この記事にはXiaomiの5Gスマートフォン「POCO M7 Pro 5G」実機をレビューした内容を紹介しています。

どうも、ガジェットブロガーのやすスマ(X:@yasu_suma)です。
低価格なPOCO Mシリーズが日本初投入で、実際に使ってみて良かった点とイマイチだった点を正直にまとめておきます。
「POCO M7 Pro 5G」実機レビュー!POCO Mシリーズが日本初投入!

「POCO M7 Pro 5G」は、Xiaomiが2025年4月に日本発売した5Gスマートフォン。
高コスパ評判のPOCOブランドのMシリーズが日本初投入で、実際に購入してみました。

ボディカラーはシルバー、パープル、グリーンの3色展開。筆者はシルバーカラーを選んでいます。
「POCO M7 Pro 5G」はおよそ3万円の価格帯のエントリーモデル!

日本版「POCO M7 Pro 5G」の発売時点での市場想定価格は32,980円。
POCO FシリーズやPOCO Xシリーズよりも安価なエントリークラスのスマートフォンです。
では、「POCO M7 Pro 5G」の特徴とともに使ってみて感じたことをまとめていきます。
120Hz対応の6.67インチ有機ELディスプレイはとても魅力的!

「POCO M7 Pro 5G」は、120Hz対応の6.67インチ有機EL(AMOLED)ディスプレイ(2400×1080)を搭載。
有機ELディスプレイ採用で鮮やかでキレイな画面表示を楽しめることが大きな魅力です。
発色はキレイで、タッチ操作などの基本的な動作も問題ありません。
スリムなベゼルデザインでコンテンツを高い没入感で楽しめる!

エントリー機としてはベゼルがかなりスリム。ベゼル太めのミドルレンジもあるなかで、かなり頑張っているポイントです。
画面占有率は公称92%と高めで、コンテンツをより没入して楽しみやすくなっていることが良いです。
最大120Hzのハイリフレッシュレート対応が魅力!

最大120Hzのハイリフレッシュレートに対応で滑らかな画面表示を楽しめることが特長です。

デフォルトで使用状況に応じて最大120Hzでリフレッシュレートが自動で可変する設定です。滑らかな画面表示とバッテリー持ちを両立しやすいです。
ただし、ChromeやYouTubeでは60Hz表示張り付きになったことは残念に感じたポイントです。
バッテリー持ちを優先して60Hz優先に設定変更することもできます。
気になるポイントはありますが、エントリー機で最大120Hzのハイリフレッシュレート対応は大きな魅力です。
最大輝度2100nitの明るいディスプレイで屋外でも見やすい!

ディスプレイのピーク輝度は2100nits。エントリー機としてはかなりハイレベルな明るさです。
実際に日中の屋外で使ってみても見やすくて問題ありません。
ディスプレイはエントリー機としてはかなり強力で、最も大きな魅力になっていると感じています。
ディスプレイ内指紋認証センサーの使い勝手は良好!

指紋認証センサーはディスプレイ内に搭載。指紋認証センサーの使い勝手は良好です。
指紋の認識からロック解除はスムーズでストレスなく使えています。
エントリー機で使い勝手の良いディスプレイ内指紋認証センサーとなっていることはとても良いです。
なお、ディスプレイには保護フィルムが貼付け済みです。
また、指紋認証に加えて顔認証を併用可能。顔認証はかなり高速で併用することでさらに便利になります。
エントリー機のステレオスピーカーでは不満ないレベル!3.5mmイヤホンジャック有り

スピーカーはステレオで、Dolby Atomosに対応。スピーカーの音量はちゃんと出ています。
受話口側のスピーカーは音が小さめで、音量最大では音割れが気になりますが、全体的にはエントリー機のステレオスピーカーとしては不満なありません。
3.5mmイヤホンジャックをちゃんと搭載していることはポイントを抑えていますね!
「POCO M7 Pro 5G」のサイズと重さを紹介!

「POCO M7 Pro 5G」のボディサイズは75.7×162.4×7.99mm。
大型ディスプレイを搭載していることもあってボディサイズはけっこう大きめです。
コンパクトなスマホからの機種変更の場合には気になるポイントになる可能性はあります。

ボディの重さは公称190gと、6.67インチのスマホとしては標準的なレベル。画面が大きめで極端に重さを感じることはありません。
好みが分かれそうなデザイン!

「POCO M7 Pro 5G」のデザインはけっこう好みが分かれそうと感じています。
筆者のシルバーカラーは波打つような強調デザインが目を引きますが、個人的にはあまり好きになれません。

「moto g64 5G」のシンプルな背面の方がシンプルでそれなりに高見えするので好みです。
防水防塵性能はIP64レベルに対応

防水防塵性能はIP64レベルに対応。いわゆる防滴仕様です。
ちょっとした水濡れであれば問題ないので、防水仕様ではないですが安心できる要素にはなります。
おサイフケータイは非対応

日本版「POCO M7 Pro 5G」はおサイフケータイ(FeliCa)に非対応です。
他のPOCOスマホ同様にコストを抑えることを優先しています。
エントリーモデルは基本的に1台持ちが想定されるので、おサイフケータイの非対応がマイナスになる場合はありそうです。
「Dimensity 7025-Ultra」搭載でライトユース向きのパフォーマンス!

