この記事には「POCO X6 Pro 5G」実機でAnTuTuベンチマークスコアをチェックした状況を紹介しています。
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どうも、ガジェットブロガーのやすスマ(X:@yasu_suma)です。
「POCO X6 Pro 5G」はAnTuTuベンチマークスコアはまさにエグいです。興味がある場合にはぜひ参考にしてみてください。
「POCO X6 Pro 5G」実機でAnTuTuベンチマークスコアをチェック!
![「POCO X6 Pro 5G」実機でAnTuTuベンチマークスコアをチェック!](https://yasu-suma.jp/wp-content/uploads/2024/02/POCO-X6-Pro-5G-AnTuTu-bench-score-1.jpg)
「POCO X6 Pro 5G」は2024年1月にグローバル発表された5Gスマートフォン。AliExpressでは200ドル台で購入できるので、価格は完全にミドルレンジです。
SoCには4nm製造プロセスの「Dimensity 8300-Ultra」を搭載。グローバル発表時にAnTuTuスコアがおよそ146万と公表されて大きな話題になりました。
「POCO X6 Pro 5G」の8+256GBモデルを購入したので、AnTuTuベンチマークスコアを実際に計測しておきます
3回連続で計測しているので、スコアの安定性や発熱状況にも注目です。では、さっそくベンチマーク結果を見ていきましょう。
「POCO X6 Pro 5G」の実測AnTuTu V9ベンチマークスコア
![「POCO X6 Pro 5G」の実測AnTuTu V9ベンチマークスコア](https://yasu-suma.jp/wp-content/uploads/2024/02/POCO-X6-Pro-5G-AnTuTu-bench-score-3.jpg)
「POCO X6 Pro 5G」の実測AnTuTu V9ベンチマークスコアはおよそ103万。V9計測であっても100万オーバーを叩き出しています。
「Snapdragon 8+ Gen1」搭載の「Xiaomi 12T Pro」に近いスコアをマーク。とても200ドル台で購入したスマホとは思えないものです。
Snapdragon 7+ Gen2搭載スマホを上回るベンチマークスコア!
「POCO X6 Pro 5G」のAnTuTuベンチマークスコアは、Snapdragon 7+ Gen2搭載の「POCO F5」を上回っています。
2023年はミドルレンジ向け「Snapdragon 7+ Gen2」が驚きのパフォーマンスで話題でした。2024年はさらにミドルレンジの性能アップの激化が期待できそうです。
連続計測で負荷を掛けても大きなスコア変動は無く、モニタリング温度からも分かるように大きな発熱はありません。
いくらパフォーマンスが高くても発熱が多いとマイナスになります。発熱が少ないことはかなり魅力的なポイントです。
「POCO X6 Pro 5G」は5000mm²のVC、10000mm²オーバーのグラファイトなどの冷却機構を備えています。動作の安定性は魅力です。
「Xiaomi 13T」のAnTuTu V9ベンチマークスコアと比較
![「Xiaomi 13T」のAnTuTu V9ベンチマークスコアと比較](https://yasu-suma.jp/wp-content/uploads/2024/02/Xiaomi-13T-AnTuTu-bench-score-6.jpg)
「Xiaomi 13T」は「Dimensity 8200-Ultra」搭載の5Gスマートフォンです。2023年12月に日本で発売されています。
「POCO X6 Pro 5G」とはDimensityの近い型番であるので、AnTuTuベンチマークスコアを比較しておきたい場合があると思います。
「Xiaomi 13T」の実測AnTuTu V9ベンチマークスコアは以下の通り。
![「Xiaomi 13T」の実測AnTuTu V9ベンチマークスコア](https://yasu-suma.jp/wp-content/uploads/2024/02/Xiaomi-13T-AnTuTu-bench-score-3.jpg)
「POCO X6 Pro 5G」と「Xiaomi 13T」のAnTuTuベンチマークスコアの差はおよそ20万。
「Xiaomi 13T」は国内ミドルレンジではパフォーマンスがかなり高い部類に入りますが、「POCO X6 Pro 5G」の方がワンランク上のスコアと分かります。
「Google Pixel 7a」のAnTuTu V9ベンチマークスコアと比較
![「Google Pixel 7a」](https://yasu-suma.jp/wp-content/uploads/2024/02/Google-Pixel-7a-antutu-1.jpg)
ミドルレンジAndroidスマホの代表格の「Google Pixel 7a」のAnTuTu V9ベンチマークスコアとも比較しておきましょう。
「Google Pixel 7a」はお馴染みの「Tensor G2」搭載です。
![「Google Pixel 7a」のAnTuTu V9ベンチマークスコアと比較](https://yasu-suma.jp/wp-content/uploads/2024/02/Google-Pixel-7a-antutu-4.jpg)
実測ベースのスコアでは「Google Pixel 7a」は60万台後半。「POCO X6 Pro 5G」とのスコア差はかなりあります。
実際に使ってみても、やはり「POCO X6 Pro 5G」の方が軽快と体感できます。
UFS4.0ストレージ搭載でフラグシップ並みに高速!
