爆裂コスパ!「POCO X6 Pro 5G」実機レビュー!驚き性能のミドルスペックスマホ【日本発売期待】

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この記事にはPOCOが海外発売している「POCO X6 Pro 5G」をレビューした内容を紹介しています。

やすスマ

どうも、ガジェットブロガーのやすスマ(X:@yasu_suma)です。

「POCO X6 Pro 5G」は価格帯を大きく上回るレベルの脅威のパフォーマンスをもっています。実際に使ってみてよかった点とイマイチだった点をまとめています。

目次

「POCO X6 Pro 5G」実機レビュー!驚き性能のミドルスペックスマホ【日本発売期待】

「POCO X6 Pro 5G」実機レビュー!驚き性能のミドルスペックスマホ【日本発売期待】

POCO X6 Pro 5G」は2024年1月発売の5Gスマートフォンです。AliExpressでは200ドル台で購入可能で、まさにミドルレンジでど真ん中の価格帯です。

2024年3月時点で日本発売のアナウンスは無く、その仕上がりの良さが評判で今後の日本発売があるか注目の存在です。

まずは、「POCO X6 Pro 5G」のスペック等をチェックしておきます。

「POCO X6 Pro 5G」のスペック・対応バンド

「POCO X6 Pro 5G」のスペック
  • OS:Android (Xiaomi HyperOS)
  • ディスプレイ:6.67 インチ(2712×1220)
  • SoC:Dimensity 8300-Ultra
  • RAM:8GB/12GB
  • ROM:256GB/512GB
  • カメラ:REAR:64MP+8MP+2MP FRONT:16MP
  • Wi-Fi:802.11 a/b/g/n/ac/ax
  • 指紋センサー:○(画面内)
  • USB:Type-C
  • バッテリー:5000mAh
  • サイズ:74.34(W)×160.45(H)×8.25/8.35(D) mm
  • 重量:186g/190g
「POCO X6 Pro 5G」の対応バンド

5G Sub6G: n1/2/3/5/7/8/20/28/38/40/41/48/77/78
5G NSA:n1/3/5/7/8/28/38/40/41/77/78
4G LTE FDD: B1/2/3/4/5/7/8/18/19/20/28/66(NarrowBand)
4G LTE TDD: B38/40/41/48
3G WCDMA: B1/2/4/5/6/8/19
2G GSM: 850/900/1800/1900MHz

最大の注目ポイントは「Dimensity 8300-Ultra」搭載によるパフォーマンスの高さ。また、対応バンドはかなり充実しています。

nanoSIM+nanoSIMのデュアルSIM対応で、eSIMには非対応です。なお、2024年3月時点ではグローバル版で技適を確認することはできていません。

ブラック、グレー、イエローの3色展開

ボディカラーは、ブラック、グレー、イエローの3色展開。筆者はグレーカラーの8GB+256GBモデルを購入しています。

では、さっそく「POCO X6 Pro 5G」実機をチェックしていきましょう。

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高解像度6.67インチAMOLEDディスプレイは満足度が高い

