この記事には「ALLDOCUBE iPlay70 mini Ultra」実機をレビューした内容を紹介しています。

どうも、ガジェットブロガーのやすスマ(X:@yasu_suma)です。
「ALLDOCUBE iPlay70 mini Ultra」を使ってみて良かった点とイマイチだった点をまとめています。
※ALLDOCUBEさんよりサンプル機の提供いただきました。
注目の意欲作!「ALLDOCUBE iPlay70 mini Ultra」実機レビュー!

「ALLDOCUBE iPlay70 mini Ultra」は2025年4月に日本発売のAndroidタブレットです。
これまでのALLDOCUBEタブレットはエントリー~ミドルでしたが、本モデルはなかなかハイスペックなパッケージです。
しかも、筆者が欲しかったコンパクトなサイズ感でワクワクしながら触ってみました。
実機を触ってみると、まだ荒削りの印象はありましたが、ちゃんと特徴が際立っている仕上がりでした。
しかも、発売記念価格が3万円台と恐ろしいぐらいの安さ。まさにALLDOCUBEの意欲作といった仕上がりです。
ALLDOCUBEタブレットはチェックしていなかったユーザーにとっても見逃せない存在になるでしょう。
\大注目の発売記念価格をチェック/
144Hz対応の8.8インチ液晶ディスプレイは明るく発色キレイで満足度が高い

「ALLDOCUBE iPlay70 mini Ultra」は144Hz対応の8.8インチ液晶ディスプレイ(2560×1600)を搭載。
8.3インチのiPad miniのサイズ感に近くて、片手でも扱いやすいことが大きな魅力です。
ディスプレイの標準輝度は公称500nits。ディスプレイの明るさが気になっていましたが、実際にはまったく不満なしです。
高解像度ディスプレイ搭載で画素密度343PPI。画面表示の精細感は十分で文字も読みやすく、発色もキレイです。
WidevineセキュリティレベルはL1対応です。実際にアマプラでHD画質再生が可能でした。
では、視野角はどうであるかも気になるポイントです。
ディスプレイの視野角は十分で快適に使いやすい!

上下の視野角をチェックしたものが上の写真。

さらに左右の視野角をチェックしたものです。
写真からも分かるように視野角がけっこう広くて、少し角度を変えて場合でも見にくいと感じることがありません。
「ALLDOCUBE iPlay70 mini Ultra」のディスプレイの仕上がりの良さには正直驚いたところです。
価格を考えるとディスプレイにけっこう不満あるんじぇねぇ?と思っていた筆者は猛烈に反省しています。。。

ベゼルは細すぎず狭すぎずで、持ちやすさにも十分に配慮されている設計です。
なお、500万画素の前面カメラは縦持ち時の上部に搭載されています。主に縦持ちが想定されるので適切な位置で安心です。
最大144Hzのハイリフレッシュレートに対応

「ALLDOCUBE iPlay70 mini Ultra」は最大144Hzのリフレッシュレートに対応。
ハイリフレッシュレート対応で滑らかな画面表示を楽しめることが魅力です。

上の写真のように、リフレッシュレートは4段階で切り替え可能です。
どうやら、リフレッシュレートは可変ではなく、設定したものに張り付きとなるようです。
滑らかさとバッテリーの持ちのバランスを考えるとデフォルトの120Hz設定がちょうど良いと感じています。
顔認証に非対応は残念なポイント

「ALLDOCUBE iPlay70 mini Ultra」は顔認証に非対応です。指紋認証にも非対応で、PINなどで画面ロック解除する必要があります。
使い勝手を考えると顔認証だけには対応してほしかったと感じているところです。
一方で、保護フィルムがちゃんと貼られていることはけっこううれしいポイントです。
製品によっては対応フィルムの選択肢が少ない場合もあるので、これは助かると感じる場合はあるでしょう。
8.8インチの扱いやすいサイズ感が素敵すぎる!

「ALLDOCUBE iPlay70 mini Ultra」の大きな特徴は絶妙なサイズ感です。

重さは公称335gで、片手で持っていても快適に使えることがとても魅力的です。

動画や電子書籍などで長時間持って利用する場合であっても、ストレスはかなり少なめです。
ストレス少なめでコンテンツを楽しめるので手に取りたくなる魅力があります。
メタル素材の背面デザインの質感は良好!7.9mmの薄型で扱いやすい!