「POCO M7 Pro 5G」のSoCは「Dimensity 7025-Ultra」を採用。競合機の「moto g64 5G」と同じです。
実測でのAnTuTuベンチマークスコアはおよそ49万。ライトユースであれば快適に動作するパフォーマンスを備えています。
エントリー機としては十分なパフォーマンスレベルで、ライトユースでの実際の使用感も問題ありません。
もともとヘビーユースを期待する価格帯ではないので、パフォーマンスは十分に満足できる水準でしょう。
ヘビーユースを楽しみたい場合にはPOCO X7 ProやPOCO F7 Proを選ぶことがおすすめです。
256GBの大容量ストレージが大きな魅力!

「POCO M7 Pro 5G」のRAM容量は8GB(LPDDR4X)、内部ストレージ容量は256GB(UFS2.2)。
エントリー機で大容量256GBストレージを搭載していることは大きな魅力です。
初回起動直後のストレージ空き容量は229GBで、かなり安心感があります。さらにmicroSDカードも挿すことができちゃいます。
Androidベースの「Xiaomi HyperOS」を搭載

「POCO M7 Pro 5G」はOSにAndroidベースの「Xiaomi HyperOS」を搭載。
ビジュアルにも力を入れたXiaomiのカスタムOSです。Androidベースであるので、使っていくうちにすぐに慣れてくる場合は多いでしょう。

Xiaomiスマホでお馴染みのセカンドスペースやデュアルアプリにも対応しています。
バッテリー持ちがよくて使い勝手の良い急速充電に対応!

「POCO M7 Pro 5G」のバッテリー容量は5110mAhで、45Wの急速有線充電に対応。
普通に使うレベルであれば余裕で1日はバッテリーが持ちます。
45W急速充電対応のACアダプターが同梱!

しっかりパワフルな急速充電対応で、ACアダプターがちゃんと同梱されています。
「POCO M7 Pro 5G」のバッテリー周りの仕様には隙がないと感じています。
OIS対応のIMX882センサーカメラが魅力!

「POCO M7 Pro 5G」の背面には5000万画素(標準 F1.5 1/1.95″ IMX882 OIS)+200万画素(深度 F2.2)のデュアルカメラを搭載。
撮影で主に使うのは標準カメラのみのほぼ単眼構成。ただ、標準カメラは1/1.95インチのIMX882センサー採用でF1.5の明るめレンズ。
標準カメラはPOCO X7 Proと同等の仕様でけっこう力を入れていることが分かります。
標準カメラの撮影サンプルを紹介!
「POCO M7 Pro 5G」の標準カメラでの撮影サンプル写真を用意しました。比較のために「arrows We2 Plus」でも撮影しています。
「POCO M7 Pro 5G」の価格
「POCO M7 Pro 5G」の市場想定価格は32,980円。
「moto g64 5G」が近い価格帯で人気です。おサイフケータイの有無にも差があるので比較もおすすめです。
MVNOでの取り扱いもあるのでセールをチェックしておいてもよいでしょう。
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「POCO M7 Pro 5G」のスペック・対応バンド
「POCO M7 Pro 5G」の主なスペックは以下のとおりです。
- OS:Android (Xiaomi HyperOS)
- ディスプレイ:6.67 インチ(2400×1080)
- SoC:Dimensity 7025-Ultra
- RAM:8GB
- ROM:256GB
- カメラ:REAR:50MP+2MP FRONT:20MP
- Wi-Fi:802.11 a/b/g/n/ac
- 指紋センサー:○(画面内)
- USB:Type-C
- バッテリー:5110mAh
- サイズ:75.7(W)x162.4(H)x7.99(D) mm
- 重量:190g
「POCO M7 Pro 5G」の対応バンドは以下のとおりです。
2G:GSM:2/3/5/8
3G:WCDMA:1/2/4/5/8/6/19
4G FDD:1/2/3/4/5/7/8/12/13/17/18/19/20/26/28/32/66
4G TDD:38/40/41/42/48
5G SA:1/2/3/5/7/8/12/20/26/28/38/40/41/48/66/77/78
5G NSA:1/3/5/7/8/20/28/38/40/41/66/77/78
「POCO M7 Pro 5G」はnanoSIM+nanoSIMのデュアルSIM対応です。
eSIMはサポートしてないので注意しておきましょう。
まとめ:「POCO M7 Pro 5G」実機レビュー!POCO Mシリーズが日本初投入!

以上、Xiaomiの5Gスマートフォン「POCO M7 Pro 5G」実機をレビューした内容について紹介しておきました。
高コスパなPOCOスマホのエントリーモデルは、120Hz対応の有機ELディスプレイを大きな特長としています。
「POCO M7 Pro 5G」の良かった点
「POCO M7 Pro 5G」を使ってみて特に良かった点は以下のとおりです。
ディスプレイは他のエントリースマホのレベルを大きく上回っています。ミドルレンジにも匹敵する高品質なものです。
他にも、大容量ストレージやしっかり撮れる標準カメラも魅力となっていて、さすがPOCOブランドといったコスパです。
「POCO M7 Pro 5G」のイマイチだった点
「POCO M7 Pro 5G」を使ってみてイマイチだった点は以下のとおりです。
やはり、おサイフケータイ非対応が大きなマイナスになる場合はあるでしょう。
特徴を出そうとしているデザインですが質感はイマイチの印象。あと、付属のケースはクリアのものがうれしかったです。
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エントリー機としてはハイレベルな仕上がり!
「POCO M7 Pro 5G」はエントリー機としては十分にハイレベルな仕上がりです。
おサイフケータイが必須でなければ、かなり有力なエントリー機の選択肢になるでしょう。
特にディスプレイの品質の高さがとても印象的です、興味があればぜひ触ってみてください!
本記事の内容が参考になれば幸いです。
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