![UFS4.0ストレージ搭載でフラグシップ並みに高速!](https://yasu-suma.jp/wp-content/uploads/2024/02/POCO-X6-Pro-5G-AnTuTu-bench-score-4.jpg)
さらに、「POCO X6 Pro 5G」の内部ストレージ速度はフラグシップスマホに肉薄するレベル。
他の最新フラグシップスマホと同様にUFS4.0ストレージを搭載しています。これも注目しておきたいポイントです。
Androidデバイスの実測AnTuTu V9ベンチマークスコア
他のAndroidデバイスのAnTuTu V9ベンチマークのおよその実測スコア例は以下のとおりです。
機種名 | SoC | AnTuTuスコア |
---|---|---|
REDMAGIC 9 Pro | Snapdragon 8 Gen3 | 1,620,000 |
Zenfone 10 | Snapdragon 8 Gen2 | 1,250,000 |
Xiaomi 13T Pro | Dimensity 9200+ | 1,200,000 |
Xiaomi 12T Pro | Snapdragon 8+ Gen 1 | 1,080,000 |
POCO X6 Pro 5G | Dimensity 8300-Ultra | 1,030,000 |
realme GT 2 Pro | Snapdragon 8 Gen 1 | 990,000 |
POCO F5 | Snapdragon 7+ Gen2 | 950,000 |
Xiaomi 13T | Dimensity 8200-Ultra | 826,000 |
Zenfone 8 | Snapdragon 888 | 780,000 |
Pixel 8 | Tensor G3 | 770,000 |
POCO X4 GT | Dimensity 8100 | 760,000 |
Pixel 7a | Tensor G2 | 680,000 |
POCO F3 | Snapdragon 870 | 680,000 |
Redmi Note 13 Pro+ 5G | Dimensity 7200-Ultra | 620,000 |
Xiaomi 11T | Dimensity 1200-Ultra | 600,000 |
Pixel 6a | Tensor | 590,000 |
Nothing Phone (2a) | Dimensity 7200 Pro | 580,000 |
POCO X3 GT | Dimensity 1100 | 570,000 |
Xiaomi Pad 5 | Snapdragon 860 | 570,000 |
Xiaomi 13 Lite | Snapdragon 7 Gen1 | 560,000 |
Mi 11 Lite 5G | Snapdragon 780G | 500,000 |
realme 9 Pro+ | Dimensity 920 | 490,000 |
OPPO Reno 10 Pro 5G | Snapdragon 778G | 490,000 |
AQUOS sense8 | Snapdragon 6 Gen1 | 470,000 |
Redmi Note 11 Pro 5G | Snapdragon 695 | 390,000 |
Redmi Note 13 Pro | Helio G99-Ultra | 390,000 |
Redmi 12 5G | Snapdragon 4 Gen2 | 390,000 |
OPPO Reno5 A | Snapdragon 765G | 380,000 |
OPPO A79 5G | Dimensity 6020 | 310,000 |
さらにAnTuTu Ver10での計測も行っておきます。
「POCO X6 Pro 5G」の実測AnTuTu V10ベンチマークスコア
![「POCO X6 Pro 5G」の実測AnTuTu V10ベンチマークスコア](https://yasu-suma.jp/wp-content/uploads/2024/02/POCO-X6-Pro-5G-AnTuTu-bench-score-5.jpg)
「POCO X6 Pro 5G」の実測AnTuTu V10ベンチマークスコアはおよそ138万。
さすがに、公表スコアには少し届きませんでしたが、200ドル台で購入可能なスマホとしては驚きのスコアです。
「POCO F6」のAnTuTu V10ベンチマークスコアと比較
![「POCO F6」のAnTuTu V10ベンチマークスコアと比較](http://yasu-suma.jp/wp-content/uploads/2024/06/POCO-F6-giteki-2.jpg)
POCOが2024年5月にリリースした「POCO F6」の実測AnTuTu V10ベンチマークスコアも紹介しておきます。
「POCO F6」はSoCに「Snapdragon 8s Gen3」を搭載。クアルコムの最新ハイエンド向けSoCの廉価版です。
「POCO F6」のAnTuTu V10ベンチマークスコアは以下の通り。
