この記事にはXiaomiのスマートフォン「Redmi Note 14 Pro 5G」をレビューした内容を紹介しています。

どうも、ガジェットブロガーのやすスマ(X:@yasu_suma)です。
「Redmi Note 14 Pro 5G」を使ってみて良かった点とイマイチだった点を正直にまとめておきます。購入を検討している場合にはぜひ参考にしてください。
「Redmi Note 14 Pro 5G」実機レビュー!200MPカメラ搭載のミドルスペック!

「Redmi Note 14 Pro 5G」は、2025年3月に日本発売の5Gスマートフォン。
本稿執筆時点で、Redmi Note 14シリーズでは唯一の日本投入モデルです。オープンマーケット向けのSIMフリーモデルとしてリリースされています。

前モデルはau/UQ mobileで取り扱い
高コスパで定評あるRedmi Noteシリーズの日本最新モデルの特徴とともに使ってみた印象をまとめていきます。
120Hz対応のエッジカーブ有機EL搭載で滑らかな表示と高い没入感が魅力!

「Redmi Note 14 Pro 5G」は、120Hz対応の6.67インチAMOLED(有機EL)エッジカーブディスプレイ(2712×1220)を搭載。
前モデル「Redmi Note 13 Pro 5G」からディスプレイが大きくアップグレード。まずは注目しておきたいポイントです。
非常に鮮やかな発色で、精細感ある画面表示を楽しめます。タッチなどの基本的な操作はもちろん問題ありません。
エッジカーブと狭額縁デザインで高い没入感でコンテンツを楽しめる!

「Redmi Note 14 Pro 5G」は新たにエッジカーブディスプレイを採用。
スリムなベゼルデザインで高い没入感でコンテンツを楽しめることが大きな魅力です。
エッジカーブの心地よいホールド感も魅力で、大画面6.67インチで74.42mmのボディ幅に抑えられています。
エッジカーブディスプレイの場合にはフィルムに困ることがありますが、本機はディスプレイに貼付け済みで安心です。
公称ピーク輝度が3000nitで明るくて見やすいディスプレイ!

「Redmi Note 14 Pro 5G」の公称ピーク輝度は3000nitとかなりハイレベル。
屋外の明るい場所で使う場面でもとても見えやすくて快適そのものです。
価格抑えめのミドルレンジでこの明るいディスプレイは大きな魅力だと感じています。
最大120Hzのハイリフレッシュレート対応で滑らかな画面表示を楽しめる!

「Redmi Note 14 Pro 5G」は最大120Hzのハイリフレッシュレートに対応。滑らかな画面表示が楽しめることが魅力です。

デフォルトで最大120Hzに可変する設定です。実際に使ってリフレッシュレートを確認すると、120Hz/60Hzが自動で切り替わっていました。
ただし、利用頻度の高そうなChromeやYouTubeのGoogleアプリは60Hz表示で残念だったポイントです。
「Corning Gorilla Glass Victus 2」採用の高い耐久性で安心感がある!

「Redmi Note 14 Pro 5G」のディスプレイのカバーガラスには「Corning Gorilla Glass Victus 2」を採用。
耐久性が高められていて、落下や傷に強い設計になっていることが魅力です。
Dolby Atmos対応のステレオスピーカーを搭載

「Redmi Note 14 Pro 5G」のスピーカーはDolby Atmos対応のステレオ。音は一般的なミドルレンジ水準です。
片方のスピーカーは受話口から音が出ているので、横持ち時の左右の音のバランスはイマイチ。
音量はそれなりに出ていますが、特に低音が物足りない印象です。
音を重視する場合には物足りなさを感じる可能性があります。スピーカーは可もなく不可もなくのレベルです。
3.5mmイヤホンジャックは非搭載

「Redmi Note 14 Pro 5G」は3.5mmイヤホンジャックを非搭載。ミドルレンジでは非搭載のスマホがかなり多くなっています。
お気に入りの有線イヤホンを使用したい場合には注意が必要で、USB Type-C変換アダプターなどを用意しましょう。
ディスプレイ内指紋認証センサーの使い勝手は良好!