高解像度6.67インチAMOLEDディスプレイは満足度が高い

「POCO X6 Pro 5G」は、120Hz対応の6.67インチAMOLEDディスプレイ(2712×1220)を搭載。

フルHD+を上回る高精細なディスプレイで、公称ピーク輝度は1800nitsと十分なレベル。HDR 10+、Dolby Visionにも対応しています。

屋外の明るい場所でも視認性は問題無し

実際に使ってみると鮮やかでキレイな画面表示を楽しむことができます。屋外の明るい場所でも視認性は問題無し

もちろん、タッチ感度やレスポンスに不満はなく、ディスプレイの満足度はかなり高いです。

ベゼルがかなり細い

他に注目すべきはベゼルの細さです。極細のベゼルデザインで、コンテンツへの没入感は十分。

←Xiaomi 13T POCO X6 Pro→
←Xiaomi 13T POCO X6 Pro→

ただし、パンチホールがわずかに大きいことは減点要素です。中央に配置されているので、ゲームプレイ時には地味に気になっています。

なお、ディスプレイの解像度をフルHD+に変更する設定項目は残念ながら無いようです。

最大120Hzのリフレッシュレート対応で滑らかな画面表示

最大120Hzのリフレッシュレート対応で滑らかな画面表示

「POCO X6 Pro 5G」のディスプレイは最大120Hzのリフレッシュレート対応。とても滑らかな画面表示を楽しめます。

デフォルトでは使用状況に応じてリフレッシュレートが動的に変化する設定。なめらかな動作とバッテリー消費のバランスを両立しています。

やすスマ

30Hz/60Hz/120Hzで変化するようです

LTPOのように1-120Hzの多様な動的リフレッシュレートではありませんが、実際のバッテリー持ちを含めて考えても不満は感じません。

リフレッシュレート設定は最大120Hz/60Hz優先に変更することも可能です。

なお、ディスプレイには保護フィルムが貼られています

ステレオスピーカーは可もなく不可もなく

ステレオスピーカーは可もなく不可もなくのレベル

「POCO X6 Pro 5G」のスピーカーはステレオです。ただし、受話口側の片方のスピーカーは音が小さいので、横持ち時の音の左右バランスはイマイチです。

音自体はそれなりにクリアであって音量は問題ないので、可もなく不可もなくのステレオスピーカーと感じています。

ディスプレイ内指紋認証センサーの使い勝手は良い

ディスプレイ内指紋認証センサーの使い勝手は良い

「POCO X6 Pro 5G」の指紋認証センサーは画面内に搭載しています。

ミドルレンジのディスプレイ内指紋認証センサーの使い勝手は当たり外れのぶれ幅が大きいですが、「POCO X6 Pro 5G」の指紋認証は使い勝手がとても良いです。

軽く指をあてるとスムーズに認証されて、画面点灯も素早いです。国内フラグシップ「Xiaomi 13T Pro」を併用していますが、使い勝手は遜色ないレベル。

ミドルレンジのディスプレイ内指紋センサーは使い勝手が気になるところですが、「POCO X6 Pro 5G」はとても使い勝手が良いです。

顔認証も併用可能で、その認証速度は爆速です。

大画面6.67インチディスプレイ搭載で扱いやすい軽さが良い

大画面6.67インチで扱いやすい軽さが良い

「POCO X6 Pro 5G」の公称重量は186g/190g。ディスプレイサイズを考えるとけっこう軽めです。

6.67インチでボディ幅は74.34mmとけっこう頑張っているので、手に持ったときの感触は悪くはありません。

一方で、フラットなフレームデザインは好き嫌いが分かれそうなところです。

防水・防塵性能はIP54レベル。XiaomiミドルレンジではRedmi Note 13 Pro+ 5GがIP68防水防塵に対応しています。

防水・防塵性能を重要視する場合にはチェックしておきましょう。

グレーカラーの指紋の跡は気になる

グレーカラーの指紋の跡は気になる

一方で、背面は樹脂素材でデザインされていて、グレーカラーは指紋の跡が強烈に気になります

やすスマ

イエローの背面はビーガンレザー調で指紋の跡はマシだと思います。

少なくともグレーカラーの場合はケースを付けて使用前提がおすすめです。

付属ケースはブラックカラー

なお、付属ケースはブラックカラーでした。装着時の雰囲気は悪くないですが、クリアケースが良い場合には注意です。

「Dimensity 8300-Ultra」搭載でバグ級のハイパフォーマンス

「Dimensity 8300-Ultra」搭載でバグ級のハイパフォーマンス

「POCO X6 Pro 5G」のSoCは「Dimensity 8300-Ultra」を採用しています。

「POCO X6 Pro 5G」のAnTuTUスコア

実測AnTuTu V10ベンチマークスコアはおよそ138万。いい意味でバグっている200ドル台のスマホのパフォーマンスです。

やすスマ

「Xiaomi 13T Pro」と併用しても同じような使用感です。

ウェブ閲覧や動画視聴などのライトな用途はもちろんサクサク。ヘビー級の3Dゲームプレイにも十分に対応できます。

Xiaomi 13T Proに迫るAnTuTuベンチマークスコア!

実測ベースのAnTuTu V10スコアでは、Xiaomi 13T Proのものに迫るレベル。まさにミドルレンジ突出のパフォーマンスが最大の魅力です。

負荷をかけたときの発熱はそこまで大きくないので、安定動作で使えていることも好印象です。

しかも、LPDDR5X+UFS4.0は最新ハイエンドと同じです。内部ストレージも驚くぐらいに高速です。

内部ストレージも驚くぐらいに高速

パフォーマンスだけをみると、『ほとんどの人がハイエンドを選ばなくて良いじゃあねぇ?』と感じてしまうほどです。

Androidベースの「Xiaomi HyperOS」を搭載

Androidベースの「Xiaomi HyperOS」を搭載

「POCO X6 Pro 5G」のOSは、Androidベースの「Xiaomi HyperOS」を搭載。

Xiaomiスマホでお馴染みのデュアルアプリやセカンドスペースにも対応しています。

MIUIに代わる新たなカスタムOSですが、その使い勝手は従来と大きな差を感じません。普通に使い勝手は良いでしょう。

なお、初回起動直後のストレージの使用状況は上の写真のとおりです。

システムは約8.6GBになっていて、HyperOS採用によって従来のMIUIよりも軽量化されていることが分かります。

カードスロット

microSDカードを挿すことができないので、ストレージ容量を慎重に選ぶことがおすすめです。

5000mAhバッテリー&67W急速充電対応!

