この記事にはXiaomiの5Gスマートフォン「Redmi 12 5G」実機でAnTuTuベンチマークスコアをチェックした状況を紹介しています。
どうも、ガジェットブロガーのやすスマ(X:@yasu_suma)です。
Redmi 12 5G のパフォーマンスが気になっている場合にはベンチマークスコアをぜひ参考にしてみてください。
「Redmi 12 5G」実機でAnTuTuベンチマークスコアをチェック!
Redmi 12 5G は Snapdragon 4 Gen2 搭載の5Gスマートフォン。低価格ながらおサイフケータイ(FeliCa)にも対応しています。
今回は Redmi 12 5G の8+256GBモデルを購入したので、実機でAnTuTuベンチマークスコアを計測しておきます。
さらに AQUOS sense 8 などのミドルスペックスマホと比較しておきます。
AnTuTu V9 ベンチマークスコアを3回連続で計測した結果をチェックしていきます。
「Redmi 12 5G」の実測 AnTuTu V9 ベンチマークスコア!
Redmi 12 5G の実測 AnTuTu V9 ベンチマークスコアはおよそ39万。高負荷の連続計測であってもスコアはかなり安定で、発熱は少なめです。
Snapdragon 4 Gen2 は省電力製の高い4nm製造プロセスであることも注目ポイントです。
ウェブ閲覧や動画視聴などの普段遣いでそこそこ快適に動作するパフォーマンスを備えています。
では、AQUOS sense 8 などの人気ミドルスペックスマホと比べるとベンチマークスコアの差がどのぐらいあるか気になるところです。
AQUOS sense 8 の実測AnTuTu V9 ベンチマークスコア
AQUOS sense 8 は Snapdragon 6 Gen1 搭載の5Gスマートフォン。売れ筋ランキング上位常連の人気スマートフォンです。
AQUOS sense 8 の実測 AnTuTu V9 ベンチマークスコアは以下の通り。
Redmi 12 5G のAnTuTuベンチマークスコアを少し上回っていることが分かります。ただ、スコア差はそこまで大きくないです。
各項目ごとに見ると、特にGPU項目に差があって、それが総合的なスコアの差につながっていることが分かります。Redmi 12 5G のグラフィック性能(ゲーム性能)は弱めと理解しておくと良いでしょう。
OPPO Reno9 A の実測 AnTuTu V9 ベンチマークスコア!
では、OPPOの人気Reno Aシリーズの最新モデル「OPPO Reno9 A」とも比較しておきます。
OPPO Reno9 A は Snapdragon 695 5G 搭載の5Gスマートフォンです。数多くのミドルレンジにも採用されている695 5Gであるので、ベンチマークスコアの差は気になるかと。
Redmi 12 5G のAnTuTuベンチマークスコアは、OPPO Reno9 A とかなり近いレベルであることが分かります。
実際の使用感もかなり似た印象です。項目ごとにみると特にGPUスコアで差があります。
「Xiaomi 13T」の実測AnTuTuベンチマークスコアと比較
Xiaomiのミドルハイ5Gスマートフォン「Xiaomi 13T」のAnTuTuベンチマークスコアもチェックしておきます。
「Xiaomi 13T」の実測AnTuTu V9ベンチマークスコアはおよそ82万。「Dimensity 8200-Ultra」搭載でパフォーマンスが非常に高いです。
このレベルになると動画視聴などの普段使いでもまさに快適な動作が楽しめます。
Androidデバイスの実測AnTuTu V9ベンチマークスコア
他のAndroidデバイスのAnTuTu V9ベンチマークのおよその実測スコア例は以下のとおりです。
機種名 | SoC | AnTuTuスコア |
---|---|---|
REDMAGIC 9 Pro | Snapdragon 8 Gen3 | 1,620,000 |
Zenfone 10 | Snapdragon 8 Gen2 | 1,250,000 |
Xiaomi 13T Pro | Dimensity 9200+ | 1,200,000 |
Xiaomi 12T Pro | Snapdragon 8+ Gen 1 | 1,080,000 |
POCO X6 Pro 5G | Dimensity 8300-Ultra | 1,030,000 |
realme GT 2 Pro | Snapdragon 8 Gen 1 | 990,000 |
POCO F5 | Snapdragon 7+ Gen2 | 950,000 |
Xiaomi 13T | Dimensity 8200-Ultra | 826,000 |
Zenfone 8 | Snapdragon 888 | 780,000 |
POCO X4 GT | Dimensity 8100 | 760,000 |
Pixel 7a | Tensor G2 | 680,000 |
POCO F3 | Snapdragon 870 | 680,000 |
Redmi Note 13 Pro+ 5G | Dimensity 7200-Ultra | 620,000 |
Xiaomi 11T | Dimensity 1200-Ultra | 600,000 |
Pixel 6a | Tensor | 590,000 |
Nothing Phone (2a) | Dimensity 7200 Pro | 580,000 |
POCO X3 GT | Dimensity 1100 | 570,000 |
Xiaomi Pad 5 | Snapdragon 860 | 570,000 |
Xiaomi 13 Lite | Snapdragon 7 Gen1 | 560,000 |
Mi 11 Lite 5G | Snapdragon 780G | 500,000 |
realme 9 Pro+ | Dimensity 920 | 490,000 |
OPPO Reno 10 Pro 5G | Snapdragon 778G | 490,000 |
AQUOS sense8 | Snapdragon 6 Gen1 | 470,000 |
Redmi Note 11 Pro 5G | Snapdragon 695 | 390,000 |
Redmi Note 13 Pro | Helio G99-Ultra | 390,000 |
Redmi 12 5G | Snapdragon 4 Gen2 | 390,000 |
OPPO Reno5 A | Snapdragon 765G | 380,000 |
OPPO A79 5G | Dimensity 6020 | 310,000 |
エントリー以外のスマホを中心に計測している結果です。ミドル機以上でみるとRedmi 12 5G のパフォーマンスは高くないことが分かります。
パフォーマンスをそれなりに重視したい場合にはもう少し性能上位のスマホがオススメです。
Redmi 12 5G の実測 AnTuTu V10 ベンチマークスコア!