「Redmi Note 14 Pro 5G」の指紋認証センサーは画面内に搭載。
ロック解除から画面点灯がスムーズで、指紋認証センサーの基本的な使い勝手は良いです。
ただ、センサー位置がかなり下で指を当てにくいことはマイナス要素です。
指紋認証に加えて、顔認証も併用可能。併用すると快適にロック解除できるのでおすすめです。
「Redmi Note 14 Pro 5G」の重さとサイズ

「Redmi Note 14 Pro 5G」の公称ボディ重量は190g。6.67インチクラスとしては平均的な重さです。
200g超えのスマホもめずらしくないので、重さが不満になることは少ないでしょう。
ボディサイズは74.42×162.33×8.4/8.55mm。前面と背面ともにカーブしたデザインによって扱いやすさは悪くないです。
おしゃれなカラーリングの背面が魅力

「Redmi Note 14 Pro 5G」のボディカラーはブラック、グリーン、パープルの3色展開。
パープルカラーはヴィーガンレザーを採用。質感は良くて汚れにも強いので安心して使いやすいです。
一方で、カメラの存在感が大きめでカメラ周りの好みが分かれそう。
ラウンドした背面はオシャレなカラーリングもあってけっこう目を引きます。
IP68レベルの防水防塵に対応!おサイフケータイは非対応!

防水防塵性能はIP68レベルをサポート。ちょっとした水濡れであれば平気です。
一方で、おサイフケータイは非対応。ミドルレンジスマホでは大きなデメリットになる可能性があります。
「Dimensity 7300-Ultra」搭載でライトユース快適なパフォーマンス!

「Redmi Note 14 Pro 5G」のSoCは「Dimensity 7300-Ultra」を採用。
パフォーマンスは国内ミドルレンジで標準レベルといったところ。動画視聴やウェブ閲覧などのライトユースであれば十分に快適です。

実測AnTuTuベンチマークスコアはおよそ66万。ライトにゲームを遊ぶことぐらいはいけます。
本格的なヘビーユースには不向きで、パフォーマンス重視であれば「POCO X7 Pro」の方がおすすめです。
大容量ストレージで安心!microSDカードは非対応!

「Redmi Note 14 Pro 5G」のRAM容量は8GB/12GB(LPDDR4X)、内部ストレージ容量は256GB/512GB(UFS2.2)。

microSDカードは非対応
大容量ストレージ搭載で安心して使いやすいことが良いです。

初回起動直後のストレージ空き容量は229.2GB。アプリをインストールや動画を撮影しても安心して使える容量です。
AndroidベースのXiaomi HyperOSを搭載!

「Redmi Note 14 Pro 5G」のOSは「Xiaomi HyperOS」を採用。Xiaomiスマホでお馴染みのカスタムOSです。

Xiaomiスマホでお馴染みのセカンドスペースやデュアルアプリに対応。

GeminiやAI字幕などのAI機能にも対応しています。
あくまでもAndroidベースのカスタムOSであるので、触っていけばすぐに慣れる可能性が高いでしょう。
5110mAhバッテリー&45W急速充電対応!

「Redmi Note 14 Pro 5G」のバッテリー容量は5110mAhで、45Wの急速有線充電に対応。
バッテリー持ちは良いので、普通に使っても1日は余裕でバッテリーが持ちます。
急速充電は45Wと前モデルからややダウン。不満を感じないレベルですが、スペックダウンはやはり残念。
Type-CポートはUSB 2.0。USBケーブルでの映像出力は不可です。
ACアダプターは非同梱で注意!

