「OPPO Reno13 A」実機レビュー!人気ミドルスペックの新モデルを使って良かった点とイマイチな点を紹介!

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この記事にはOPPOの5Gスマートフォン「OPPO Reno13 A」をレビューした内容を紹介しています。

やすスマ

どうも、ガジェットブロガーのやすスマ(X:@yasu_suma)です。

人気ミドルスペックReno Aシリーズの新モデルを使ってみて良かった点といまいちだった点を正直にまとめておきます。

※サンプル機(端末のみ)をメーカーさんよりお借りしています。

目次

「OPPO Reno13 A」実機レビュー!人気ミドルスペックスマホの新モデル!

「OPPO Reno13 A」実機レビュー!人気ミドルスペックスマホの新モデル!

「OPPO Reno13 A」は、2025年6月に日本発売の5Gスマートフォン。2024年に日本発売の「OPPO Reno11 A」の後継モデルです。

オープンマーケット向けのSIMフリーモデルに加えて、楽天モバイル/UQ mobile/ワイモバイルのMNOでも取り扱いがあります。

>>OPPO Reno13 A | 楽天モバイル

人気のReno Aシリーズの最新モデルの特徴とともに実際に使ってみて感じた内容をまとめておきます。

120Hz対応の6.7インチAMOLEDディスプレイを搭載!

120Hz対応の6.7インチAMOLEDディスプレイを搭載!

「OPPO Reno13 A」は、120Hz対応の6.7インチ有機ELディスプレイ(2400×1080)を搭載。

6.7インチのフルHD+解像度ディスプレイで表示の精細感は十分です。タッチ操作などの基本的な操作も問題ありません。

なお、ディスプレイには保護フィルムが貼り付け済みです。

最大120Hzのリフレッシュレート対応で滑らかな画面表示!

最大120Hzのリフレッシュレート対応で滑らかな画面表示!

「OPPO Reno13 A」のディスプレイは最大120Hzのハイリフレッシュレートに対応。

デフォルトのリフレッシュレート設定は「自動選択」。使用状況に応じてリフレッシュレートが120Hzと60Hzで切り替わる設定です。

滑らか画面表示とバッテリー持ちを両立する設定ですが、ChromeやYouTubeが60Hz固定は残念なポイントです。

ChromeやYouTubeも120Hz表示

なお、リフレッシュレートを「高」に設定するとChromeやYouTubeも120Hz表示が可能です。

とりあえず「自動選択」で使ってみて、カクつきが気になるようであれば「高」に変更しても良いでしょう。

ピーク輝度は1200nitsで視認性には不満なし

ピーク輝度は1200nitsで視認性には不満なし

ディスプレイのピーク輝度は公称1200nits。日中の屋外であっても見にくいと感じることはありません。

ディスプレイの視認性には不満を感じることはありません。

もちろん、有機ELディスプレイ採用で視野角は十分に広いので見やすいです。

約92.2%の画面占有率のスリムなベゼルデザイン!

約92.2%の画面占有率のスリムなベゼルデザイン!

「OPPO Reno13 A」の画面占有率は公称92.2%。比較的高い水準となっていて、ベゼルはスリムな部類に入ります。

コンテンツを高い没入感で楽しみやすいことは魅力的なポイントです。

なお、ミドルレンジの場合にはベゼルの太さに差がけっこうあるので、しっかりチェックがおすすめです。

Reno Aシリーズで待望のステレオスピーカーを搭載!

Reno Aシリーズで待望のステレオスピーカーを搭載!

「OPPO Reno13 A」はステレオスピーカーを搭載。従来モデルのモノラルからアップグレードされています。

他の多くのミドルレンジはステレオであるので、ようやくウィークポイントが改善されました。

待望のステレオスピーカーは音量がしっかり出て、比較的クリアな音を楽しむことができます。

また、OPPOスマホでお馴染みの音量を300%まで引き上げる「ウルトラボリュームモード」を搭載。

「ウルトラボリュームモード」では音量は大きくなりますが、高音が強調されるので音楽を聴く場合には不向きです。

片方は受話口から音が出ているのでやや音は小さめですが、ミドルレンジとしては満足できるスピーカーです。

3.5mmイヤホンジャックは非搭載!

3.5mmイヤホンジャックは非搭載!

