この記事にはXiaomiの5Gスマートフォン「POCO X7 Pro」をレビューした内容を紹介しています。

どうも、ガジェットブロガーのやすスマ(X:@yasu_suma)です。
POCO Xシリーズがついに日本でも発売。「POCO X7 Pro」はコスパ炸裂で衝撃の日本リリースです。
「POCO X7 Pro」実機レビュー!高コスパ強烈なXiaomiスマホ!

「POCO X7 Pro」は、2025年2月に日本発売の5Gスマートフォンです。
国内のPOCOスマホとしては「POCO F4 GT」、「POCO F6 Pro」に続く第3弾モデルです。

POCO Padもリリース済み
海外スマホ好きとしては高コスパでお馴染みのPOCO Xシリーズがついに日本発売。日本発売日に秒でポチってみました。
日本モデルの公表価格は49,980円~。国内ミドル激戦の価格帯にとんでもないモンスタースマホが登場です。
「POCO X7 Pro」は3色のカラー展開!POCOらしいイエローが印象的!

「POCO X7 Pro」のボディカラーはイエロー、グリーン、ブラックの3色展開。POCOのイメージカラーのイエローをチョイスしています。
では、さっそく「POCO X7 Pro」を実際に使った印象をまとめておきます。
120Hz対応の6.67インチAMOLEDディスプレイに大満足!

「POCO X7 Pro」のディスプレイは非常にキレイで明るいです。
ディスプレイは6.67インチのAMOLED(2712×1220)を搭載。フルHD+を上回る高解像度ディスプレイで精細な画面表示を楽しめます。
4辺ベゼルがスリムで高い没入感でコンテンツを楽しめます。
ミドルレンジスマホではベゼルの太さにけっこう差が出ます。「POCO X7 Pro」はかなりベゼルが細い部類です。
公称ピーク輝度は3200nitとハイレベルで見やすい!

公称ピーク輝度は3200nitはかなりハイレベル。iPhone 16 Proは2000nit、大きく上回っています。
明るい屋外で使う場合でも、視認性が高くてストレスを感じることがありません。

有機ELディスプレイ搭載で視野角が広いです。様々なシーンでとても使いやすいです。
もちろん、WidevineセキュリティレベルはL1対応です。
最大120Hzのハイリフレッシュレート対応で滑らかな画面表示

最大120Hzのリフレッシュレートに対応。ハイリフレッシュレート対応で滑らかな画面表示を楽しめます。
なお、デフォルトではリフレッシュレートが自動可変の設定です。特に設定をいじることなく滑らかな画面表示を体感できます。
タッチやスクロールなどの基本的な操作も問題ありません。なお、ディスプレイにはフィルムが貼り付け済みです。
国内のミドルレンジ価格のスマホとしては、ディスプレイの仕上がりは隙無しと感じています。
Dolby Atmos対応のステレオスピーカーを搭載

「POCO X7 Pro」はサウンドにも力を入れています。
Dolby Atmos対応のステレオスピーカーを搭載し、音はそこそこクリアで音量もしっかり出ます。
一方のスピーカーは受話口から音が出ていてやや音が小さめで左右の音のバランスはそれなりです。また、デフォルトでは低音はやや弱めと感じます。
音自体は悪くないので、一般的なミドルレンジスマホでは良い仕上がりの部類です。動画などのコンテンツを楽しめるスピーカーと感じています。
なお、3.5mmイヤホンジャックは非搭載。有線イヤホンを使いたい場合には注意が必要です。
バイブレーションにもこだわっていて、臨場感を高める振動がとても印象的です。ゲーム用途も想定されるスマホらしい特徴です。
指紋認証と顔認証に対応!ディスプレイ内指紋認証の使い勝手は良好!

「POCO X7 Pro」は指紋認証と顔認証に対応。生体認証は併用も可能で使い勝手が良いです。

指紋認証センサーはディスプレイ内に搭載。指紋認証の使い勝手は良好で、指紋の認証からロック解除までスムーズに使えています。
ミドルレンジスマホのディスプレイ内指紋認証は使い勝手に意外と差が出ます。しっかりチェックしておきたいポイントです。
なお、フラグシップモデルのような超音波式ではなく、一般的な光学式の指紋認証センサーです。
ディスプレイ内指紋認証センサー搭載となっているので、フィルムを貼り替える場合には指紋認証対応のものを選びましょう。
「POCO X7 Pro」の眼を引くデザイン!ギリで扱いやすい重さ!

「POCO X7 Pro」のイエローカラーの背面はヴィーガンレザーを使ってデザインされています。
それほど高級感はないですが、指紋の跡が目立たないなどの使い勝手に優れた背面と感じています。
カラーによっては表面の質感が変わってくるので他カラーを選ぶ場合にはリサーチしておきましょう。
ボディ重量は200gをギリで切っている!