5000mAhバッテリー&67W急速充電!

「POCO X6 Pro 5G」のバッテリー容量は5000mAhで、67Wの急速有線充電に対応。

公称45分でフル充電可能と十分にパワフルな充電です。ただし、グローバル版の付属ACアダプターは海外仕様のプラグで使い勝手はイマイチです。

やすスマ

このあたりは日本版のリリースを期待したくなる部分です。

筆者のような非ゲームプレイのユーザーであれば、普通に使ってみても1日は余裕でバッテリーが持ちます。バッテリー持ちに不満を感じることはありません。

なお、ワイヤレス充電には対応していません。

「POCO X6 Pro 5G」のカメラはミドルレンジ級!

「POCO X6 Pro 5G」のカメラはミドルレンジ級!

「POCO X6 Pro 5G」の背面には6400万画素(標準 1/2″ OIS)+800万画素(120°広角)+200万画素(マクロ)のトリプルカメラを搭載。

OIS(光学手ブレ補正)対応のメインカメラが特徴ですが、特に目を引くカメラ構成ではありません。

実際に「POCO X6 Pro 5G」で撮影してきたサンプル写真をチェックしておきます。なお、比較として「Xiaomi 13T」でも撮影しておきました。

「Xiaomi 13T」は上位モデルの「Xiaomi 13T Pro」と同等のカメラ構成で、ミドルレンジでは強力なカメラを備えています。

「POCO X6 Pro 5G」の標準カメラの撮影サンプル

まずは、「POCO X6 Pro 5G」の標準カメラで撮影した写真です。

「POCO X6 Pro 5G」は明るい場所であれば不満をそれほど感じないレベルで撮影できます。シャープネスが強めで明るめの仕上がりになります。

暗所になると「Xiaomi 13T」の方がより細部が表現できていることも分かります。

一方で、「POCO X6 Pro 5G」はパフォーマンスが高いので撮影レスポンスが良いことは好印象です。

「POCO X6 Pro 5G」の広角カメラの撮影サンプル

次に、「POCO X6 Pro 5G」の広角カメラで撮影した写真です。

「POCO X6 Pro 5G」の広角カメラは800万画素で、やはり解像感それなりです。暗所撮影もそれほど期待できません。

「Xiaomi 13T」は5000万画素広角カメラで解像感はありますが、それでも暗所撮影は弱め。

広角カメラ重視の場合には強力なカメラ搭載のハイエンドスマホを選ぶほうが良いでしょう。

「POCO X6 Pro 5G」のカメラは、スナップ程度に軽く撮影するぐらいであれば不満を感じないレベルでしょう。

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まとめ:「POCO X6 Pro 5G」実機レビュー!驚き性能のミドルスペックスマホ【日本発売期待】

まとめ:「POCO X6 Pro 5G」実機レビュー!驚き性能のミドルスペックスマホ【日本発売期待】

以上、POCOが海外発売している「POCO X6 Pro 5G」をレビューした内容について紹介しておきました。

紹介したように、「POCO X6 Pro 5G」は2024年のコスパモンスタースマホの代表格になること間違いなしの仕上がりです。

特に、手頃な価格で動作パフォーマンスを重視したい場合には魅力大の存在になるでしょう。

ハイエンドに肉薄するハイパフォーマンスはめちゃ魅力!

そのパフォーマンスはハイエンドにかなり近いレベル。9割以上のユーザーには十分では?と感じるぐらいです。

ディスプレイは、ハイエンドには及びませんがミドルレンジとしては満足度が高いです。

カメラはそこまで強力でないので、カメラ重視の場合にはXiaomi 14シリーズなどのハイエンドを検討した方がよいでしょう。

「POCO X6 Pro 5G」は日本発売熱望の鬼コスパスマホ!

「POCO X6 Pro 5G」が手頃な価格で日本発売されると、国内スマホ市場に大きなインパクトを与えることは間違いないでしょう。

早期にリリースされるとマジでエグいスマホになるので、POCO Japanさんには頑張ってほしいものですね。

本記事の内容が参考になれば幸いです。

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Snapdragon 8s Gen3やSnapdragon 7+ Gen3搭載機が発表!

クアルコムはハイエンドに迫るパフォーマンスをもつ新SoCを続々と投入しています。

「Xiaomi Civi 4 Pro」は「Snapdragon 8s Gen3」、「OnePlus Ace 3V」は「Snapdragon 7+ Gen3」を搭載で発表されています。

2024年上半期には、ハイエンドに迫るパフォーマンスをもつスマホがかなりアツくなりそうです。

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POCO X6 Pro 5G

※本記事の内容は原稿執筆時のものです。

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