「ALLDOCUBE iPlay70 mini Ultra」の背面はメタル素材を使ったフラットなデザインです。
7.9mmの薄型ボディでカメラの出っ張りはそれほど大きくありません。
指紋の跡がやや気になりますが、背面デザインの質感はなかなか良いと感じています。
ステレオスピーカーはあと一歩の仕上がり!

「ALLDOCUBE iPlay70 mini Ultra」はステレオスピーカーを搭載しています。
気になるスピーカーの音は価格相応。低音が弱めで、音量は出ますが音量を上げると高音がわずかに割れます。
スマホのようなスピーカー兼スピーカーではないので、左右の音のバランスは悪くないです。
ミドルハイクラスのタブレットのスピーカーとしてはあと一歩の仕上がりと感じています。
音にこだわる場合には気になる場合はあるでしょう。一方で、それなりに鳴っていれば良い場合には問題ないでしょう。
OSは「Android 14」を搭載!ピュアな雰囲気!

「ALLDOCUBE iPlay70 mini Ultra」のOSは「Android 14」を搭載。
他メーカーのようなカスタムごりごりといった感じではなく、ピュアな雰囲気をもっています。
ゲームアプリが少しインストールされていますが、アプリ構成も比較的シンプルです。
ピュアAndroidに近い雰囲気で特筆すべき機能はないですが、大きなクセも感じません。

製品到着時には日本語ローカライズされていない部分が気になりましたが、最新アップデート適用で多くは改善されました。
「ALLDOCUBE iPlay70 mini Ultra」を手に入れて英語表記が気になっている場合には最新アップデート適用がおすすめです。
1300万画素背面カメラはメモ程度には十分なレベルで撮影できる!

「ALLDOCUBE iPlay70 mini Ultra」の背面には1300万画素シングルカメラを搭載。他のタブレットでもよくあるようなスペックのカメラです。
比較のために5Gスマホ「arrows We2 Plus m06」でも同じように撮影しておきました。




実際の撮影写真から分かるように、メモ程度の撮影であれば問題ないレベルでしょう。全体的に明るめの仕上がりです。
他に一般的なタブレットと比べても不満を感じないカメラになっています。
標準カメラアプリの今後の改善に期待!

上の写真のように、標準カメラアプリで撮影画像をうまく開けない場面がありました。
Google純正のFlieアプリ指定で撮影したJPEG写真を開けなかったです。カメラアプリに仕上がりにはまだまだ改善の余地がありそうです。
このあたりもアップデートで状況が変化する可能性はありそうです。
7300mAhバッテリー&20W急速充電に対応!

「ALLDOCUBE iPlay70 mini Ultra」のバッテリー容量は7300mAh。8インチクラスとしては満足できる容量です。
実際のバッテリー持ちはかなり良くて、コンテンツを安心して堪能できます。

急速充電は20W PD有線充電に対応。20W対応のACアダプターが同梱されています。
市販のPD急速充電器を使った場合でも20W前後で充電できるので、扱いやすさはあります。
他タブレットとの比べるとそこまでパワフルな急速充電ではありませんが、使い勝手としては問題ないと感じています。
USBポートからの外部ディスプレイへの映像出力が可能!

Type-CポートはUSB 3.1に対応して、高速なデータ転送が可能です。
USBポートを通じて外部ディスプレイに映像出力が可能です。タブレットの画面を大画面ディスプレイに映し出すこともできます。
「Snapdragon 7+ Gen3」搭載で大満足のパフォーマンス!

「ALLDOCUBE iPlay70 mini Ultra」はSoCに「Snapdragon 7+ Gen3」を搭載。
「AQUOS R9」や「Xiaomi Pad 7」に搭載されていてお馴染みのSoCです。
そのパフォーマンスは一般的なミドルレンジを大きく上回っています。
「ALLDOCUBE iPlay70 mini Ultra」の実測AnTuTuベンチマークスコアはおよそ135万
実際にAnTuTu V10ベンチマークスコアを3回連続で計測した結果が以下のとおりです。

「ALLDOCUBE iPlay70 mini Ultra」の実測AnTuTuベンチマークスコアはおよそ135万。
3万円台で手に入るタブレットとしては驚異的なパフォーマンス。このパフォーマンスは大きな魅力になるでしょう。
発熱はかなり少なめで、安定したベンチマークスコアをマークできています。筐体が大きいタブレットらしい安定性です。
幅広い用途に対応できるハイパフォーマンスが魅力的!