さらに、Redmi 12 5G で AnTuTu V10 ベンチマークスコアを計測しておきました。
Redmi 12 5G の実測 AnTuTu V10 ベンチマークスコアはおよそ44万。ただし、GPUスコアは3D Lite版での計測です。
スコアの安定性と発熱状況はV9計測時と同様に問題ありません。負荷が掛かってもパフォーマンスが安定していることは魅力です。
OPPO A79 5Gの実測AnTuTu V10ベンチマークスコアと比較
低価格帯の5Gスマホで競合が予想される「OPPO A79 5G」の実測AnTuTu V10ベンチマークスコアも合わせて紹介します。
「OPPO A79 5G」は約39万のAnTuTu V10ベンチマークスコアでした。Redmi 12 5Gの方が上のスコアで、実際の動作にも少し差を感じます。
ただし、ディスプレイやスピーカーは「OPPO A79 5G」の方が好印象です。
Androidデバイスの実測AnTuTu V10ベンチマークスコア
Androidデバイスの実測AnTuTu V10ベンチマークスコアは以下のとおりです。
デバイス名 | SoC | AnTuTuスコア |
---|---|---|
REDMAGIC 9 Pro | Snapdragon 8 Gen3 | 2,160,000 |
Xiaomi 13T Pro | Dimensity 9200+ | 1,430,000 |
POCO X6 Pro 5G | Dimensity 8300-Ultra | 1,380,000 |
POCO F5 | Snapdragon 7+ Gen2 | 1,140,000 |
Google Pixel 7 | Tensor G2 | 890,000 |
Redmi Note 13 Pro+ 5G | Dimensity 7200-Ultra | 740,000 |
motorola edge 40* | Dimensity 8020 | 740,000 |
Nothing Phone (2a) | Dimensity 7200 Pro | 690,000 |
Redmi 12 5G* | Snapdragon 4 Gen2 | 440,000 |
OPPO A79 5G* | Dimensity 6020 | 390,000 |
V10計測はミドルハイ以上のスマホ中心で実施しているので、スコア差が分かりやすいかと。
まとめ:「Redmi 12 5G」実機でAnTuTuベンチマークスコアをチェック!
以上、Xiaomiの5Gスマートフォン「Redmi 12 5G」実機でAnTuTuベンチマークスコアをチェックした状況について紹介しておきました。
Snapdragon 4 Gen2 搭載スマホはけっこうレアであるので、そのベンチマークスコアが気になった場合もあるでしょう。
\今ならスマホ特価セール/
Snapdragon 695 5G搭載機と近いベンチマークスコア!
Redmi 12 5G の AnTuTu ベンチマークスコアはSnapdragon 695 5G搭載スマホとかなり近いレベル。主にライトな用途であれば問題ないパフォーマンスです。
ただ、競合機と比べてもグラフィック性能が弱めであることは理解しておきたいポイント。ゲームをプレイしたい場合には他のスマホを検討することがオススメです。
Redmi 12 5G のパフォーマンスが気になっている場合にぜひ参考にしてみてください。
以上、参考になれば幸いです!
「Redmi 12 5G」のスペック
「Redmi 12 5G」のスペックは以下のとおりです。
- OS:Android 13 (MIUI 14)
- ディスプレイ:90Hz 6.67インチ液晶(2460×1080)
- SoC:Snapdragon 4 Gen2
- RAM:4GB/8GB
- ROM:128GB/256GB
- カメラ:REAR:50MP+2MP FRONT:5MP
- Wi-Fi:802.11 a/b/g/n/ac
- 指紋センサー:○(側面)
- USB:Type-C
- バッテリー:5000mAh
- サイズ:76(W)×169(H)×8.2(D) mm
- 重量:200g
おすすめ記事
「Redmi 12 5G」情報をご覧頂いた方におすすめの記事を用意しました。ぜひ合わせてご覧ください。
「Redmi 12 5G」アンケート
「Redmi 12 5G」についてのアンケートを実施しています。よろしければ投票してみてください。