「OPPO Reno13 A」は3.5mmイヤホンジャックを非搭載です。有線イヤホンを使いたい場合には注意です。

ミドルレンジスマホの3.5mmイヤホンジャックの有無は、しっかりチェックしたいポイントになります。

「OPPO Reno13 A」のサイズと重さをチェック!ボディサイズは大きめ!

「OPPO Reno13 A」のサイズと重さをチェック!ボディサイズは大きめ!

「OPPO Reno13 A」のボディサイズは75x162x7.8mm。大画面ディスプレイ搭載でボディサイズは大きめです。

片手も操作できるようなコンパクトなスマホが好みの場合には注意しておくことがおすすめです。

一方で、大容量バッテリー搭載で7.8mmの薄型ボディは魅力的なポイントになるでしょう。

ボディ重量は公称192g

「OPPO Reno13 A」のボディ重量は公称192g。前モデルの177gから重量アップしています。

6.7インチクラスのスマホとしては標準的な重さで、薄型ボディもあってそれほど重いと感じてはいません。

軽量ではありませんが、バッテリー容量が大きいことを考えると許容できる範囲と考えています。

手に取りやすいカラーとデザイン!

手に取りやすいカラーとデザイン!

「OPPO Reno13 A」のボディカラーはルミナスネイビー、チャコールグレー、アイスブルーの3色展開。

前モデルよりもカラーやデザインが良くなって、手に取りやすくなったと感じています。

前モデルはややクセのあるカラーとデザインでしたが、「OPPO Reno13 A」の魅力的なカラーとデザインは良いです。

ディスプレイ内指紋認証センサーは使い勝手は悪くない!

ディスプレイ内指紋認証センサーは使い勝手は悪くない!

「OPPO Reno13 A」の生体認証は指紋認証と顔認証に対応。指紋認証センサーはディスプレイ内に搭載しています。

指紋認証センサーの使い勝手は悪くはありません。ロック解除自体はスムーズですが、センサー位置が低めで使いにくさがあります。

また、指紋認証からのアプリショートカット機能にも対応し、素早く設定したアプリを起動できます。

顔認証が指紋認証と併用可能で、スムーズにロック解除できます。併用することがおすすめです。

「Snapdragon 6 Gen1」でパフォーマンスはやや物足りない!

「Snapdragon 6 Gen1」でパフォーマンスはやや物足りない!

「OPPO Reno13 A」のSoCは「Snapdragon 6 Gen1」を採用。2023年発売の「AQUOS sense8」が同じです。

最新ミドルレンジとしては世代が古いSoC搭載であることはやはり不満点になるでしょう。

実測のAnTuTuベンチマークスコアはおよそ58万

実測のAnTuTuベンチマークスコアはおよそ58万。「OPPO Reno11 A」にはわずかに届きません。

動画視聴やウェブ閲覧などのライトユースはそれなりに快適に動作するパフォーマンスです。

一方で、3Dゲームなどのヘビーユースは不向きです。ヘビーユースを楽しみたい場合には「POCO X7 Pro」などの他のハイパフォーマンスミドルがおすすめです。

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ストレージ容量は128GBと少なめ!microSDカード使用をサポート!

ストレージ容量は128GBと少なめ!

RAM容量は8GB、内部ストレージ容量は128GB。初回起動直後のストレージ残量はおよそ104GBでした。

ストレージ残量はおよそ104GB

128GBストレージは物足りないと感じる場合はあるでしょう。

なお、カードスロットにmicroSDカードを挿すことはできます。

ストレージはそれほど大きくないので用途をしっかり想定しておくことがおすすめです。

デュアルSIMが使える!eSIMにもしっかり対応!

デュアルSIMが使える!eSIMにもしっかり対応!

「OPPO Reno13 A」のカードスロットには2枚のnanoSIMカードを同時に挿すことができます。ただし、一方はmicroSDカードと排他利用です。

eSIMにも対応しているので、SIM種類の組み合わせしやすいことが良いです。

Androidベースの「Color OS」を搭載!OPPO AIをサポート!

Androidベースの「Color OS」を搭載!OPPO AIをサポート!

「OPPO Reno13 A」のOSは「Color OS」を搭載。OPPOスマホでお馴染みのカスタムOSです。

あくまでもAndroidベースであるので、少し使えば慣れる場合が多いでしょう。なお、プリインストールアプリはやや多めです。

GoogleのAIサービス「Gemini」に加えて「OPPO AI」にも対応。「AI消しゴム機能」などの機能を利用することができます。

おサイフケータイ&IP69/68防水防塵に対応!