動画視聴やウェブ閲覧はストレスレスの快適な動作で楽しむことができます。3Dゲームを楽しみたい場合にも対応できます。
一方で、ゲーミングタブレットのようにアピールされていますが、いわゆるゲームモードのような細かな設定は特にありません。
設定メニューにパフォーマンスモードや通知の遮断などのゲームモード項目がありますが、ゲームと連動して起動するわけではありません。
細かい設定よりもシンプルにゲームをプレイしたい場合には、逆に分かりやすいと感じています。
RAM容量は12GB(LPDDR5X)と大容量です。マルチタスクを楽しみたい場合も安心できます。
\大注目の発売記念価格をチェック/
256GBストレージ搭載でmicroSDカードをサポート!

「ALLDOCUBE iPlay70 mini Ultra」の内部ストレージ容量は256GB(UFS3.1)と十分。さらにmicroSDカードを挿すことができます。
初回起動直後のストレージ状況は以下の写真のとおりです。

空き容量はおよそ238GBで、ゲームなどのアプリをそれなりにインストールしても問題ない容量です。

UFS3.1ストレージの速度は上の写真のとおり。Android最速ではないですが、けっこう読み書きが速いのでストレスを感じることはありません。
\販売情報をチェック/
「ALLDOCUBE iPlay70 mini Ultra」の価格!

「ALLDOCUBE iPlay70 mini Ultra」の通常価格は49,999円です。
ミドルハイタブレットとしてはなかなか手頃感がありますが、さらに発売記念価格では3万円台で購入可能になります。
37,999円の発売記念価格が魅力的!
2025年4月10日からは37,999円の発売記念価格で販売されます。さらにケース特典も予定されているとのことです。
コンパクトなサイズに十分なパフォーマンスをもったタブレットが非常に魅力的な発売記念価格になります。
かなり注目を集めることが予想されるので、品切れには注意したほうが良いと感じています。
楽天市場内の公式ストアではポイント還元もしっかりと狙えるのでおすすめです。
\大注目の発売記念価格をチェック/
まとめ:注目の意欲作!「ALLDOCUBE iPlay70 mini Ultra」実機レビュー!

以上、「ALLDOCUBE iPlay70 mini Ultra」実機をレビューした内容について紹介しておきました。
コンパクトなサイズと十分なパフォーマンスで非常にポテンシャル高い仕上がりと感じています。
普段遣いがとても快適で、軽量で扱いやすくて動画や電子書籍をストレス少なく楽しめることが最大の魅力と感じています。
3万円台の発売記念価格は爆安レベルです!
ゲームをプレイしない層にとってもかなり魅力的なタブレットではないでしょうか。しかも、発売記念価格は爆安です。
今後の調整に期待したい部分があったり、顔認証が非対応などの割り切りもあったりします。正直まだまだ荒削りと感じる部分はあります。
よって、ちょっとしたことなら何とかするから平気だよ!というユーザーにおすすめしたい製品です。
本記事の内容が参考になれば幸いです。
\大注目の発売記念価格をチェック/
「ALLDOCUBE iPlay70 mini Ultra」のスペック
「ALLDOCUBE iPlay70 mini Ultra」の主なスペックは以下のとおりです。
- OS:Android 14
- ディスプレイ:8.8 インチ(2560×1600)
- SoC:Snapdrgon 7+ Gen3
- RAM:12GB
- ROM:256GB
- カメラ:REAR:13MP FRONT:5MP
- Wi-Fi:802.11
- 指紋センサー:ー
- USB:Type-C
- バッテリー:7300mAh
- サイズ:129.6(W)x208.2(H)x7.9(D) mm
- 重量:335g
「ALLDOCUBE iPlay70 mini Ultra」アンケート
「ALLDOCUBE iPlay70 mini Ultra」についてのアンケートを実施しています。よろしければ投票してみてください。

おすすめ記事
「ALLDOCUBE iPlay70 mini Ultra」情報をご覧頂いた方におすすめの記事を用意しました。ぜひ合わせてご覧ください。


