この記事には、Googleの5Gスマートフォン「Google Pixel 7a」実機を使ってレビューした内容を紹介しています。
どうも、ガジェットブロガーのやすスマ(X:@yasu_suma)です。
Googleストアでオープンマーケット版「Google Pixel 7a」を購入したので、実際に使ってみて良かった点とイマイチだった点を正直にまとめておきます。
ハンパない安心感!「Google Pixel 7a」実機レビュー!
「Google Pixel 7a」は、2023年5月発売のミドルスペック5Gスマートフォン。同シリーズには「Google Pixel 7 Pro」/「Google Pixel 7」も有り。
Googleストアの取り扱いに加えて、NTTドコモ/au/UQ mobile/SoftBank/Y!mobileからもリリース。特に、NTTドコモでも久々にPixelスマホが取り扱いされることが大きな話題になりました。
ヒットを記録した「Google Pixel 6a」の後継モデルで、発売直後から売れ筋ランキング上位の常連です。
「Google Pixel 7a」の価格!SIMフリー版とキャリア版の価格を比較!
GoogleストアでのSIMフリーモデルの通常販売価格は62,700円→69,300円(2023年11月に値上げ)。
一方で、キャリア版「Google Pixel 7a」の通常一括価格は以下のとおりです。
- NTTドコモ
75,350円→63,217円(値下げ) - au
63,890円→47,500円(値下げ) - UQmobile 47,500円
- ソフトバンク
79,920円→64,080円(値下げ) - ワイモバイル 55,440円
価格を比較すると、au/UQ mobileの安さが際立っています。
なお、SIMフリーモデルとキャリアモデルにスペックの違いは無し。キャンペーンや割引なども加味して検討しましょう。
では、「Google Pixel 7a」を使ってみて感じたことを、スペック紹介とともにまとめておきます。
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90Hz対応の6.1インチ有機ELディスプレイ搭載!
「Google Pixel 7a」は、90Hz対応の6.1インチのAMOLED(有機EL)ディスプレイ(2400×1080)を搭載。鮮やかでキレイな画面表示が魅力の有機ELです。
ディスプレイのピーク輝度は非公表ですが、明るさは有機ELミドルとしては標準的なレベル。
多くの場面では視認性は問題ありませんが、直射日光下の明るい場所では見にくいと感じる場合があります。
WidevineセキュリティレベルはL1に対応。AmazonプライムビデオでHD画質再生できています。
ディスプレイは強化ガラス「Corning Gorilla Glass 3」で覆われていて、耐久性を高めています。なお、ディスプレイにはフィルムは貼られていません。
待望の最大90Hzリフレッシュレート対応!
「Google Pixel 7a」のディスプレイは、最大90Hzのリフレッシュレートに対応。待望のハイリフレッシュレート対応で滑らかな画面表示を楽しめるようになりました。
前モデルは最大60Hz対応がウイークポイントであったので、うれしい対応です。
120Hz以上のミドルスペックスマホも存在するので、突出はしていませんが使い比べてもストレス無く使えます。
ただし、リフレッシュレートのデフォルト設定は最大60Hzです。カンタンに90Hzに変更できるのでおすすめです。
ディスプレイは飛び抜けて高性能ではないですが、普通に安心して使えるレベルと感じています。
ステレオスピーカーを搭載!
「Google Pixel 7a」のステレオスピーカーは音量と音質ともにそれなり。モノラルよりはマシですが、受話口側から鳴る音は小さめで、横持ち時に左右の音のバランスが良いとは言えません。
ミドルレンジのステレオスピーカーとしては可もなく不可もなくと感じています。
また、上位モデルと異なり、空間オーディオに非対応。ミドルレンジのターゲットユーザーを考えると、これはあまり問題ないでしょう。
「Google Pixel 7a」は3.5mmイヤホンジャックを非搭載。有線イヤホンを使いたい場合にはチェックしておきましょう。
ディスプレイ内指紋認証センサーの使い勝手はまずまず
「Google Pixel 7a」の生体認証は指紋認証と顔認証に対応。もちろん併用できるので、シーンに応じて使い分けることができます。
ディスプレイ内指紋認証を搭載し、その使い勝手は前モデルよりも少し改善の印象。ただ、明るい場所では認証が上手くいかずにストレスとなることがあります。
指紋認証がうまくいけば、ホーム画面の表示はとてもスムーズです。使い勝手はまずまずといったところです。
XiaomiやOPPOのミドルレンジスマホのディスプレイ内指紋認証センサーの使い勝手には及ばない印象です。
待望の顔認証対応も注目ポイント!