「Redmi Note 14 Pro 5G」はACアダプターが非同梱です。USBケーブルは同梱されていますが、Type-Aケーブルです。
20WクラスのUSB PD急速充電器ではおよそ18Wで充電できていました。
Xiaomiスマホは独自の急速充電規格となっているので、ACアダプターは同梱してほしかったところです。
光学手ブレ補正対応の2億画素カメラを搭載

「Redmi Note 14 Pro 5G」の背面には2億画素(標準 F1.65 1/1.4″ OIS)+800万画素(広角 F2.2)+200万画素(マクロ F2.4)のトリプルカメラを搭載。
光学手ブレ補正(OIS)対応の2億画素カメラ搭載が大きな特徴。その他のカメラはそれなりです。
実際に「Redmi Note 14 Pro 5G」で撮影した写真を紹介します。比較として「arrows We2 Plus m06」でも撮影しています。
標準カメラでの撮影サンプル
標準カメラでの撮影サンプルは以下のとおりです。






標準カメラはセンサーサイズが大きめで、細部をしっかり捉えた写真が撮れます。
色味は自然で標準カメラでの撮影をしっかり楽しむことができます。
さらに、「Google Pixel 9 Pro」を加えて暗所撮影しておきました。






暗所撮影でもキレイに撮れています。ミドルレンジではかなり優秀な部類に入ります。
広角カメラでの撮影サンプル
広角カメラでの撮影サンプルは以下のとおりです。






800万画素の広角カメラはスペック相応と感じています。ぱっと見た印象は悪くないですが、精細感にかけています。
最大4倍のロスレスズームに対応
「Redmi Note 14 Pro 5G」は標準カメラを使った最大4倍のロスレスズームに対応。
「arrows We2 Plus m06」とともに4倍で撮影しておきました。


光学望遠カメラ非搭載ですが、少し離れた被写体を撮影したい場合にロスレスズームが役立ちます。
標準カメラアプリでワンタップで4倍に切り替えることができて便利です。
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日本版「Redmi Note 14 Pro 5G」の価格
日本版「Redmi Note 14 Pro 5G」の市場想定価格は以下の通りです。
- 8GB+256GBモデル 45,980円
- 12GB+512GBモデル 55,980円
スペックを考えると魅力ある価格設定。ただ、競合スマホを考えるとおサイフケータイ非対応がネックになる可能性はあります。
MVNOでセール対象になっているので、合わせてチェックしておいても良いでしょう。
「Redmi Note 14 Pro 5G」のスペック・対応バンド
「Redmi Note 14 Pro 5G」の主なスペックは以下のとおりです。
- OS:Android (HyperOS)
- ディスプレイ:6.67インチAMOLED(2712×1220)
- SoC:Dimensity 7300-Ultra
- RAM:8GB/12GB
- ROM:256GB/512GB
- カメラ:REAR:200MP+8MP+2MP FRONT:20MP
- Wi-Fi:802.11 a/b/g/n/ac
- 指紋センサー:○(画面内)
- USB:Type-C
- バッテリー:5110mAh
- サイズ:74.42(W)×162.33(H)×8.4/8.55(D) mm
- 重量:190g
「Redmi Note 14 Pro 5G」の対応バンドは以下のとおりです。
2G:GSM:850 900 1800 1900MHz
3G:WCDMA:1/2/4/5/6/8/19
4G:LTE FDD:1/2/3/4/5/7/8/12/13/17/18/19/20/26/28/32/66
4G:LTE TDD:38/40/41/42/48
5G:n1/2/3/5/7/8/20/28/38/40/41/48/66/77/78
nanoSIM+nanoSIMのデュアルSIMに対応で、eSIMには非対応です。
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まとめ:「Redmi Note 14 Pro 5G」実機レビュー!200MPカメラ搭載のミドルスペック!

以上、Xiaomiのスマートフォン「Redmi Note 14 Pro 5G」をレビューした内容について紹介しておきました。
前モデル「Redmi Note 13 Pro 5G」と比較するとディスプレイが大きくアップグレードされていることが大きな特徴です。
「Redmi Note 14 Pro 5G」の良かった点
「Redmi Note 14 Pro 5G」の良かった点は以下のとおりです。
ミドルレンジとしては不満を感じないパフォーマンスと、しっかり撮れるカメラなどバランスの良いスマホです。
「Redmi Note 14 Pro 5G」のイマイチだった点
「Redmi Note 14 Pro 5G」のイマイチだった点は以下のとおりです。
ただし、現状ではおサイフケータイ(FeliCa)非対応がデメリットになってしまう場合はあるでしょう。
本記事の内容が参考になれば幸いです。
「Redmi Note 14 Pro 5G」アンケート
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