おサイフケータイ&IP69/68防水防塵に対応!

「OPPO Reno13 A」はおサイフケータイ(FeliCa)、IP69/68の防水防塵に対応。

前モデルがIP65防水防塵であったので、防水性能がアップグレード。米軍MIL規格の耐衝撃テストをクリアする堅牢性も備えています。

使い勝手が良くて安心して使いやすいことが「OPPO Reno13 A」の大きな魅力です。

大容量5800mAhバッテリー搭載で魅力的なバッテリー持ち!

大容量5800mAhバッテリー搭載で魅力的なバッテリー持ち!

「OPPO Reno13 A」のバッテリー容量は5800mAhで、45Wの急速有線充電に対応。従来モデルからバッテリー容量が大きくアップしています。

バッテリー持ちはかなり優秀で、普通に使ってみても1日は余裕でバッテリーが持ちます。2日いける場合もあるぐらい持ちが良いです。

パフォーマンスにこだわらない場合にはバッテリー持ちの良さの大きな魅力ポイントになるでしょう。

急速充電は最大45W有線に対応で、ワイヤレス充電には非対応。ACアダプターは非同梱であるので注意です。

前モデルの67W充電よりもダウンしていますが、スマホの急速充電としては不満ない水準です。

光学手ブレ補正対応の5000万画素カメラを搭載!

「OPPO Reno13 A」の背面には5000万画素(標準 F1.8 OIS)+800万画素(広角 F2.2)+200万画素(マクロ F2.4)のトリプルカメラを搭載。

OPPO Reno Aシリーズ初の光学手ブレ補正(OIS)対応です。ただし、競合機は軒並み対応していてアドバンテージにはなっていません。

なお、標準カメラの採用センサーやセンサーサイズは公表されていません。

「OPPO Reno13 A」での撮影写真を掲載します。エントリーの「moto g66j 5G」、フラグシップの「Google Pixel 9 Pro」でも比較のために撮影しました。

「OPPO Reno13 A」の標準カメラでの撮影サンプル

「OPPO Reno13 A」の5000万画素の標準カメラでの撮影サンプルは以下のとおりです。

日中の撮影では露出オーバーの傾向があります。シャープさが不足していて白っぽく撮れてしまうのが気になります。

また、暗所撮影ではぱっと見たらそれなりですが、解像感が低くてノイズも多めです。

OIS対応で注目の標準カメラですが、他のミドルレンジと比べても物足りない印象です。

「OPPO Reno13 A」の広角カメラでの撮影サンプル

「OPPO Reno13 A」の800万画素の広角カメラでの撮影サンプルは以下のとおりです。

広角カメラはそれなりで、あくまでもメモ程度に撮れるレベル。広角カメラでキレイに撮影したい場合にはおすすめできません。

「OPPO Reno13 A」の価格・発売日!

「OPPO Reno13 A」の価格・発売日!

オープンマーケット版「OPPO Reno13 A」の想定価格は48,800円。前モデルと同等水準です。

手に取りやすい価格になることをかなり重視してパッケージングされています。

なお、2025年7月発売のミドルハイ「OPPO Reno14 5G」の想定価格は79,800円。価格差はおよそ3万円です。

IIJmioでは「OPPO Reno13 A」を一括26,800円のMNP特価で販売開始しています。

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キャリア版の価格!UQ mobileが最安の通常一括価格!

発売時点でのキャリア版の通常一括価格は以下のとおりです。

キャリア版「OPPO Reno13 A」の価格
  • 楽天モバイル 43,890円
  • UQ mobile 36,400円
  • ワイモバイル 54,720円

キャリアモデルではUQ mobileが最安です。ただし、キャリアモデルの場合は施策内容も含めてチェックがおすすめです。

「OPPO Reno13 A」の発売日は2025年6月26日です。前モデルからおよそ1年でリリースです。

「OPPO Reno13 A」のスペック・対応バンド

「OPPO Reno13 A」のスペック・対応バンド

「OPPO Reno13 A」の主なスペックは以下のとおりです。

「OPPO Reno13 A」のスペック
  • OS:Android 15(ColorOS 15)
  • ディスプレイ:6.7 インチ(2400×1080)
  • SoC:Snapdragon 6 Gen1
  • RAM:8GB
  • ROM:128GB
  • カメラ:REAR:50MP+8MP+2MP FRONT:32MP
  • Wi-Fi:802.11 a/b/g/n/ac
  • 指紋センサー:○(画面内)
  • USB:Type-C
  • バッテリー:5800mAh
  • サイズ:75(W)x162(H)x7.8(D) mm
  • 重量:192g