「Google Pixel 7a」は待望の顔認証に対応。シーンに応じて顔認証も使えて便利です。
2Dタイプの顔認証ですが、認証速度はとても速いです。前モデルと違って指紋認証と顔認証を併用できることはけっこうデカいです。
ただし、生体認証の使い勝手は前モデルから確実に改善。ただ、他メーカーに近づいただけで、リードするものではありません。
防水・防塵&おサイフケータイ(FeliCa)対応
「Google Pixel 7a」はIP67レベルの防水・防塵に対応。ちょっと水滴が付くぐらいであればまったく問題無し。
上位モデルはIP68レベル対応ですが、あくまでも出荷時の防水性能であることも考えると、そこまで気にする必要は無いと考えています。
日本発売モデルはおサイフケータイ(FeliCa)に対応。防水・防塵&おサイフケータイ対応で使い勝手が良いことが魅力です。
「Google Tensor G2」搭載で上位モデルに近いパフォーマンス
「Google Pixel 7a」のSoCは「Tensor G2」を採用。上位モデルの「Google Pixel 7 Pro」/「Google Pixel 7」と同じです。
「Tensor」搭載の前モデルは、ミドルレンジとしては高いパフォーマンスが話題に。パフォーマンスはさらに向上して大きな特徴になっています。
Snapdragon 695 5G搭載のミドルスペックスマホとは明らかに分かる動作レスポンスの違いがあります。ハイスペックスマホに迫るレスポンスでかなり快適です。
もちろん、ウェブ閲覧や動画視聴などのライトな用途であれば快適そのものです。
「Google Pixel 7a」のAnTuTuベンチマークスコアは70万オーバー
「Google Pixel 7a」のAnTuTu V9ベンチマークスコアは70万オーバーをマークします。
なお、Snapdragon 695 5G搭載スマホのAnTuTu V9ベンチマークスコアはおよそ40万。
本格的に重量級ゲームをプレイしたい場合を除くと、パフォーマンスは大満足でしょう。多くのユーザーが『かなり快適』と感じられることが良いです。
さらにパフォーマンスが必要な場合は、Snapdragon 8 Gen2などのハイエンドSoC搭載スマホを選びましょう。
Androidデバイスの実測AnTuTu V9ベンチマークスコア
他のAndroidデバイスのAnTuTu V9ベンチマークのおよその実測スコア例は以下のとおりです。
機種名 | SoC | AnTuTuスコア |
---|---|---|
REDMAGIC 9 Pro | Snapdragon 8 Gen3 | 1,620,000 |
Zenfone 10 | Snapdragon 8 Gen2 | 1,250,000 |
Xiaomi 13T Pro | Dimensity 9200+ | 1,200,000 |
Xiaomi 12T Pro | Snapdragon 8+ Gen 1 | 1,080,000 |
POCO X6 Pro 5G | Dimensity 8300-Ultra | 1,030,000 |
realme GT 2 Pro | Snapdragon 8 Gen 1 | 990,000 |
POCO F5 | Snapdragon 7+ Gen2 | 950,000 |
Xiaomi 13T | Dimensity 8200-Ultra | 826,000 |
Zenfone 8 | Snapdragon 888 | 780,000 |
Pixel 8 | Tensor G3 | 770,000 |
POCO X4 GT | Dimensity 8100 | 760,000 |
Pixel 7a | Tensor G2 | 680,000 |
POCO F3 | Snapdragon 870 | 680,000 |
Redmi Note 13 Pro+ 5G | Dimensity 7200-Ultra | 620,000 |
Xiaomi 11T | Dimensity 1200-Ultra | 600,000 |
Pixel 6a | Tensor | 590,000 |
Nothing Phone (2a) | Dimensity 7200 Pro | 580,000 |
POCO X3 GT | Dimensity 1100 | 570,000 |
Xiaomi Pad 5 | Snapdragon 860 | 570,000 |
Xiaomi 13 Lite | Snapdragon 7 Gen1 | 560,000 |
Mi 11 Lite 5G | Snapdragon 780G | 500,000 |
