 9 Pro+ | Dimensity 920 | 490,000 |
| OPPO Reno 10 Pro 5G | Snapdragon 778G | 490,000 |
| AQUOS sense8 | Snapdragon 6 Gen1 | 470,000 |
| Redmi Note 11 Pro 5G | Snapdragon 695 | 390,000 |
| Redmi Note 13 Pro | Helio G99-Ultra | 390,000 |
| Redmi 12 5G | Snapdragon 4 Gen2 | 390,000 |
| OPPO Reno5 A | Snapdragon 765G | 380,000 |
| OPPO A79 5G | Dimensity 6020 | 310,000 |
「Google Pixel 8a」の実測AnTuTu V10ベンチマークスコア
次にAnTuTu V10ベンチマークスコアでも3回連続で計測しておきます。結果は以下のとおりです。
「Google Pixel 8a」の実測AnTuTu V10ベンチマークスコア平均は90万。初回計測では100万オーバーをマークしています。
V9計測時と同様に2回目以降のスコアダウンが見られます。「Google Pixel 8」で同様に計測したときよりもダウン幅が大きいです。
Snapdragon 8 Gen3搭載機は200万前後のベンチマークスコアをマークします。
GPUスコアの差も大きくゲーム用途を想定している場合には理解しておきたいポイントです。
「Google Pixel 9a」の実測AnTuTuベンチマークスコアと比較！
後継モデル「Google Pixel 9a」の実測AnTuTuベンチマークスコアを紹介しておきます。SoCは「Tensor G4」搭載です。
「Google Pixel 8a」のスコアと比べても大差ない結果です。実際の使用感も大きな同じよう印象です。
パフォーマンス向上期待で「Google Pixel 9a」を選ぶほどではないでしょう。
「Xiaomi 14T」の実測AnTuTu V10ベンチマークスコアと比較！
「Xiaomi 14T」の実測AnTuTu V10ベンチマークスコアも合わせて紹介しておきます。
「Xiaomi 14T」はSoCに「Dimensity 8300-Ultra」を搭載し、実測AnTuTu V10ベンチマークスコアはおよそ131万。
後発の「Xiaomi 14T」の方がベンチマークスコアが上です。
「Xiaomi 14T」はややサイズが大きめですが、ハイエンドに迫るパフォーマンスが魅力です。
「POCO X7 Pro」の実測AnTuTu V10ベンチマークスコアと比較！
「POCO X7 Pro」の実測AnTuTu V10ベンチマークスコアとも比較しておきます。
SoCに「Dimensity 8400-Ultra」を搭載し、ハイエンドに迫るパフォーマンスが魅力のスマートフォンです。
「POCO X7 Pro」の実測AnTuTu V10ベンチマークスコアはおよそ152万です。「Google Pixel 8a」のスコアを大きく上回っています。
一方で、おサイフケータイには非対応であるので、想定用途やニーズに応じて比較することがおすすめです。
Androidデバイスの実測AnTuTu V10ベンチマークスコア
Androidデバイスの実測AnTuTu V10ベンチマークスコアは以下のとおりです。
| デバイス名 | SoC | AnTuTuスコア |
|---|---|---|
| Xiaomi Pad Mini | Dimensity 9400+ | 2,570,000 |
| Xiaomi 15 | Snapdragon 8 Elite | 2,420,000 |
| OPPO Find X8 | Dimensity 9400 | 2,360,000 |
| REDMAGIC 9 Pro | Snapdragon 8 Gen3 | 2,160,000 |
| POCO F7 | Snapdragon 8s Gen4 | 1,830,000 |
| Xiaomi Pad 6S Pro | Snapdragon 8 Gen2 | 1,540,000 |
| POCO X7 Pro | Dimensity 8400-Ultra | 1,520,000 |
| Xiaomi 13T Pro | Dimensity 9200+ | 1,430,000 |
| POCO F6 | Snapdragon 8s Gen3 | 1,380,000 |
| POCO X6 Pro 5G | Dimensity 8300-Ultra | 1,380,000 |
| Xiaomi Pad 7 | Snapdragon 7+ Gen3 | 1,350,000 |
| Google Pixel 9 Pro | Tensor G4 | 1,320,000 |
| POCO F5 | Snapdragon 7+ Gen2 | 1,140,000 |
| Google Pixel 8 | Tensor G3 | 950,000 |
| Google Pixel 7 | Tensor G2 | 890,000 |
| Nothing Phone (3a) | Snapdragon 7s Gen3 | 780,000 |
| Redmi Note 13 Pro+ 5G | Dimensity 7200-Ultra | 740,000 |
| motorola edge 40* | Dimensity 8020 | 740,000 |
| Nothing Phone (2a) | Dimensity 7200 Pro | 690,000 |
| Redmi Note 14 Pro 5G | Dimensity 7300 Ultra | 660,000 |
| OPPO Reno11 A* | Dimensity 7050 | 610,000 |
| らくらくスマートフォン F-53E* | Snapdragon 6 Gen3 | 600,000 |
| arrows We2 Plus | Snapdragon 7s Gen2 | 600,000 |
| moto g66j 5G* | Dimensity 7060 | 500,000 |
| moto g64 5G* | Dimensity 7025 | 500,000 |
| Redmi 12 5G* | Snapdragon 4 Gen2 | 440,000 |
| OPPO A79 5G* | Dimensity 6020 | 390,000 |
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まとめ：「Google Pixel 8a」実機でAnTuTuベンチマークスコアを計測！
以上、「Google Pixel 8a」実機でAnTuTuベンチマークスコア計測した状況について紹介しました。
実際に計測してみると、初回計測時のベンチマークスコアはおおむね予想の範囲内の結果でした。
一方で、負荷のかかる用途を想定している場合には発熱が大きくなるので注意していた方が良さそうです。
本記事の内容が参考になれば幸いです。
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「Google Pixel 8a」のスペック
「Google Pixel 8a」の主なスペックは以下のとおりです。
- OS：Android 14
- ディスプレイ：6.1 インチ(2400×1080)
- SoC：Tensor G3
- RAM：8GB
- ROM：128GB/256GB
- カメラ：REAR：64MP+13MP FRONT:13MP
- Wi-Fi：802.11 a/b/g/n/ac/ax
- 指紋センサー：○(画面内)
- USB：Type-C
- バッテリー：4492mAh
- サイズ：72.7(W)x152.1(H)x8.9(D) mm
- 重量：188g
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