「OPPO Reno13 A」の対応バンドは以下のとおりです。

「OPPO Reno13 A」の対応バンド

5G:n1/n3/n5/n7/n8/n20/n26/n28/n40/n41/n77/n78
4G FDD LTE: Band 1/2/3/4/5/7/8/12/17/18/19/20/26/28
4G TD LTE:Band 38/39/40/41/42
3G WCDMA:Band 1/2/4/5/8/19
2G GSM:850/900/1800/1900MHz

まとめ:「OPPO Reno13 A」実機レビュー!人気ミドルスペックスマホの新モデル!

以上、OPPOの5Gスマートフォン「OPPO Reno13 A」をレビューした内容について紹介しておきました。

人気のOPPO Reno Aシリーズの新モデルはライトユース中心の場合には不満を感じないパッケージです。

スペック重視のユーザーには物足りなさがありますが、手に取りたくなる質感の良いデザインやおサイフ対応などの全部入り仕様とポイントは抑えている印象です。

実際に「OPPO Reno13 A」を使ってみて良かった点といまいちだった点をまとめておきます。

「OPPO Reno13 A」の良かった点

「OPPO Reno13 A」の良かった点

「OPPO Reno13 A」を実際に使ってみて良かった点はこんな感じです。

・薄型ボディでデザインが良い
・大容量バッテリー搭載
・おサイフ&防水防塵対応

まずは、デザインとカラーが好印象で手に取ってみたいものになったことは良いと感じています。

大容量バッテリー搭載のバッテリー持ちは非常に優秀で、大きな魅力になるでしょう。

おサイフケータイ、防水防塵、eSIM、MIL規格準拠の耐久性などのいわゆる全部入りで選びやすいことも良いです。

「OPPO Reno13 A」のイマイチだった点

「OPPO Reno13 A」のイマイチだった点

「OPPO Reno13 A」を実際に使ってみてイマイチだった点はこんな感じです。

・旧世代SoC採用で物足りないパフォーマンス
・ACアダプター非同梱など付属品少なめ

古めのSoC採用で前モデルからパフォーマンスでアップグレードがないことはかなりイマイチです。

部品の高騰化で価格維持のために割り切ったポイントになっているようですが、スペックを見て選ぶユーザーには大きなマイナスです。

他に大きな弱点がないだけに、「OPPO Reno13 A」で非常にもったいないポイントと感じています。

「OPPO Reno13 A」はこういう人におすすめ!

「OPPO Reno13 A」はこういう人におすすめ!

「OPPO Reno13 A」がおすすめな人はこんな感じです。

  • ライトユース中心で使いたい
  • おサイフケータイはマスト
  • バッテリー持ちが良い

ライトユース中心でパフォーマンスをそれほど重視しない場合にはバランスとしては悪くないです。

おサイフなどの全部入りでバッテリー持ちが良いミドルレンジがほしい場合にはおすすめできます。

派手さはないですが、販売戦略によっては売れ筋になるポテンシャルはあると感じています。

本記事の内容が参考になれば幸いです。

「OPPO Reno13 A」と「OPPO Reno11 A」のスペック比較

「OPPO Reno13 A」と「OPPO Reno11 A」のスペックを比較したものが以下のとおり。

OPPO Reno13 AOPPO Reno11 A
ディスプレイ120Hz 6.7″AMOLED120Hz 6.7″AMOLED
解像度2400×10802412×1080
SoCSnapdragon 6 Gen1Dimensity 7050
RAM8GB8GB
ROM128GB128GB
背面カメラ50MP+8MP+2MP64MP+8MP+2MP
前面カメラ32MP32MP
指紋認証画面内画面内
バッテリー容量5800mAh5000mAh
急速充電45W有線67W有線
サイズ(mm)75x162x7.875x162x7.6 mm
重量192g177g

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SOURCE

OPPO Reno13 A | OPPO Japan

※本記事の内容は原稿執筆時のものです。

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