「POCO X7 Pro」の公称ボディ重量は195g/198g。軽さが魅力にはなりませんが、6.67インチサイズで不満ない重さに抑えています。
使ってみても重さから大きなストレスを感じることはないです。カメラモジュール部分がそれほど大型ではなく、筐体のバランスが良い印象です。
防水防塵性能はIP68レベルに対応。ちょっとした水濡れであればまったく問題ありません。
「POCO X7 Pro」の付属品は充実!グレーカラーの保護ケースはイマイチ!

「POCO X7 Pro」の同梱品にはグレーカラーの保護ケースも含まれています。ただし、個人的にはクリアケースのほうが良かったです。
クリアケースの場合には使っていくと黄ばみが出ることを配慮したと予想していますが、少し前のXiaomiスマホのようにクリアケース付属が良いと感じています。
なお、Amazonなどでサードパーティ製のクリアケースを購入可能です。
「Dimensity 8400-Ultra」搭載でニアハイエンド性能が魅力すぎる!

「POCO X7 Pro」のハイパフォーマンスぶりは大きな特徴です。従来の国内ミドルレンジスマホのレベルを大きく超えています。
SoCは「Dimensity 8400-Ultra」を採用。「Xiaomi 14T」に搭載の「Dimensity 8300-Ultra」の後継です。
初回起動直後にAnTuTuベンチマークスコアを3回連続で計測した結果は以下のとおりです。

Snapdragon 8 Gen2やDimensity 9300の2023年下半期のハイエンドSoCに匹敵するベンチマークスコアです。
ウェブ閲覧や動画視聴などのライトユースがめちゃ軽快に動作します。多くのユーザーにとって魅力的なポイントになるでしょう。
3Dゲームをそれなりに遊びたい勢にもおすすめできるパフォーマンスを備えています。おそらく、9割以上のユーザーにとっては必要十分だと感じています。
ハイエンドスマホと同じLPDDR5X+UFS4.0!高速なストレージが良い!

「POCO X7 Pro」のRAM容量は8GB/12GB(LPDDR5X)、内部ストレージ容量は256GB/512GB(UFS4.0)。
何気にハイエンドスマホと同じLPDDR5X+UFS4.0の組み合わせです。
筆者は8+256GBモデルを購入し、初回起動直後の内部ストレージの状態は上の写真のとおりです。空き容量はおよそ226GBです。
microSDカードは非対応であるので、慎重にストレージ容量を選ぶことがおすすめです。

ストレージ速度を計測してみると、もはやハイエンドクラスの結果を叩き出しています。
Androidベースの「Xiaomi HyperOS」を搭載!アップデート保証は?

「POCO X7 Pro」のOSはAndroidベースの「Xiaomi Hyper OS」を搭載。
Xiaomiスマホでお馴染みのカスタムOSです。他メーカーのAndroidスマホからの機種変更の場合でも苦労することは少ないでしょう。
プリインアプリはそれなりに多いですが、アンインストールできるものが多いです。

Xiaomiスマホでお馴染みの「セカンド・スペース」や「デュアルアプリ」などの特徴的な機能にも対応しています。
アップデート保証は公言されていませんが、3年間のOSアップデート、4年間のセキュリティアップデートが予定されていると噂されています。
光学手ブレ補正対応の5000万画素カメラの使い勝手は良い!

「POCO X7 Pro」の背面には5000万画素(標準 F1.5 1/1.95″ IMX882 F1.59 OIS)+800万画素(広角)のデュアルカメラを搭載。
標準+広角のシンプルなカメラ構成です。光学望遠カメラは非搭載ですが、ミドルレンジスマホとしては問題ないカメラ構成です。
標準カメラでの撮影サンプル
「POCO X7 Pro」の標準カメラでの撮影サンプルです。比較のために「Google Pixel 8」でも撮影しています。








実際に撮影してみると、期待していた以上にキレイに撮れるので正直少し驚きました。
明るいF1.5レンズや高性能SoCを採用してこともあって、暗所も含めてGoogle Pixel 8と比べても遜色ないレベルと感じています。
色味は自然でダイナミックレンジは問題ありません。オート撮影でこれだけ撮れるのであれば満足度は高いでしょう。


一方で、7倍のデジタルズームで上の写真のように撮影すると両機に差が出てきます。
「Google Pixel 8」は最大8倍の超解像度ズーム対応で、キレイではないですがギリで粘っています。
一部のミドルレンジのようなロスレスズーム(超解像度ズーム)に対応していないあたりが差になると感じます。
「POCO X7 Pro」の標準カメラはスペック以上に好印象です。多くのニーズにしっかり応えてくれる絶妙なカメラとなっています。
一方で、遠い被写体を撮りたい場合には物足りなさがあるので、どのようなシーンで撮影したいかの想定は重要でしょう。
動画撮影が4Kの60fpsに対応していることは使い勝手が良いです。ミドルレンジの場合は4Kの30fpsまでの場合が多いので見逃せないポイントです。
広角カメラでの撮影サンプル
次に「POCO X7 Pro」の広角カメラでの撮影サンプルです。






標準カメラが期待以上の仕上がりと感じた一方で、800万画素の広角カメラはスペック相応といった印象です。
メモ程度の撮影であれば問題ありませんが、キレイに撮ろうとすると物足りないでしょう。低照度の撮影でははっきりと厳しさが分かります。
大容量6000mAhバッテリーとパワフルな急速充電に対応!