![](http://yasu-suma.jp/wp-content/uploads/2024/06/POCO-F6-AnTuTu-4.jpg)
連続計測時の平均スコアでは「POCO X6 Pro 5G」とほぼ同等であることが分かります。
「POCO F6」も重量級ゲームを遊ぶ場合にも十分対応できるパフォーマンスの高さが魅力的です。
Androidデバイスの実測AnTuTu V10ベンチマークスコア
Androidデバイスの実測AnTuTu V10ベンチマークスコアは以下のとおりです。
デバイス名 | SoC | AnTuTuスコア |
---|---|---|
REDMAGIC 9 Pro | Snapdragon 8 Gen3 | 2,160,000 |
Xiaomi Pad 6S Pro | Snapdragon 8 Gen2 | 1,540,000 |
Xiaomi 13T Pro | Dimensity 9200+ | 1,430,000 |
POCO F6 | Snapdragon 8s Gen3 | 1,380,000 |
POCO X6 Pro 5G | Dimensity 8300-Ultra | 1,380,000 |
POCO F5 | Snapdragon 7+ Gen2 | 1,140,000 |
Google Pixel 8 | Tensor G3 | 950,000 |
Google Pixel 7 | Tensor G2 | 890,000 |
Redmi Note 13 Pro+ 5G | Dimensity 7200-Ultra | 740,000 |
motorola edge 40* | Dimensity 8020 | 740,000 |
Nothing Phone (2a) | Dimensity 7200 Pro | 690,000 |
OPPO Reno11 A* | Dimensity 7050 | 610,000 |
Redmi 12 5G* | Snapdragon 4 Gen2 | 440,000 |
OPPO A79 5G* | Dimensity 6020 | 390,000 |
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まとめ:「POCO X6 Pro 5G」実機でAnTuTuベンチマークスコアをチェック!
![まとめ:「POCO X6 Pro 5G」実機でAnTuTuベンチマークスコアをチェック!](https://yasu-suma.jp/wp-content/uploads/2024/02/POCO-X6-Pro-5G-AnTuTu-bench-score-6.jpg)
以上、「POCO X6 Pro 5G」実機でAnTuTuベンチマークスコアをチェックした状況について紹介しておきました。
まさにとんでもないパフォーマンスを備えたミドルレンジスマホが爆誕した印象です。ミドルレンジ価格でハイエンドに迫るパフォーマンスをもっています。
2024年のミドルレンジを比較する場合に、1つのベンチマークになりそうな存在ですね。
「POCO X6 Pro 5G」の実測AnTuTuベンチマークスコアまとめ
「POCO X6 Pro 5G」の実測AnTuTuベンチマークスコアは以下の通りでした。
- AnTuTu V9 103万
- AnTuTu V10 138万
200ドル台スマホでこのAnTuTuスコアはまじでエグいです。Xiaomi 13T Proをサブ機で使っていますが、普段遣いしてみた範囲では動作の違いはマジで分かりません。
ミドル価格でパフォーマンス重視の場合にはとても魅力的
「POCO X6 Pro 5G」は、AMOLEDディスプレイ搭載で十分に綺麗な画面表示が楽しめて、ちゃんと鳴るステレオスピーカーを備えています。
カメラはそれほど大きな特徴がなく、3.5mmイヤホンジャック非搭載が気になるぐらいで、他のスペックも十分に満足できるレベルです。
それでいて、このパフォーマンスはまじでエグい。ミドルレンジスマホを選ぶ場合の基準が爆上がりするレベルです。
Xiaomiさん、いい意味でやりすぎです。
「POCO X6 Pro 5G」の日本発売は不明!
なお、グローバル発表時点で「POCO X6 Pro 5G」の日本発売はアナウンスされていません。
もし、「POCO X6 Pro 5G」が手頃な価格で日本上陸すると、ポジティブにとんでもないことになりそうです。
Xiaomiには「POCO X6 Pro 5G」の日本投入をぜひともお願いしたいところです。
以上、参考になれば幸いです!
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![](https://yasu-suma.jp/wp-content/uploads/2024/02/POCO-X6-Pro-5G-accessory-2-300x169.jpg)
「POCO X6 Pro 5G」アンケート
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