この記事には、スマートウォッチ「HUAWEI WATCH GT 3 Pro 46mm」をレビューした内容を紹介しています。
どうも、ガジェットブロガーのやすスマ(X:@yasu_suma)です。
HUAWEI Japanさんより、「HUAWEI WATCH GT 3 Pro 46mm」のサンプル機を提供いただきました。
「HUAWEI WATCH GT 3 Pro 46mm」を実際に使ってみて良かった点とイマイチだった点を正直に紹介しています。
素敵すぎる!「HUAWEI WATCH GT 3 Pro 46mm」実機レビュー!
「HUAWEI WATCH GT 3 Pro 46mm」は、ラウンド型の有機ELディスプレイ搭載のスマートバンド。「HUAWEI WATCH GT 2 Pro」の後継モデルです。
「HUAWEI WATCH GT 3 Pro 46mm」の価格
「HUAWEI WATCH GT 3 Pro 46mm」の実売価格は4万円前後で、ミドルハイクラスの位置付け。今回レビューの46mmモデルに加えて43mmモデルも有ります。
ニーズの高い機能に対応していることに加えて、どのようなプレミアムな要素をもっているかが重要なポイントです。
定評あるファーウェイのスマートウォッチには、多くのユーザーがマストな機能をほぼ隙なく揃っています。
よって、特にプレミアム要素になっている部分や、少し気になる部分を中心にまとめておきます。
46mmモデルはアクティブモデルとクラシックモデル有り!
「HUAWEI WATCH GT 3 Pro」にはアクティブモデルとクラシックモデルの2モデルがラインナップ。
モデルの違いは付属するバンドです。アクティブモデルにはブラックフルオロエラストマーベルト、クラッシックモデルにはグレーレザーベルトが付属しています。
なお、前モデルのクラッシックモデルにはレザーベルトとフルオロエラストマーベルトの両方が付属していましたが、今回のクラッシックモデルはレザーベルトのみに変更されています。
シンプルでおしゃれなレザーバンド
レビュー機はグレーレザーベルト付属のクラッシックモデル。とてもシンプルでおしゃれなレザーベルトです。
ウォッチ本体とバンドのマッチングがかなり好みで、フォーマルな場面も含めて使いやすいことがとても良いです。
一方で、ワークアウト中心の用途想定の場合はブラックフルオロエラストマーベルト付属のアクティブモデルの方が使いやすいでしょう。
バンド幅は22mmでバンド交換も楽しめる!
「HUAWEI WATCH GT 3 Pro 46mm」のバンド幅は22mm。バネ棒タイプになっていて、市販の22mm幅バンドに交換しやすくなっています。
また、純正の交換バンド「HUAWEI EasyFit 2」がオプション有り。安心の純正バンドが欲しい場合にはチェックしておきましょう。
1.43インチ有機ELディスプレイを搭載!鮮やかキレイで滑らかな動作!
「HUAWEI WATCH GT 3 Pro 46 mm」は1.43インチのAMOLED(有機EL)ディスプレイ(466×466)を搭載。
十分に明るく精細感がある表示で、とても満足できています。鮮やかでキレイな文字盤を楽しめます。
もちろん、タッチ操作に対するレスポンスはとても良好。右側面の回転式リューズなども使えるので、慣れるとかなり快適に操作することができています。
豊富な文字盤(ウォッチフェイス)が楽しめる!
本体内蔵の文字盤に加えて、HUAWEI Healthアプリには多様な文字盤が有り。秒針が動く文字盤もあります。
有料と無料の文字盤がありますが、無料文字盤も数え切れないぐらいに充実。デザイン性の高いと感じる文字盤がちゃんとあるので、文字盤選びも楽しい要素です。
全体的に文字盤のデザインに力を入れていることが分かり、ファーウェイの本モデルに対するこだわりを感じられる部分と密かに考えています。
耐久性の高いサファイアガラス採用で安心
「HUAWEI WATCH GT 3 Pro」は、高価格帯の腕時計で採用が多いサファイアガラスを採用。
サファイアガラスディスプレイで、傷つきにくく、高耐久の特徴が魅力です。ワークアウトで使用が想定されるスマートウォッチをより安心して使えるようになっています。
普段遣いで机にぶつけてしまってダメージが心配になることもありますが、大きなダメージなく使えています。
コストのかかるサファイアガラス採用は、まさにプレミアム要素といったところです。
常時点灯(AOD)表示対応がとても便利!
