この記事には日本版「Zenfone 10」実機にドコモの「ahamo(アハモ)」SIMを挿してみた状況を紹介しています。
どうも、ガジェットブロガーのやすスマ(X:@yasu_suma)です。
注目のコンパクトハイエンドスマホで「ahamo」SIMを挿したらどうなるか気になる場合には参考にしてみてください。
なお、実機はASUS Japanさんよりサンプル機をお借りしています。製品版とは異なる部分があるのでご注意ください。
日本版「Zenfone 10」でドコモ「ahamo」SIMが使えるかチェック!
「Zenfone 10」は、2023年9月に日本発売の5Gスマートフォンです。
日本版はFeliCa対応で、FeliCa&防水防塵対応のコンパクトハイエンドスマホとして注目を集めています。
まずは日本版「Zenfone 10」のドコモ回線のバンド対応状況をチェックしておきます。
日本版「Zenfone 10」のドコモ回線のバンド対応状況
4G | 対応状況 |
---|---|
Band1 ※重要 | ◯ |
Band3 ※重要 | ◯ |
Band19 ※重要 | ◯ |
Band21 | ー |
Band28 | ◯ |
Band42 | ◯ |
5G | 対応状況 |
---|---|
n78 ※重要 | ◯ |
n79 ※重要 | ー |
n257 | ー |
日本版「Zenfone 10」の対応バンドはかなり充実。ドコモ回線で使われている重要バンドにほぼ対応していますが、5Gのn79には非対応です。
ドコモの5Gをバリバリと使いたい場合には注意が必要です。なお、海外メーカーのオープンマーケット向けスマホでn79対応のものはそれほど多くないです。
では、さっそく、日本版「Zenfone 10」にahamoのSIMカードを挿していきます。
「Zenfone 10」にahamoの物理SIMカードを挿す
「Zenfone 10」にカードスロットにahamoの物理SIMカードを挿してみます。
「Zenfone 10」はnanoSIMx2のデュアルSIM対応で、カードスロットはSIM2枚を表裏に挿すタイプのものです。なお、eSIMに非対応であるので注意です。
まず、ahamoのSIMカードを挿すとアンテナはすぐに立ちます。ただ、SIMカードを挿すだけではデータ通信可能の表示が出ません。
このあたりはサンプル機特有の挙動で製品版と異なるかは不明ですが、カンタンにデータ通信できるようになります。
「Zenfone 10」の設定を開いて、「ネットワークとインターネット」→「インターネット」と進み、SIMカード横の歯車マークをタップします。
「アクセスポイント名」を開くと、プリセットされているAPN情報一覧が表示されます。「ahamo(spmode.ne.jp)」があるので、有効にすればオッケーです。
ahamoのAPN情報を有効にすると、これでデータ通信が可能に。手順さえ知っていればカンタンですね。
なお、プリセットAPNには「spモード(spmode.ne.jp)」も用意されていて、こちらでも利用可能でした。
「Zenfone 10」で音声通話やデータ通信が使えるようになりました。さらに、Wi-Fiテザリングも問題なく利用可能です。
なお、ドコモは他社携帯電話機でドコモのSIMカードを利用する場合は一切の動作保証を行っていません。使用は自己責任になるのでご注意ください。
\ドコモ回線が月20GB2,970円/
まとめ:日本版「Zenfone 10」でドコモ「ahamo」SIMが使えるかチェック!
以上、日本版「Zenfone 10」実機にドコモの「ahamo(アハモ)」SIMを挿してみた状況について紹介しておきました。
筆者確認の結果としては、プリセットされているahamoのAPNを手動で選択すればすぐに利用可能でした。
もし、「Zenfone 10」にahamoのSIMカードを挿してデータ通信ができない場合にはAPN設定をチェックしましょう。
使い勝手の良いコンパクトハイエンドスマホ「Zenfone 10」にahamoのSIMカードを挿したらどうなるか気になっていた場合の参考になれば幸いです。
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