この記事には「Xiaomi 13 Lite」実機でAnTuTuベンチマークスコアをチェックした状況を紹介しています。
どうも、ガジェットブロガーのやすスマ(X:@yasu_suma)です。
「Xiaomi 13 Lite」のベンチマーク性能や発熱状況が気になる場合にはぜひご覧ください。
「Xiaomi 13 Lite」実機でAnTuTuベンチマークスコアをチェック!
「Xiaomi 13 Lite」は2023年2月にグローバル発表のミドルスペックスマートフォンです。
Mi 11 Lite 5Gでもお馴染みのXiaomiのナンバーモデルのLiteモデル。
SoCには「Snapdragon 7 Gen1」を搭載し、ミドルレンジではやや上位クラスの性能が期待できます。
今回はAnTuTuベンチマークアプリV9.5.7を使って3回連続でベンチマークスコアを計測。負荷のかかる連続計測で、スコアの変動や発熱状況にも注目です。
「Xiaomi 13 Lite」は約56万のAnTuTuベンチマークスコア!
「Xiaomi 13 Lite」のAnTuTuベンチマークスコアは実測で約56万。モニタリング温度は40℃以下をキープし、連続計測でもベンチマークスコアはかなり安定しています。
なお、Snapdragon 780G搭載のMi 11 Lite 5GのAnTuTuベンチマークスコアはおよそ50万。大きなスコアアップでないことは理解しておきたいところです。
「Xiaomi 13 Lite」は薄型軽量ボディですが気になる発熱はありません。搭載SoCから考えると妥当なAnTuTuベンチマークスコアです。
ストレージ速度は可もなく不可もなく!
合わせて、AnTuTuアプリで「Xiaomi 13 Lite」の内部ストレージの速度もチェック。こちらは可もなく不可もなくで、ファイルの読み書きで極端なストレスを感じることはないでしょう。
「Xiaomi 13 Lite」はヘビーな用途を除くと十分に軽快に動作するパフォーマンスです。では、他のミドルレンジスマホと比較しておきましょう。
Snapdragon 695 5G搭載のOPPO Reno7 AのAnTuTuベンチマークスコアと比較
比較スコアとして、Snapdragon 695 5G搭載のOPPO Reno7 AのAnTuTuベンチマークスコアをチェックしておきます。特にGPUスコアの差が大きいですね。
実際に使ってみても、Snapdragon 695 5G機と比べると「Xiaomi 13 Lite」の動作は明らかに軽快です。
Tensor搭載のGoogle Pixel 6aのAnTuTuベンチマークスコアと比較
「Tensor」搭載の人気ミドルレンジ「Google Pixel 6a」は、「Xiaomi 13 Lite」をやや上回るアベレージスコアです。
ただ、「Google Pixel 6a」のディスプレイは非ハイリフレッシュレート対応でもあり、実際に使うと動作速度の差をそれほど感じません。
Androidデバイスの実測AnTuTu V9ベンチマークスコア
他のAndroidデバイスのAnTuTu V9ベンチマークのおよその実測スコア例は以下のとおりです。
機種名 | SoC | AnTuTuスコア |
---|---|---|
REDMAGIC 9 Pro | Snapdragon 8 Gen3 | 1,620,000 |
Zenfone 10 | Snapdragon 8 Gen2 | 1,250,000 |
Xiaomi 13T Pro | Dimensity 9200+ | 1,200,000 |
Xiaomi 12T Pro | Snapdragon 8+ Gen 1 | 1,080,000 |
POCO X6 Pro 5G | Dimensity 8300-Ultra | 1,030,000 |
realme GT 2 Pro | Snapdragon 8 Gen 1 | 990,000 |
POCO F5 | Snapdragon 7+ Gen2 | 950,000 |
Xiaomi 13T | Dimensity 8200-Ultra | 826,000 |
Zenfone 8 | Snapdragon 888 | 780,000 |
Pixel 8 | Tensor G3 | 770,000 |
POCO X4 GT | Dimensity 8100 | 760,000 |
Pixel 7a | Tensor G2 | 680,000 |
POCO F3 | Snapdragon 870 | 680,000 |
Redmi Note 13 Pro+ 5G | Dimensity 7200-Ultra | 620,000 |
Xiaomi 11T | Dimensity 1200-Ultra | 600,000 |
Pixel 6a | Tensor | 590,000 |
Nothing Phone (2a) | Dimensity 7200 Pro | 580,000 |
POCO X3 GT | Dimensity 1100 | 570,000 |
Xiaomi Pad 5 | Snapdragon 860 | 570,000 |
Xiaomi 13 Lite | Snapdragon 7 Gen1 | 560,000 |
Mi 11 Lite 5G | Snapdragon 780G | 500,000 |
realme 9 Pro+ | Dimensity 920 | 490,000 |
OPPO Reno 10 Pro 5G | Snapdragon 778G | 490,000 |
AQUOS sense8 | Snapdragon 6 Gen1 | 470,000 |
Redmi Note 11 Pro 5G | Snapdragon 695 | 390,000 |
Redmi Note 13 Pro | Helio G99-Ultra | 390,000 |
Redmi 12 5G | Snapdragon 4 Gen2 | 390,000 |
OPPO Reno5 A | Snapdragon 765G | 380,000 |
OPPO A79 5G | Dimensity 6020 | 310,000 |
ミドルレンジスマホでは、POCO X6 Pro 5GとPOCO F5のベンチマークスコアがかなり抜けたものになっています。
「Xiaomi 13 Lite」の購入を検討する場合には想定用途のチェックが重要です。
まとめ:「Xiaomi 13 Lite」実機でAnTuTuベンチマークスコアをチェック!
以上、「Xiaomi 13 Lite」実機でAnTuTuベンチマークスコアをチェックした状況をまとめておきました。
「Xiaomi 13 Lite」のAnTuTuベンチマークの実測スコアは56万。Liteモデルの想定ターゲットユーザーを考えると満足できるレベルのパフォーマンスをもっています。
「Xiaomi 13 Lite」の使い勝手の良さは魅力!
「Xiaomi 13 Lite」はミドルレンジとしては十分なパフォーマンスであることに加えて、軽量薄型ボディなどの使い勝手の良さが大きな魅力です。
また、エッジカーブディスプレイ採用でコンテンツを高い没入感で楽しめることも良いです。モノラルスピーカー搭載の残念ポイントはありますが、総合的にはなかなかバランスの良いスマホです。
筆者はグローバル版を購入しましたが、ぜひとも日本版の発売を期待したいところです。
以上、参考になれば幸いです!
「Xiaomi 13 Lite」のスペック
- OS:Android 12 (MIUI 14)
- ディスプレイ:120Hz 6.55インチ有機EL(2400×1080)
- SoC:Snapdragon 7 Gen1
- RAM:8GB
- ROM:128GB/256GB
- カメラ:REAR:50MP+8MP+2MP+2MP FRONT:32MP
- Wi-Fi:802.11 a/b/g/n/ac/ax
- 指紋センサー:○(画面内)
- USB:Type-C
- バッテリー:4500mAh
- サイズ:72.7(W)x159.2(H)x7.23(D) mm
- 重量:171g
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