この記事には「Xiaomi Pad Mini」実機を使ってみてレビューした内容を紹介しています。

どうも、ガジェットブロガーのやすスマ(X:@yasu_suma)です。
Xiaomiコンパクトハイエンドタブレットで良かった点とイマイチだった点をまとめておくので、興味がある場合はぜひ参考にしてください。
魅惑のコンパクトタブ!「Xiaomi Pad Mini」実機レビュー!

「Xiaomi Pad Mini」は、2025年9月に日本発売のAndroidタブレット。人気のXiaomi Padシリーズにコンパクトモデルが登場。
コンパクトボディに国内Androidタブレット最高峰のハイパフォーマンスが大きな特徴です。
グローバル発表から2日後には日本でリリース。スピーディな日本展開はとてもうれしいポイントです。
「Xiaomi Pad Mini」のカラバリは2色!

「Xiaomi Pad Mini」ののボディカラーはグレー、パープルの2色展開。
筆者は8+256GBモデルのパープルカラーをチョイス。鮮やかなカラーに魅力を感じて選んでいます。
なお、日本版の市場想定価格は74,980円~です。
165Hz対応の8.8インチディスプレイを搭載!コンパクトで扱いやすい!

「Xiaomi Pad Mini」は、165Hz対応の8.8インチ液晶ディスプレイ(3008×1880)を搭載。コンテンツをしっかり楽しめる魅力的なディスプレイです。
画素密度が403PPIの高精細ディスプレイで、表示はかなりのきめ細かさ。
高精細であることに加えて、色の表現も十分にキレイです。有機ELでないことはまったく気になりません。

公称ピーク輝度は700nitsでタブレットとしては明るさ十分。また、視野角広くて不満なしです。

ベゼルは適度な太さで、手に持って使う場合にも良い感じです。なお、前面カメラはベゼル内に搭載しています。
もちろん、WidevineセキュリティレベルはL1に対応しています。
326gの軽量ボディで持ち運びにも便利!

「Xiaomi Pad Mini」は、公称326gの軽量ボディが大きな魅力です。

8.8インチのコンパクトサイズで小さめのカバンに入れて持ち運びたい場合にも適しています。
さらに、ごろ寝しながらの使うためには良い感じ。ごろ寝タブがほしい場合には要チェックです!

顔に落さないようには注意w
一般的な11インチクラスのタブレットと使い比べると、手に取るとその扱いやすさをすぐに実感できます。
最大165Hzのハイリフレッシュレートに対応!

「Xiaomi Pad Mini」のディスプレイは最大165Hzのハイリフレッシュレートに対応。滑らかな画面表示が楽しめます。

使用状況に応じてリフレッシュレートを動的に調整して、滑らかな画面表示とバッテリー持ちを両立しています。
最大のリフレッシュレートはアプリごとに異なりますが、例えばChrome使用時には最大90Hz駆動で無操作時には50Hzに切り替わります。
なお、リフレッシュレートは60Hz/120Hz/165Hz優先でも設定することができます。
ステレオスピーカーの音質が非常に良い!

サウンド面ではDolby Atmos対応ステレオスピーカーを搭載し、そのスピーカー音質は非常に良いです。
他のハイスペックスマホと比べてもその差は歴然で、低音もそれなりに鳴っています。
しっかりと動画コンテンツを楽しめるスピーカーとなっていることが魅力大です。
3.5mmイヤホンジャックは非搭載!

「Xiaomi Pad Mini」は3.5mmイヤホンジャックを非搭載。手持ちの有線イヤホンを使いたい場合にはチェックしておきましょう。
一方で、Type-Cを2ポート搭載の「デュアルType-Cポート」を採用。充電しながらType-Cの有線イヤホンも使えるなど、使い勝手の良さが魅力です。
ハイレベルなディスプレイとスピーカーでコンテンツを堪能できる!

「Xiaomi Pad Mini」はコンテンツを堪能できるディスプレイとスピーカーが大きな魅力。映像と音の迫力はスマホとはまったく異なるレベルです。
コンテンツを楽しむためのコンパクトタブレットがほしい場合には魅力的な選択肢になるでしょう。
「Dimensity 9400+」搭載で国内Android最高峰のハイパフォーマンス!