realme 9 Pro+ | Dimensity 920 | 490,000 |
OPPO Reno 10 Pro 5G | Snapdragon 778G | 490,000 |
AQUOS sense8 | Snapdragon 6 Gen1 | 470,000 |
Redmi Note 11 Pro 5G | Snapdragon 695 | 390,000 |
Redmi Note 13 Pro | Helio G99-Ultra | 390,000 |
Redmi 12 5G | Snapdragon 4 Gen2 | 390,000 |
OPPO Reno5 A | Snapdragon 765G | 380,000 |
OPPO A79 5G | Dimensity 6020 | 310,000 |
Google Pixel 7aの実測AnTuTuベンチマークスコアはSnapdragon 870搭載機と同等レベルです。
RAM容量は8GB(LPDDR5)、内部ストレージ容量は128GB(UFS3.1)。RAM容量が前モデル(6GB)からアップし、より多くの場面で安心して使えるようになりました。
高速な内部ストレージがうれしい
UFS3.1内部ストレージの読み書き速度はかなり高速。少し前のハイエンドレベルで、様々な動作に関わる要素であることから地味に嬉しいポイントです。
「Google Pixel 7a」はmicroSDカードに非対応です。ストレージ容量が128GBの一択で、気になる場合はあるでしょう。
「Google Pixel 7a」のデザイン・重さをチェック!
「Google Pixel 7a」のボディカラーは、Coral、Charcoal、Sea、Snowの4色展開。カラバリ充実で、好みのものを選びやすいことは良いです。
なお、キャリアモデルでは一部カラーがオンラインショップ限定になっている場合があります。
基本的にはPixel 6シリーズのテイスト踏襲で、『あー、Pixelスマホですね。』と秒で分かる雰囲気です。
背面には指紋防止コーディングが施されていますが、実際には指紋の跡はそれなりに分かります。離れてみるとそこまで気にならないレベルです。
「Google Pixel 7a」ではフレームやカメラバーに金属素材を新たに採用し、前モデルよりも質感が向上。
シンプルなデザインをベースに、特徴的なカメラバーのデザインは好みが分かれそうな印象です。
6.1インチとしてはやや重いことは残念
「Google Pixel 7a」の公称重量は193.5g。6.1インチ有機ELディスプレイ搭載スマホとしてはやや重い印象。
前モデル「Google Pixel 6a」が公称178g。手に取るとすぐに分かるぐらいに重さが違います。
デザイン性の向上とワイヤレス充電対応の違いはありますが、持ったときの感触は前モデルのほうが圧倒的に好み。
また、同じ6.1インチのAQUOS sense8は159gと明らかに軽いです。
「Google Pixel 7a」のサイズ
「Google Pixel 7a」のサイズは72.9(W)×152(H)×9.0(D) mm。72.9mmのボディ幅で、片手操作もそれほどストレス無く使えます。
一方で、ボディの厚さは9.0mmで、それなりに厚みがあります。薄型スマホからの機種変更の場合は特にチェックしておきましょう。
「Google Pixel 7a」のバッテリー持ち
「Google Pixel 7a」のバッテリー容量は4385mAh。標準的なバッテリー容量ですが、ライトな用途中心の筆者であれば1日は余裕で使えるバッテリー持ちです。
「AQUOS sense8」のようなめちゃ優れたバッテリー持ちでは無いですが、大きな不満は感じないレベルです。
発売当初にバッテリー持ちが悪いという指摘もありましたが、バッテリー持ち改善のアップデートが実施されています。
バッテリー持ちに不満がある場合には、まずはアップデート適用してみることがおすすめです。
「Google Pixel 7a」は最大18Wの急速充電に対応
「Google Pixel 7a」は18Wの急速有線充電に対応。充電速度に大きな不満はないですが、それほど速くはありません。
なお、「Google Pixel 7a」にはACアダプターが非同梱。適した急速充電器(ACアダプター)を用意しておきましょう。
GaN充電器「NovaPort DUO 30W」で30分充電してみるとバッテリー残量は27%→60%。適した急速充電器を使えば不満を感じることは少ないでしょう。
ワイヤレス充電対応は残念ポイント!