「HUAWEI WATCH GT 3 Pro」は常時点灯表示(AOD)に対応。常時点灯表示を有効にすれば素早く時間を確認できるのでとても便利です。
常時点灯表示にすると室内でも暗いと感じるスマートウォッチもありますが、「HUAWEI WATCH GT 3 Pro」の場合は直射日光下を除くと視認性に問題無し。
さらに、常時点灯文字盤が蛍光カラーになっているものもあることがとても印象的。暗所でも表示を見やすくて使いやすいです。
一方で、常時点灯表示を有効にする時間帯を設定できませんでした。例えば、就寝の時間帯に常時点灯表示を自動OFFしたかったところです。
なお、常時点灯表示を有効にすると、バッテリー消費は通常時の2倍強といった印象。ただ、バッテリー持ちがかなり良いので、常時点灯表示を使っても充電が極端にストレスになりません。
チタン製シームレスボディがプレミアム感を演出!
「HUAWEI WATCH GT 3 Pro」の実機を手にするとそのプレミアムなデザインがとても印象的です。筆者個人としては、本モデルの最大の魅力と感じています。
継ぎ目のないチタン製ボディにはエッジ加工とコーナーカットが施されていて、このあたりは中価格帯スマートウォッチとはレベルが違います。
また、本モデルからはチタン製の回転式リューズを新たに搭載。操作性の向上だけでなく、ウォッチとしての雰囲気を演出してくれます。
リューズを回転させるとコツコツと振動。使用開始直後には振動を楽しんでしまいました。
さらには、リアケースにもこだわりがあって、ナノセラミック製のリアケースを採用。その滑らかな表面加工によって、装着時にもより快適なつけ心地です。
マイクとスピーカー搭載でBluetoothハンズフリー通話に対応!
「HUAWEI WATCH GT 3 Pro」にはマイクとスピーカーを搭載。やや背面寄りの右側面にスピーカー、左側面にマイクが有ります。
スピーカーからは、お気に入りの曲を流せるだけではなく、ワークアウト時の音声案内もあります。
ただし、ワークアウト時の音声案内の音がかなりデカく、あらかじめ音量調整しておくことがおすすめです。
さらに、マイク搭載であるのでBluetooth通話に対応。スマートフォンを出さずにハンズフリー通話できるので便利です。
ただし、音声アシスタント機能に非対応です。高性能ウォッチであるので、ここは残念ポイントになるでしょう。
「HUAWEI WATCH GT 3 Pro」本体に音楽を保存可能!
また、ペアリング端末がAndroidであれば「HUAWEI WATCH GT 3 Pro」本体に音楽を転送・保存できます。
Bluetoothイヤホンをペアリングしておけば、ワークアウト中にスマホ無しで音楽を楽しむことができちゃいます。
できるだけ荷物少なく音楽を聞きながらワークアウトに励みたい場合には魅力的なポイントになります。
100種類以上のワークアウトモード!GPSも搭載!
「HUAWEI WATCH GT 3 Pro」には100種類上のワークアウトモードを搭載。セパタクローやボブスレーのモードも用意されている充実ぶりです。
右側面下のボタンを押すとワークアウト一覧が表示され、スピーディにワークアウトを開始できます。
なお、「HUAWEI WATCH GT 3 Pro」はデザイン性も重視したスマートウォッチで、装着時にそれなりに重さを感じます。ワークアウト想定の場合には重さをチェックしておくほうが良いでしょう。
5ATM相当の防水性を持ち、水深30mまでのフリーダイビング対応とのこと。なお、公称動作環境の温度は-20℃ ~+45℃です。
衛星測位システムはGPS/GLONASS/Galileo/BeiDou+ QZSSを内蔵。スマホ無しでワークアウトのルート記録が可能です。
HUAWEI Healthアプリを使ってアプリ追加に対応
「HUAWEI WATCH GT 3 Pro」はHUAWEI AppGalleryからサードパーティ製アプリをダウンロードして使用できます。
ナビ系やツール系のアプリが中心で、数はそこまで多いわけではありません。
また、おサイフケータイ(FeliCa)には非対応です。スマートウォッチ単独でFeliCa決済したい場合には他製品を検討しましょう。
「HUAWEI WATCH GT 3 Pro」はiOSとAndroidに両対応!