「Xiaomi Pad Mini」はハイエンド向けSoC「Dimensity 9400+」を採用。メディアテック製のハイエンド向けSoCです。
そのハイパフォーマンスによって、ヘビーユースも含めて幅広い用途を快適に楽しめることが大きな特徴です。
実測AnTuTuベンチマークスコアは257万!

「Xiaomi Pad Mini」の実測AnTuTuベンチマークスコアはおよそ257万。
ベンチマークスコアからも分かるように、発売時点で国内Androidタブレット最高峰のパフォーマンスです。
同じSoC搭載の「Xiaomi 15T Pro」と比べても、高い負荷の連続計測でもスコアは安定していて発熱は抑えられています。
スマホと比べると筐体サイズが大きいことがパフォーマンス面でメリットになっていることが分かります。
そのハイパフォーマンスぶりは、ヘビーユースだけでなく、普段遣いであっても十分に体感できます。
「Xiaomi Pad Mini」のハイエンド性能による軽快な動作感は非常に良いです。
microSDカードは非対応!ストレージ容量選びは慎重に!

「Xiaomi Pad Mini」のRAM容量は8GB/12GB(LPDDR5X)、内部ストレージ容量は256GB/512GB(UFS4.1)。
LPDDR5X+UFS4.1のハイエンド仕様です。なお、microSDカードを挿すことはできません。
筆者が購入した8+256GBモデルの初回起動直後のストレージ状況は以下のとおりです。

256GBモデルでストレージの残容量が238.2GB。想定用途を考えながら慎重にストレージ容量を選ぶことがおすすめです。
AndroidベースのXiaomi HyperOSを搭載!

「Xiaomi Pad Mini」のOSは「Xiaomi HyperOS」を搭載。Xiaomiスマホでもお馴染みのカスタムOSです。

Androidベースとなっているので、基本的な使い方で少し使えば慣れる場合が多いでしょう。

Xiaomiスマホでお馴染みのデュアルアプリやセカンドスペースにも対応しています。
Geminiを初めとして、AI文章作成やAI字幕などのAI機能もサポートしています。
OSとセキュリティのアップデート保証は?

「Xiaomi Pad Mini」のアップデート保証に関する公式アナウンスは確認できませんでした。
長く使いたいハイエンドモデルでもあるので、アップデート予定を明確してほしいと感じているところです。
生体認証は顔認証に対応!指紋認証は非対応!

「Xiaomi Pad Mini」の生体認証は顔認証に対応。
指紋認証は非対応で、前面カメラは短辺のベゼル内に内蔵されています。
実際の顔認証の使い勝手は良いです。認証から画面点灯までスピーディで快適に使えます。
GPS非搭載でナビ用途想定には注意!

「Xiaomi Pad Mini」はGPSを非搭載です。
タブレットでGPS非搭載は珍しくないですが、ナビ用途などを想定している場合にはチェックしておきましょう。
大容量7500mAhバッテリー&パワフルな67W急速充電!

「Xiaomi Pad Mini」のバッテリー容量は7500mAhで、67Wの急速有線充電に対応。

ワイヤレス充電は非対応
8インチクラスのタブレットとしては十分なバッテリー容量で、パワフルな急速充電です。

67W出力対応のACアダプターが同梱されているので、購入後すぐに快適な急速充電が使えます。
10分間の充電でバッテリー残量は47%→68%の21%増。短時間でもしっかりと充電できるので使い勝手は良いでしょう。
デュアルType-Cポート搭載で使い勝手が良い!映像出力に対応!

「Xiaomi Pad Mini」はType-Cが2ポートの「デュアルType-Cポート」仕様です。
充電と同時に周辺機器を使いやすかったり、縦持ちと横持ちのどちらでも充電しやすかったりと、使い勝手が良いです。
長辺側のType-CポートはUSB3.2 Gen1で、有線ケーブルでの映像出力にも対応しています。
短辺側のType-CポートはUSB2.0。ファイル転送にも対応しておらず、主に充電に使います。
ポートによって機能性が異なってくることは理解したうえで使い分けるようにしましょう。
1300万画素背面カメラと800万画素前面カメラを搭載!

