ビビる性能！「POCO F5」実機でAnTuTuベンチマークスコアをチェック！Snapdragon 7+ Gen2搭載

この記事には「POCO F5」実機でAnTuTuベンチマークスコアをチェックした状況を紹介しています。

注目SoC「Snapdragon 7+ Gen2」搭載で実測AnTuTuベンチマークスコアが気になる場合はぜひご覧ください。

※技適未取得機器を用いた実験等の特例制度を活用してチェック

「POCO F5」実機でAnTuTuベンチマークスコアをチェック！

「POCO F5」は、Xiaomiが2023年5月にグローバル発表した5Gスマートフォン。筆者は、AliExpressで284ドルで購入しました。

SoCに「Snapdragon 7+ Gen2」搭載。そのパフォーマンスは2022年のハイエンドモデルに迫るレベルと評判です。

では、注目のAnTuTuベンチマークスコアをチェックしていきます。

「POCO F5」のAnTuTuベンチマークスコアを3回連続で計測！

「POCO F5」実機でAnTuTuベンチマークスコアを3回連続で計測します。スコアに加えて発熱状況も確認してください。

なお、計測は初回起動直後に実施しています。

「POCO F5」の実測AnTuTu V9ベンチマークスコアは94.5万

結果としては、「POCO F5」の実測AnTuTuベンチマークスコアはおよそ94.5万。

メーカー公表のAnTuTuベンチマークスコアは969,903。実測スコアも意外と近く、微妙に驚きます。連続計測でのスコア安定も注目ポイントです。

一方で、発熱はそれなりに感じるレベルです。モニタリング温度でも40℃を超えているタイミングが多いですど。

「POCO F5」は7.9mm/181gのやや薄型で軽量なボディで、重量級ゲームのガチプレイユーザーには気になる状況かもしれません。

AnTuTuアプリで「POCO F5」の内部ストレージ速度もついでにチェック。

このあたりはちょっとケチってかも？とか思ったけど、全然そんなことありません。めちゃくちゃ優秀なストレージ速度でホントごめんなさい。

もちろん、ウェブ閲覧や動画視聴などのライトな用途での動作は軽快そのもの。YouTubeを視聴ぐらいであれば、正直言って、他のハイスペックスマホと同じような感触しかありません。

では、『「パフォーマンスモード」に設定したらスコアがもっと上がるんちゃう？』と思ってしまいますよね。

パフォーマンスモードでAnTuTuベンチマークスコアを計測！

連続計測した翌日に、バッテリーセーバーの初期設定をパフォーマンスモードに変更。ふたたびAnTuTuベンチマークスコアを計測しておきました。

これまでで最高のPOCO F5のAnTuTuスコアに出会うことができましたが、わずかに上昇したレベル。

計測中に『パフォーマンスモードだったら100万超えるんちゃう？』とワクワクしていましたがそこは残念。

「Google Pixel 7a」のAnTuTu V9ベンチマークスコアと比較

「Tensor G2」搭載のGoogle Pixel 7aの実測AnTuTuベンチマークスコアは70万前後です。

ベンチマークスコアだけをみるとPOCO F5が上回っています。実際に比較して使ってみても、POCO F5の軽快な動作がかなり印象的です。

そもそもミドルレンジで、このレベルのAnTuTuベンチマークスコアであること自体が素晴らしい変化です。2023年のミドルレンジでは「POCO F5」が頭一つ抜けた存在になっています。