「Google Pixel 7a」では新たにQi準拠のワイヤレス充電に対応。ただし、ワイヤレスリバース充電は非対応で、他の対応デバイスを便利にワイヤレス充電できる利便性がありません。
ワイヤレス充電対応になると重さやコストのUPにも繋がります。ワイヤレス充電の充電速度が遅くて、重さがUPしているので、今回のワイヤレス充電対応はイマイチと感じています。
センサー刷新で強化された「Google Pixel 7a」の背面カメラ!
「Google Pixel 7a」の背面には6400万画素(標準 1/1.73″ F1.89)+1300万画素(120°広角 F2.2)のデュアルカメラを搭載。
望遠カメラは非搭載ですが、Pixelスマホでお馴染みの超解像度ズーム(最大8倍)に対応しています。
特に64MPメインカメラは刷新されて大きめのセンサーを採用。前モデル比でセンサーサイズが大型化し、より安心して撮影できるようになっています。
では、「Google Pixel 7a」の撮影サンプルを「Redmi Note 12 Pro 5G」撮影のものと比較しておきます。
なお、「Redmi Note 12 Pro 5G」の背面カメラ構成は5000万画素(標準 1/1.56″ IMX766 OIS)+800万画素(120°広角)+200万画素(マクロ)のトリプル。いわゆる標準カメラ強めのミドルレンジスマホです。
「Google Pixel 7a」の標準カメラでの撮影サンプル
「Google Pixel 7a」、「Redmi Note 12 Pro 5G」ともにミドルレンジとしては十分に魅力的な標準カメラです。
「Google Pixel 7a」で撮影したものはディテールがしっかりと強調される仕上がりが良いです。暗所撮影時の色味や表現は「Google Pixel 7a」の方が好印象です。
標準カメラに力を入れているミドルレンジであれば、もはや日中撮影であればかなり満足度は高いです。
一方で、「Google Pixel 7a」の方がパフォーマンスが高いこともあり、暗所撮影などの撮影処理が速いことが魅力です。
「Google Pixel 7a」は超解像度ズーム(最大8倍)に対応。上の写真は「Redmi Note 12 Pro 5G」の8倍デジタルズームと比較したものです。
さすがに8倍ズームでは粗さがありますが、それでも「Redmi Note 12 Pro 5G」との違いが分かります。少し遠い場所を撮影したい場合には使えるレベルです。
そこまで望遠撮影重視でなければ、望遠カメラ非搭載を不満に思うことは少ないでしょう。
「Google Pixel 7a」の広角カメラでの撮影サンプル
広角カメラで撮影したものを比較すると大きな差があります。
「Redmi Note 12 Pro 5G」は日中撮影でもやや暗めで白飛びも見られ粗さが目立ちます。「Google Pixel 7a」は広角カメラ撮影も安心できることはかなり大切なポイントです。
パッと撮影してキレイと感じられることが「Google Pixel 7a」のカメラの魅力です。写真の細部を拡大して他のスマホと比較したい勢でなければ、満足できるレベルでしょう。
動画撮影は、標準カメラが4K 60fps、広角カメラがフルHD 60fpsまで対応しています。
「Google Pixel 7a」のスペック
「Google Pixel 7a」の主なスペックは以下のとおりです。
- OS:Android 13
- ディスプレイ:90Hz 6.1″ AMOLED(2400×1080)
- SoC:Tensor G2
- RAM:8GB
- ROM:128GB
- カメラ:REAR:64MP+13MP FRONT:13MP
- Wi-Fi:802.11 a/b/g/n/ac/ax
- 指紋センサー:○(画面内)
- USB:Type-C
- バッテリー:4385mAh
- サイズ:72.9(W)×152(H)×9.0(D) mm
- 重量:193.5g
5年間のセキュリティアップデート保証あり
「Google Pixel 7a」は発売時から5年間のセキュリティアップデート保証があります。長期アップデート保証があることは選びやすいポイントになるでしょう。
一方で、ピュアAndroidであるので、他メーカーにあるようなデュアルアプリ(ツインアプリ)といったような特別な機能の対応はありません。
また、デフォルトのホームアプリ(ホームランチャー)は「Pixel Launcher」。検索バーの削除などで使い勝手があまり良くないと感じる場合があるでしょう。
ホームアプリは変更可能で、必要であれば別のホームアプリを試してみましょう。
「Google Pixel 7a」の対応バンドは充実!n79対応でドコモ回線も安心!