「HUAWEI WATCH GT 3 Pro」はiOSとAndroidで使用可能。Androidスマホだけでなく、iPhoneともペアリングして利用できます。
ただし、iOSの場合には、音楽転送などの一部機能に制限があります。iPhoneで使いたい場合には事前チェックしておきましょう。
心拍数/睡眠/ストレスなどのモニタリング機能を搭載!
「HUAWEI WATCH GT 3 Pro」のウォッチ背面に8個のフォトダイオードをリング状に配置。
心拍数、睡眠分析、ストレスモニタリング、血中酸素レベルなどのモニタリング機能を搭載。
心拍数モニタリングでは、24時間モニタリングのデータを視覚的に分かりやすくチェックすることができます。
アプリを使えば、心拍数ではデータ期間も変更できるなど、さらに詳細な情報をチェックできます。
睡眠モニタリングでは、アプリを使えば睡眠時間に加えて睡眠の質のデータをチェックすることができます。
睡眠が点数で可視化されるので、とても分かりやすいです。筆者が昼間に寝落ちした日には、しっかりと昼寝が記録されています。
睡眠に関する知識も見ることができるので、大切な睡眠に対する捉え方の変化があるかもしれません。
ストレスモニタリングでは、ストレス状態をスコア化したデータを確認できます。
上の写真は、昼間から夕方にかけて外出して趣味を楽しんだものです。適度なストレスを感じながらしっかりと楽しめていることが分かりますね。
また、血中酸素レベルの測定にも対応しています。
通常使用で14日駆動のロングバッテリーがめちゃ魅力的!
「HUAWEI WATCH GT 3 Pro」のバッテリー持ちはとても良いです。バッテリー持続時間は、公称で通常使用で14日間、ヘビー使用で8日間。
筆者の場合は、それほど設定をいじらずに1日あたりで8%のバッテリー消費。常時点灯有効時のバッテリー消費量はその2倍強といったところです。
常時点灯有効時にも3~4日は無充電で使えています。
レスポンスが良好で、ヌルヌルで滑らかな画面表示を楽しめてのバッテリー持ちの良さは魅力大です。
「HUAWEI WATCH GT 3 Pro」はワイヤレス充電に対応。同梱されている充電クレードでの充電に加えて、手持ちのワイヤレス充電対応スマホでワイヤレスリバース充電できました。
充電スピードは気になるポイントですが、公称値で10分間で約25%、85分間で約100%の充電が可能です。実際に同梱の充電クレードを使ってみると、ほぼ公称値に近いスピードで充電できています。
充電頻度が低く、充電も速いので、充電に対するストレスがかなり少ないです。毎日充電必要なスマートウォッチと比べると圧倒的な違いになるでしょう。
「HUAWEI WATCH GT 3 Pro」のバッテリー持ちの良さは大きな魅力です。機能充実でありながら非常に満足できるバッテリー持ちです。
まとめ:素敵すぎる!「HUAWEI WATCH GT 3 Pro 46 mm」実機レビュー!
以上、スマートウォッチ「HUAWEI WATCH GT 3 Pro 46 mm」をレビューした内容をまとめておきました。
安価なモデルではありませんが、実機を手にするとすぐに分かるプレミアム要素があります。全体的に動作が軽快で、ストレス無く操作できることも大きなポイントです。
ラウンド型のデザインは高級アナログ時計のような雰囲気です。腕での存在感をアピールしたい場合には適しています。
その素敵すぎるウォッチデザインは、フォーマルなシーンも含めて多様なシーンに対応できるものです。
おサイフケータイ(FeliCa)や音声アシスタントには非対応ですが、その他のニーズの高い機能はちゃんと対応しています。
プレミアム感を強く感じられるスマートウォッチ!
実際に「HUAWEI WATCH GT 3 Pro 46mm」を使ってみると、前モデル同様にプレミアム感を堪能できる素敵すぎるスマートウォッチに仕上がっていると感じています。
長く大切に使えそうなスマートウォッチを探している場合には魅力的な選択肢になるでしょう。
参考になれば幸いです!
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