「Xiaomi Pad Mini」のカメラは背面に1300万画素シングル(F2.2 1/3.06″)、前面に800万画素シングル(F2.28 1/4″)を搭載。
背面カメラでの撮影サンプルがこちらです。「Xiaomi 15T Pro」でも撮影しています。




カメラはそこまでハイスペックではなく、記録メモやビデオ会議用途が想定されるレベルです。
キレイに写真や動画を撮りたい場合にはスマホを使うようにしましょう。
「Xiaomi Pad Mini」の付属品を紹介!

「Xiaomi Pad Mini」の本体付属品はACアダプター、USBケーブル、クイックマニュアルです。
ディスプレイには保護フィルムが貼られていないので、必要な場合には忘れずに用意しましょう。また、保護ケースも付属していません。
日本版「Xiaomi Pad Mini」の価格

「Xiaomi Pad Mini」の価格は以下の通りです。
- 8GB+256GBモデル 74,980円
- 12GB+512GBモデル 93,980円
Dimensity 9400+搭載のハイエンドタブレットとしては納得感のある価格。
コンパクトタブレット代表格のiPad miniの79,800円~よりも少し安価な設定です。
日本版「Xiaomi Pad Mini」のスペック

日本版「Xiaomi Pad Mini」の主なスペックは以下のとおりです。
- OS:Android (Xiaomi HyperOS)
- ディスプレイ:8.8 インチ(3008×1880)
- SoC:Dimensity 9400+
- RAM:8GB/12GB
- ROM:256GB/512GB
- カメラ:REAR:13MP FRONT:8MP
- Wi-Fi:802.11 a/b/g/n/ac/ax/be
- 指紋センサー:-
- USB:Type-C
- バッテリー:7500mAh
- サイズ:205.13(W)x132.03(H)x6.46(D) mm
- 重量:326g
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まとめ:魅惑のコンパクトタブ!「Xiaomi Pad Mini」実機レビュー!

以上、「Xiaomi Pad Mini」実機を使ってみてレビューした内容について紹介しておきました。
「Xiaomi Pad Mini」は、まさに魅惑のコンパクトAndroidタブレットと感じられる仕上がりです。
実際に使ってみて良かった点とイマイチだった点をまとめておきます。
「Xiaomi Pad Mini」の良かった点
「Xiaomi Pad Mini」の良かった点は以下のとおりです。
扱いやすいサイズと高品質なディスプレイ&スピーカーによって幅広い用途をしっかりと楽しめます。
もちろん、Androidタブレット最高峰のパフォーマンスは快適そのものです。
コンパクトでハイパフォーマンスなAndroidタブレットがほしい場合にはかなり有力な選択肢になるでしょう。
「Xiaomi Pad Mini」のイマイチだった点
「Xiaomi Pad Mini」のイマイチだった点は以下のとおりです。
ハイエンドなタブレットであるので、アップデート予定は知りたいと感じるところです。
また、コンパクトサイズをいかしてナビ用途を想定したいときにGPS非搭載を残念と感じる場合はあるでしょう。
本記事の内容が参考になれば幸いです。
「Xiaomi Pad Mini」と「Xiaomi Pad 7 Pro」のスペック比較
「Xiaomi Pad Mini」と「Xiaomi Pad 7 Pro」のスペックを比較したものが以下のとおりです。
Xiaomi Pad Mini | Xiaomi Pad 7 Pro | |
---|---|---|
ディスプレイ | 165Hz 8.8″液晶 | 144Hz 11.2″液晶 |
解像度 | 3008×1880 | 3200×2136 |
SoC | Dimensity 9400+ | Snapdragon 8s Gen3 |
RAM | 8GB/12GB | 8GB/12GB |
ROM | 256GB/512GB | 128GB/512GB |
背面カメラ | 13MP | 50MP |
前面カメラ | 8MP | 32MP |
指紋認証 | 非対応 | 対応 |
バッテリー容量 | 7500mAh | 8850mAh |
急速充電 | 67W有線 | 67W有線 |
サイズ(mm) | 205.13×132.03×6.46 | 251.2×173.4×6.18 |
重量 | 326g | 500g |
価格 | 74,980円~ | 67,980円~ |
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