「Google Pixel 7a」の対応バンドは以下のとおりです。
LTE: B1/2/3/4/5/7/8/12/17/18/19/20/21/25/28/32/38/39/40/41/42/66
5G Sub-618: n1/2/3/5/7/8/12/20/25/28/38/40/41/66/75/76/77/78/79
「Google Pixel 7a」の対応バンドは非常に充実しています。ドコモ版リリースもあって5Gのn79にも対応し、ドコモ回線を使いたい場合にはうれしいポイントです。
ミリ波には非対応ですが、エリア極狭で問題ないでしょう。
また、「Google Pixel 7a」は気になる楽天モバイルSIMも問題なく使えます。実は、楽天モバイル公表の楽天回線対応製品です。
物理SIMとeSIMのデュアルSIMに対応。メイン回線とサブ回線を使い分けることができます。
2枚の物理SIMを同時に挿すことはできないことは理解しておきましょう。
\販売情報をチェック/
まとめ:ハンパない安心感!「Google Pixel 7a」実機レビュー!
以上、Googleの5Gスマートフォン「Google Pixel 7a」実機を使ってレビューした内容についてまとめておきました。
結論としては、ヒットモデル「Google Pixel 6a」にさらに磨きがかかった仕上がりです。
「Google Pixel 7a」はミドルレンジスマホとしてはほぼ隙なしの仕上がりです。大きな弱点がなく、一部の特徴では発売時点のミドルレンジ水準を上回っています。
実際に「Google Pixel 7a」を使ってみて良かった点とイマイチだった点をまとめておきます。
「Google Pixel 7a」の良かった点
「Google Pixel 7a」は、Tensor G2搭載でパフォーマンスが高く、カメラはなかなか強力です。
Google One有料プランに非加入でも消しゴムマジックが使える機能面の面白さもあります。「レコーダー」アプリの「文字起こし」機能はかなり便利という場合もあるでしょう。
また、5年間のセキュリティアップデート保証であることの安心感はやはりデカいです。
「Google Pixel 7a」のイマイチだった点
「Google Pixel 7a」はディスプレイサイズからするとやや重いです。また、特徴的なデザインも賛否は分かれそうです。
ワイヤレス充電に対応していますが、ワイヤレスリバースチャージは不可。他のGoogleデバイスをワイヤレス充電できずワイヤレス充電はとても中途半端な印象です。
2023年ヒット間違い無しの魅力的なスマホ!
総合的に見ると、長く使えるミドルレンジを選びたい場合には「Google Pixel 7a」は安定の選択肢になるでしょう。
「Google Pixel 7a」の日本発売で、他メーカーは新たなミドルレンジ水準での競争を展開する必要が出てきそうです。
さっそく、モトローラは競合機「motorola edge 40」を日本投入しています。FeliCa&防水・防塵対応でパフォーマンスも十分に高くて面白い存在です。
一方で、Xiaomiの海外スマホであれば、Snapdragon 7+ Gen2搭載のPOCO F5が有力な対抗候補になりますが、2023年12月時点で日本発売のアナウンスはありません。
「Google Pixel 7a」の登場で、日本のミドルレンジ市場がどのように変化するかも楽しみです。
参考になれば幸いです!
後継モデル「Google Pixel 8a」が発売【追記】
Googleは、2024年5月に新型スマートフォン「Google Pixel 8a」をリリースしています。
「Google Pixel 7a」の後継モデルは新たにTensor G3を搭載するなど、前モデルから確実にブラッシュアップされています。
詳しくは「大本命?「Google Pixel 8a」実機レビュー!Tensor G3搭載スマホの良かった点とイマイチだった点!」をご覧ください。
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