「POCO X6 Pro 5G」のAnTuTu V9ベンチマークスコアと比較

POCOは2024年1月に新型スマートフォン「POCO X6 Pro 5G」を発表。

SoCに「Dimensity 8300-Ultra」を搭載。200ドル台の価格でありながら、パフォーマンスの高さに注目が集まっています。

「POCO X6 Pro 5G」の実測AnTuTu V9ベンチマークスコアは以下の通り。

「POCO X6 Pro 5G」のAnTuTu V9ベンチマークスコアは実測ベースでついに100万オーバー。

なお、「POCO X6 Pro 5G」のAnTuTu V10ベンチマークスコアについては次の記事にまとめています。

「POCO F5」とともにハイエンドスマホに迫る動作感は非常に魅力的です。

Androidデバイスの実測AnTuTu V9ベンチマークスコア

他のAndroidデバイスのAnTuTu V9ベンチマークのおよその実測スコア例は以下のとおりです。

機種名	SoC	AnTuTuスコア
REDMAGIC 9 Pro	Snapdragon 8 Gen3	1,620,000
Zenfone 10	Snapdragon 8 Gen2	1,250,000
Xiaomi 13T Pro	Dimensity 9200+	1,200,000
Xiaomi 12T Pro	Snapdragon 8+ Gen 1	1,080,000
POCO X6 Pro 5G	Dimensity 8300-Ultra	1,030,000
realme GT 2 Pro	Snapdragon 8 Gen 1	990,000
POCO F5	Snapdragon 7+ Gen2	950,000
Xiaomi 13T	Dimensity 8200-Ultra	826,000
Zenfone 8	Snapdragon 888	780,000
Pixel 8	Tensor G3	770,000
POCO X4 GT	Dimensity 8100	760,000
Pixel 7a	Tensor G2	680,000
POCO F3	Snapdragon 870	680,000
Redmi Note 13 Pro+ 5G	Dimensity 7200-Ultra	620,000
Xiaomi 11T	Dimensity 1200-Ultra	600,000
Pixel 6a	Tensor	590,000
Nothing Phone (2a)	Dimensity 7200 Pro	580,000
POCO X3 GT	Dimensity 1100	570,000
Xiaomi Pad 5	Snapdragon 860	570,000
Xiaomi 13 Lite	Snapdragon 7 Gen1	560,000
Mi 11 Lite 5G	Snapdragon 780G	500,000
realme 9 Pro+	Dimensity 920	490,000
OPPO Reno 10 Pro 5G	Snapdragon 778G	490,000
AQUOS sense8	Snapdragon 6 Gen1	470,000
Redmi Note 11 Pro 5G	Snapdragon 695	390,000
Redmi Note 13 Pro	Helio G99-Ultra	390,000
Redmi 12 5G	Snapdragon 4 Gen2	390,000
OPPO Reno5 A	Snapdragon 765G	380,000
OPPO A79 5G	Dimensity 6020	310,000

「POCO F5」のベンチマークスコアはSnapdragon 8 Gen1搭載機に迫るレベルです。

「POCO F5」の実測AnTuTu V10ベンチマークスコアは100万オーバー

AnTuTu V10ベンチマークアプリ計測の「POCO F5」のAnTuTuベンチマークスコアは約113万です。

V10計測の場合には100万オーバーをマークしています。連続計測でも発熱はそれほど大きくなく動作も安定しています。

ミドルレンジスマホとしては素晴らしいAnTuTuベンチマークスコアです。

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まとめ：「POCO F5」実機でAnTuTuベンチマークスコアをチェック！

以上、「POCO F5」実機でAnTuTuベンチマークスコアをチェックした状況について紹介しておきました。

Snapdragon 7+ Gen2のパフォーマンスはまさに噂通りのもの。今までのクアルコムのミドルレンジSoCをぶっちぎっています。

やや発熱多めであることは注意したいポイントですが、体感できる動作パフォーマンスでは『9割以上のユーザーはこれで大満足でしょう！』と思うレベルです。

「POCO F5」は日本発売熱望のスマートフォン！

日本では「Google Pixe 7a」がパフォーマンス・カメラ・使い勝手のすべてがハイレベルで、大きな話題になっています。

「POCO F5」はGoogle Pixel 7aに対抗できそうな魅力をもった数少ないミドルスペックスマートフォンの印象です。シンプルにこのパフォーマンスは驚異的です。

POCO F4 GTが日本で発売済みです。ぜひとも、Xiaomiには「POCO F5」を日本発売してほしいと感じる今日このごろです。

なお、海外版「POCO F5」には技適が有りませんのでご注意ください。

以上、参考になれば幸いです！

「POCO F5」のスペック

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「POCO F5」アンケート

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SOURCE

POCO F5