「POCO X7 Pro」のバッテリー持ちは非常に良いです。1日使ってみてもバッテリーはおよそ半分ほど残っています。
バッテリー容量は6000mAhで、かなり大容量の部類です。安心して使えるバッテリー持ちの良さは魅力的なポイントです。
急速充電は90W有線に対応。公称42分でフル充電可能で、十分パワフルに急速充電できます。

なお、90W充電対応のACアダプターが同梱されています。
購入後すぐに急速充電できて便利です。ただし、ワイヤレス充電には非対応です。
「POCO X7 Pro」の価格!日本版も驚異的な価格設定!

日本版「POCO X7 Pro」の価格は以下の通りです。
- 8+256GBモデル 49,980円
- 12+512GBモデル 59,980円
ハイエンドに迫るハイパフォーマンスでありながら、およそ5万円で購入できるのはマジでエグいです。
おサイフケータイ(FeliCa)は非対応ですが、ディスプレイやバッテリーのスペックもなかなか強力でホント強力です。
ミドルスペックスマホ購入の予算でパフォーマンスを重視したい場合にはめちゃくちゃ魅力的な選択肢になるでしょう。
IIJmioで「POCO X7 Pro」のMNP特価あり
IIJmioでは、「POCO X7 Pro」を3月4日より販売開始しています。
販売開始時点で、のりかえ価格対象に追加され、MNP一括34,800円~の特価で販売されています。
詳しくは「大注目特価きたぁ!「POCO X7 Pro」がIIJmioでMNP特価で圧倒的なコスパに!」をご覧ください。
日本版「POCO X7 Pro」のスペック・対応バンド

「POCO X7 Pro」の主なスペックは以下のとおりです。
- OS:Android (Xiaomi HyperOS 2)
- ディスプレイ:6.67 インチ(2712×1220)
- SoC:Dimensity 8400-Ultra
- RAM:8GB/12GB
- ROM:256GB/512GB
- カメラ:REAR:50MP+8MP FRONT:20MP
- Wi-Fi:802.11 a/b/g/n/ac/ax
- 指紋センサー:○(画面内)
- USB:Type-C
- バッテリー:6000mAh
- サイズ:75.24(W)x160.75(H)x8.29/8.43(D) mm
- 重量:195g/198g
「POCO X7 Pro」の対応バンドは以下のとおりです。
5G:n1/2/3/5/7/8/20/26/28/38/40/41/48/66/77/78
4G:LTE FDD:B1/2/3/4/5/7/8/18/19/20/26/28/66
4G:LTE TDD:B38/40/41/42/48
3G:B1/2/4/5/6/8/19
2G:850/900/1,800/1,900MHz
当然ながら日本モデルの対応バンドは充実しています。ドコモ5Gのn79には非対応である点は注意です。
また、nanoSIM+nanoSIMのデュアルSIMに対応。eSIMには非対応です。
まとめ:「POCO X7 Pro」実機レビュー!高コスパ強烈なXiaomiスマホ!

以上、Xiaomiの5Gスマートフォン「POCO X7 Pro」をレビューした内容について紹介しておきました。
高コスパな海外スマホでお馴染みであったPOCO Xシリーズがついに日本でリリース。
「POCO X7 Pro」は多くのユーザーが満足できるハイレベルな仕上がりです。
カメラ構成は控えめですが、標準カメラ中心の撮影であれば予想以上に満足度が高いです。いい意味で構成のメリハリを感じます。
すべてを盛り込めば価格上昇してしまうのは当たり前の話です。POCOスマホらしいメリハリそのままの国内投入してくれたことは非常にうれしいと感じています。
「POCO X7 Pro」実機を手に取るとその高コスパぶりはすぐに分かるレベルでしょう。
\三木谷CPで最大14,000ポイント/
手頃な価格でハイパフォーマンスなスマホが欲しい場合にはおすすめ!
出費を抑えてハイパフォーマンスなスマホが欲しい場合には魅力的な選択肢としておすすめです。
POCO Xシリーズの日本発売は、国内ミドルレンジ市場にもインパクトになることは間違いありません。
「POCO X7 Pro」は、2025年の高コスパなスマホの代表格になると勝手に予想しています。
おサイフケータイが必要な場合はau/UQ mobileからリリースの「Xiaomi 14T」をチェックすることがおすすめです。
「Xiaomi 14T」はライカ監修カメラを搭載し、カメラ構成も充実しています。
ともに魅力的なスマートフォンであるので、気になる場合には比較してみましょう。
本記事の内容が参考になれば幸いです。
\販売情報をチェック/
「POCO X7 Pro」アンケート
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